お正月はついつい食べ過ぎてしまいがちだが、お正月に体重が急激に増えていても、この時点ではまだぜい肉ではない。
「食べた物はすぐぜい肉にはなりません。余った糖質はまず中性脂肪になって脂肪細胞にたまり、2日ほどかけて皮下脂肪になります」とは、AGE牧田クリニック院長の牧田善二さん。
つまり、3日以内に調整すれば、ぜい肉はつかないのだ。ではなぜ、正月はすぐに太るのか。その答えはズバリ“水分”にある。
「原因は水分が滞って起こる “むくみ”です」(竹田竜太鍼灸整骨院院長・竹田竜太さん)
正月には、むくみやすい習慣が潜んでいる。日常生活では会社に行く・家事をするだけでも運動になるが、正月はこたつに入ったまま動かないし、帰省のため、車に長時間座ったままでいるなど、運動不足になりやすい。そうなると、筋肉が硬くなって、リンパ液が流れにくくなり、むくむのだ。
さらにこんな原因も。
「おせちは保存食なので塩分が高く、食べすぎるとむくみやすくなります」と、管理栄養士の平原あさみさんも言う。
※女性セブン2016年1月7・14日号