スポーツ

大八木淳史氏 「南ア戦勝利は世界のラグビー史に残る快挙」

 ラグビーW杯で日本代表が南アフリカ戦に勝利したことをテレビや新聞は、連日「奇跡」「大金星」と報道。つい最近まで総工事費が2520億円に膨らんだ新国立競技場建設を巡って、「2019年のラグビーW杯に間に合わせないといけないから、そのせいで計画変更できない」などと批判されていたことがまるでウソのようだ。

 この快挙には海外からも驚きの声が相次いだ。『ハリー・ポッター』シリーズの著者、J・K・ローリング氏はツイッターで「誰がこの筋書きを描けただろうか」と表現。南アの週刊誌、サンデー・タイムズは「マイク・タイソンが初めてKO負けした試合に匹敵する衝撃」と報じた。

 国内でもインターネットを中心に「すごさ」を喩えようとする者が続出。「序の口力士が白鵬を寄り切った」とか、「竹槍でB29を墜とした」「桐谷美玲が吉田沙保里にレスリングで勝った」という表現もあった。それほど“あり得ないこと”が起きたのである。

 日本代表のキャップ数30を誇る大八木淳史氏が大興奮で語る。

「代表メンバーに叱られるかもしれないけど、奇跡ですよ。勝った瞬間に涙が出た。我々は1991年にジンバブエ相手にW杯初勝利を挙げ、アジアラグビー史に名を残したが、値打ちがまるで違う。これは世界のラグビー史に残る快挙です!」

※週刊ポスト2015年10月9日号

関連記事

トピックス

元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン
日本テレビの杉野真実アナウンサー(本人のインスタグラムより)
【凄いリップサービス】森喜朗元総理が日テレ人気女子アナの結婚披露宴で大放言「ずいぶん政治家も紹介した」
NEWSポストセブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
伊勢ヶ濱部屋に転籍した元白鵬の宮城野親方
元・白鵬の宮城野部屋を伊勢ヶ濱部屋が“吸収”で何が起きる? 二子山部屋の元おかみ・藤田紀子さんが語る「ちゃんこ」「力士が寝る場所」の意外な変化
NEWSポストセブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
今年の1月に50歳を迎えた高橋由美子
《高橋由美子が“抱えられて大泥酔”した歌舞伎町の夜》元正統派アイドルがしなだれ「はしご酒場放浪11時間」介抱する男
NEWSポストセブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
STAP細胞騒動から10年
【全文公開】STAP細胞騒動の小保方晴子さん、昨年ひそかに結婚していた お相手は同い年の「最大の理解者」
女性セブン
逮捕された十枝内容疑者
《青森県七戸町で死体遺棄》愛車は「赤いチェイサー」逮捕の運送会社代表、親戚で愛人関係にある女性らと元従業員を……近隣住民が感じた「殺意」
NEWSポストセブン