海外旅行時はビーサン持参を推奨。靴はシャワーキャップに入れるのがコツ
小物類は、バラバラにばらないように大きめのポーチに入れて、逆サイドのカート側に。女性の場合、アメニティーや化粧品類も、なるべく小分けの物を持って行くと軽量で、現地でも捨ててスペースを作ることができる。
「海外旅行中は自分が思っている以上に体調管理が難しいので、体温計も小物ケースにまとめます。ホテルの部屋や浴室には、洋服をかけたり干す場所がないので、S字フックを大・小ひとつずつ持っていきます。洗濯ばさみは持っていかず、干す時用に、事前にゴムにクリップをつけた状態にして持っていくと便利ですよ。検査等で鞄を開けられる際に、バラバラとしている状態を見られるのは恥ずかしいので、ケースにS字フックと一緒にしまっておきます」
S字フックと物干し用ゴムをひとまとめにしてポーチに収納。浴室に荷物が置けないホテルがあるので、通気性のいいメッシュの袋も一緒に詰める。このメッシュの袋を浴室で吊すのにもS字フックが活躍する。
アクセサリー類はメガネケースにまとめて入れるのが駒崎さん流。他に、コンパクトな折りたたみ傘。お出かけ用に使う小さなクラッチバッグ。寒い時のための軽量コートなどを詰めていき、パッキングは完了。帰りのお土産用に少しスペースを空けておくといい。
また、駒崎さんがお勧めするのが、手荷物の中に1日分の下着やパジャマになるTシャツ、ちょっとした食べ物などを入れておくこと。
「到着した時に預けた荷物がすぐに出てこなかったり、天候の関係で予定の空港に着陸できないなど、自分が思い描いていたスケジュールにならないことがあるので。例えば違う空港に着陸して、もともと着く予定だった空港に向かうための交通手段がわからないことがあります。バスや飛行機などの移動で時間もかかるので。あと、自分が食べたいタイミングで機内食が出てくるわけではないので、私はおなかがすいた時に食べられるカロリーメイトやチョコバーなど栄養のある食べ物を機内に持ち込んでいます」