ライフ
2015.07.21 16:00 女性セブン
20年前に買った時代遅れのストールを今の時代に復活させる方法
ファッションプロデューサーの植松晃士さんが、世のオバさんが美しく元気に生きられるようにアドバイス。今回は、随分昔のファッションアイテムを今の時代に復活させる方法です。
* * *
今回は私のお友達から教えていただいた、おしゃれの裏技を紹介します。お友達がとっても素敵な黄色ベースのストールをしていたので、「あら、かわいいわね」って褒めたら、「これ、20年近く前に買ったの」と言うではありませんか。
よくよく聞いたら、彼女はこの連載を読んで、大昔に買った黄色いストールを思い出したんですって。それで、クローゼットから発掘して、あらためて見てみると柄や色はとっても素敵なんだけど、巻くと「正方形の大判」だからボリュームが出すぎ。そこで、思い切って半分にカットしてしまったそうですがその切り方に感心しました。
まず正方形のストールを広げて、上辺の丁度半分の位置と右下の角をつなげて折ってみてください。次に左上の角と下辺の真ん中をつなげて折るんです。この線でカットすると簡単に平行四辺形のストールができあがります。
スカーフは正方形より長方形のほうが使いやすいし、何よりたんすの肥やしを再利用できるところが素晴らしい!
端の始末は、街のリフォーム屋さんで3000円くらいでやっていただいたそうですよ。さらに余った布でポケットチーフもできたんですって。
彼女はカゴバッグの目隠しに、使わなくなったエルメスのスカーフを使ったりと、小物遣いがとても上手。大昔の派手すぎるスカーフも、こうして素敵にリバイバルを果たしました。ぜひ、やってみてくださいね。
一方で最近、マンションを購入した別の女友達もいます。彼女は50代半ばで独身。「間取りを1LDKに変更した」と言うから、ひとり暮らし用。「…いろいろ、諦めたの?」って聞きそうになったけど、もちろんやめました。
とはいえ、趣味に仕事に前向きで、いつ会っても楽しそう。目をきらきら輝かせて生きている女性は、誰が何といおうと魅力的です。
逆によくないのは、ひまに任せてテレビ見ながら昼寝して大福食べて、というパターン。口を開けば不平不満が止めどもなくあふれ、その顔が定着してしまったら大変です。さあ、きれいな黄色い服を買いに街に出かけましょうね。
オバさん、万歳!
※女性セブン2015年7月30日・8月6日号
関連記事
トピックス

五輪組織委会長就任の橋本聖子氏 後ろ向きから一転、引き受けた理由

2022年前期朝ドラ、ヒロインは黒島結菜が有力視 NHKに貢献

西田敏行、ドラマの車椅子姿はリアル? 満身創痍で現場に臨む俳優魂

新型コロナワクチン 効果、作用、副反応…どのメーカーを打つべきか

天皇陛下が眞子さま結婚問題に言及 「裁可」を覆すに等しい内容か

渡部建、豊洲市場で再出発 ウニを並べる姿も「サマになってた」

GACKT、「分かってねえ!」と激怒し出国 愛犬譲渡炎上のその後
