マラソンはカンボジアではNo.1の実力
猫:そのときぼく、43才なんですね。でも東京でやるんですから出ますよ! ぼくのためにあるんじゃないかなと思うくらいです(笑い)。何かしら関わりたいと思います。選手を育てるにしても、カンボジアのスタッフとして関われると思うし、カンボジアの選手が来たら、ぼくがアテンドもできるので。でもやっぱり、選手として出たいです。
――これからの目標、夢はありますか?
猫:来年リオ五輪があるので、そのスタート地点で、「にゃー!」とやって、猫まっしぐらに走るのが夢です!
――ところで、マラソン中は、何を考えているんですか?
猫:1万回くらい聞かれるんですけど(笑い)。大会まで節制してるから、にんじん戦法じゃないけど、終わったら何食べようとか、何しようとかって考えています。あとは時計とにらめっこです。ぼくはペースを決めて走るので、この地点を何分に通過すると、マジックで腕に書いておくんです。調子がいい時はその通りにいくので、プラスになるんですけど、ダメなときには悪いことばかり考えちゃいますね。
――よく考える“にんじん”は何ですか?