芸能

霊能者「名古屋の神様」は松田聖子や寺島しのぶの名付け親

松田聖子の名付け親は「名古屋の神様」だった

 愛知県名古屋市を拠点に、もう50年近く、芸能界をはじめ政財界の著名人の間で「霊能者」として知られる存在が、沖紘子さんだ。
 
「聖子が歌手デビューしたのは、百恵さんが三浦友和との結婚と引退を表明した直後。当時絶頂期のアイドルだった百恵さんを失って、日本中が沈みがちだったところへきら星のように現れたのが聖子でした。

 1980年4月にデビューして、あっというまにスターの階段を駆け上がりましたよね。“聖子ちゃんカット”が社会現象になり、その年にリリースした『青い珊瑚礁』で数々の賞レースを獲得し、マスコミで聖子の特集がいろんな形で組まれました。そのとき、“松田聖子の名付け親”として、沖さんの名前が知られるようになりました」(芸能関係者)

 沖さんは聖子だけでなく、早見優(48才)や太川陽介(56才)、沢田知可子(52才)ら数々の著名人の名付け親でもある。生前の岡田有希子さん(享年18)が歌番組『ザ・トップテン』(日本テレビ系)に出演したとき、司会の榊原郁恵(56才)を「長距離ランナー」、岡田さんを「短距離ランナーの生命力」と表現し、岡田さんが亡くなった後、このシーンが話題になったこともあった。

「でもそれ以前から、沖さんは、いろんなところで噂される存在だったんですよ。とにかく、よくあたる霊能者でしたからね。関口宏さんのテレビ番組に出演することもありましたし、まだ沖さんが20代の頃だったと思いますが、寺山修司さんとラジオ番組で共演したこともありました。

 初めて沖さんに会ったとき寺山さんは、“馬のように足がぐっとしまっている女性とか、馬と同じように女性を選びますね”って言われたそうです。寺山さんは馬好きで馬主にもなったことがあるほどでしたが、まさかそんな形で初対面の沖さんに女性の好みを当てられるとは思ってもみなかったようで、“面白い!”となったそうです」(ラジオ局関係者)

 歌舞伎界でも沖さんは知る人ぞ知る存在だ。特に寺島しのぶ(42才)とはもう10年以上のつきあいという。

「もともと坂東三津五郎さん(享年59)が沖さんと親しかった縁と聞きました。寺島さんの本名は“寺嶋忍”ですが、芸名をどうするか相談して“寺島しのぶ”にしてから、女優として数多くの賞を受賞するようになったんです。そんな経緯があったから、今も公私にわたって親しく、長男・眞秀くん(2才)の名前も、生まれて来る前から、どうしたらいいか、随分沖さんに相談していたようですね。

 沖さんは毎月、その力を高めるために京都の鞍馬山に行くのですが、そこに寺島さんの弟・尾上菊之助さん(38才)と瓔子夫人(32才)が同行することもあるそうです」(梨園関係者)

 前述のとおり沖さんは、20代の頃まではその霊能力が話題を呼び、テレビ番組に出演することも少なくなかったが、結婚を機に表舞台から姿を消した。そして著名人がここぞのときに駆け込む「名古屋の神様」として噂される存在になっていた。

※女性セブン2015年8月20・27日号

トピックス

田村瑠奈被告(中央)
《父・修被告よりわずかに軽い判決》母・浩子被告が浮かべていた“アルカイックスマイル”…札幌地裁は「執行猶予が妥当」【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
田中圭
《田中圭が永野芽郁を招き入れた“別宅”》奥さんや子どもに迷惑かけられない…深酒後は元タレント妻に配慮して自宅回避の“家庭事情”
NEWSポストセブン
ラッパーとして活動する時期も(YouTubeより。現在は削除済み)
《川崎ストーカー死体遺棄事件》警察の対応に高まる批判 Googleマップに「臨港クズ警察署」、署の前で抗議の声があがり、機動隊が待機する事態に
NEWSポストセブン
ニセコアンヌプリは世界的なスキー場のある山としても知られている(時事通信フォト)
《じわじわ広がる中国バブル崩壊》建設費用踏み倒し、訪日観光客大量キャンセルに「泣くしかない」人たち「日本の話なんかどうでもいいと言われて唖然とした」
NEWSポストセブン
北海道札幌市にある建設会社「花井組」SNSでは社長が従業員に暴力を振るう動画が拡散されている(HPより、現在は削除済み)
《暴力動画拡散の花井組》 上半身裸で入れ墨を見せつけ、アウトロー漫画のLINEスタンプ…元従業員が明かした「ヤクザに強烈な憧れがある」 加害社長の素顔
NEWSポストセブン
筑波大学の入学式に出席された悠仁さま(撮影/JMPA)
悠仁さま入学から1か月、筑波大学で起こった変化 「棟に入るには学生証の提示」、出入りする関係業者にも「名札の装着、華美な服装は避けるよう指示」との証言
週刊ポスト
藤井聡太名人(時事通信フォト)
藤井聡太七冠が名人戦第2局で「AI評価値99%」から詰み筋ではない“守りの一手”を指した理由とは
NEWSポストセブン
趣里と父親である水谷豊
《趣里が結婚発表へ》父の水谷豊は“一切干渉しない”スタンス、愛情溢れる娘と設立した「新会社」の存在
NEWSポストセブン
米利休氏のTikTok「保証年収15万円」
東大卒でも〈年収15万円〉…廃業寸前ギリギリ米農家のリアルとは《寄せられた「月収ではなくて?」「もっとマシなウソをつけ」の声に反論》
NEWSポストセブン
SNS上で「ドバイ案件」が大騒動になっている(時事通信フォト)
《ドバイ“ヤギ案件”騒動の背景》美女や関係者が証言する「砂漠のテントで女性10人と性的パーティー」「5万米ドルで歯を抜かれたり、殴られたり」
NEWSポストセブン
“赤西軍団”と呼ばれる同年代グループ(2024年10月撮影)
《赤西仁と広瀬アリスの交際》2人を結びつけた“軍団”の結束「飲み友の山田孝之、松本潤が共通の知人」出会って3か月でペアリングの意気投合ぶり
NEWSポストセブン
田村容疑者のSNSのカバー画像
《目玉が入ったビンへの言葉がカギに》田村瑠奈の母・浩子被告、眼球見せられ「すごいね。」に有罪判決、裁判長が諭した“母親としての在り方”【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン