ライフ

インスタグラムでのナンパ Twitter、mixi等より低い障壁も

 TwitterやFacebookなどのSNSを通じてナンパを行なう「ネットナンパ」。サービスが普及するに伴って、それぞれの機能を利用したナンパの手法が考え出されるのが常だ。そんな「ネットナンパ」の世界で、ここ最近広がっているというのが「インスタナンパ」である。これは画像投稿サイト「Instagram」(インスタグラム)を利用したナンパ方法で、実際にインスタナンパをしてきた男性と会った経験があるという女子大生・Aさん(22歳)に話を聞いた。

「インスタでファッション系の写真をあげていたイケメンをフォローしていたら、あるときその人の友達からダイレクトメッセージがきました。『そのイケメンを交えて4人で海で会わない?』と言われたので、オッケーしました。夏休み中に由比ヶ浜で会って、4人で海辺で飲んで、そこにそれぞれの友達が合流していくという感じでしたね」(Aさん)

 インスタグラムには自分をフォローしていない相手にもダイレクトメッセージを送れる機能がある。しかし、見ず知らずの人に会うことに抵抗はなかったのだろうか。Aさんはこう続ける。

「インスタは写真の投稿なので、ある程度日常の様子とか、おしゃれな人だな、ということがわかるので不信感はなかったですね。むしろ『イケメンと会えるなんて嬉しい!』という方が大きかった。普段からお互い写真に『いいね!』しあっていると友達感覚になっていくんです」(Aさん)

 逆に、インスタグラムで会ったこともない女性をナンパする心理はどのようなものなのか。インスタナンパの経験者だという男性・Bさん(25歳・ネット広告勤務)はこう語る。

「インスタで評価される一番のポイントはおしゃれさ。くだらない日常の写真でも、ちょっとそれっぽく写真をとって加工すればおしゃれな人っぽく見えるんですよ。そうすると、どんどん若い女の子のフォロワーも増える。

 TwitterやFacebook、mixiを使ったナンパと違って、おしゃれな人同士が友達になる、という安心感を与えることができるんですよね。写真に対して『そのスニーカーかわいいね!』とか『そこのカフェ今度ぜひ一緒に行きましょう!』なんて書けば、余裕でダイレクトメッセージからLINEのID交換までこぎつけますよ」(Bさん)

 SNSの特性を活かして自己演出することがナンパ成功のカギだと語る。とはいえ、どれだけSNSを通じて交流しても、実際に会ってみるとイメージと全然違う、なんてこともあるので、ナンパに応じる女性には、ある程度のリテラシーを身につけてもらいたいところだ。よって、写真の腕があまりにも巧みだという自覚がある人は気を付けたほうが良いかもしれない。

関連記事

トピックス

STAP細胞騒動から10年
【全文公開】STAP細胞騒動の小保方晴子さん、昨年ひそかに結婚していた お相手は同い年の「最大の理解者」
女性セブン
水原一平容疑者は現在どこにいるのだろうか(時事通信フォト)
大谷翔平に“口裏合わせ”懇願で水原一平容疑者への同情論は消滅 それでもくすぶるネットの「大谷批判」の根拠
NEWSポストセブン
大久保佳代子 都内一等地に1億5000万円近くのマンション購入、同居相手は誰か 本人は「50才になってからモテてる」と実感
大久保佳代子 都内一等地に1億5000万円近くのマンション購入、同居相手は誰か 本人は「50才になってからモテてる」と実感
女性セブン
宗田理先生
《『ぼくらの七日間戦争』宗田理さん95歳死去》10日前、最期のインタビューで語っていたこと「戦争反対」の信念
NEWSポストセブン
焼損遺体遺棄を受けて、栃木県警の捜査一課が捜査を進めている
「両手には結束バンド、顔には粘着テープが……」「電波も届かない山奥」栃木県・全身焼損死体遺棄 第一発見者は「マネキンのようなものが燃えている」
NEWSポストセブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
ムキムキボディを披露した藤澤五月(Xより)
《ムキムキ筋肉美に思わぬ誤算》グラビア依頼殺到のロコ・ソラーレ藤澤五月選手「すべてお断り」の決断背景
NEWSポストセブン
(写真/時事通信フォト)
大谷翔平はプライベートな通信記録まで捜査当局に調べられたか 水原一平容疑者の“あまりにも罪深い”裏切り行為
NEWSポストセブン
逮捕された十枝内容疑者
《青森県七戸町で死体遺棄》愛車は「赤いチェイサー」逮捕の運送会社代表、親戚で愛人関係にある女性らと元従業員を……近隣住民が感じた「殺意」
NEWSポストセブン
大谷翔平を待ち受ける試練(Getty Images)
【全文公開】大谷翔平、ハワイで計画する25億円リゾート別荘は“規格外” 不動産売買を目的とした会社「デコピン社」の役員欄には真美子さんの名前なし
女性セブン
眞子さんと小室氏の今後は(写真は3月、22時を回る頃の2人)
小室圭さん・眞子さん夫妻、新居は“1LDK・40平米”の慎ましさ かつて暮らした秋篠宮邸との激しいギャップ「周囲に相談して決めたとは思えない」の声
女性セブン
いなば食品の社長(時事通信フォト)
いなば食品の入社辞退者が明かした「お詫びの品」はツナ缶 会社は「ボロ家ハラスメント」報道に反論 “給料3万減った”は「事実誤認」 
NEWSポストセブン