切りっぱなしのロブ、前髪はセンターパーツが流行(写真提供/LIPPS)
前髪はセンターパートに流行が高まりつつあるが、顔型によっては似合わないタイプも。最後に、顔型別に似合うロブを教えてもらった。丸顔は、顔がシャープに見えるよう、前髪と長さを調節して縦の印象を強調するといい。
「顎のラインでカットしてしまうと丸顔が強調されるので、それより5cmほど長めにすることと、前髪をセンターパーツにすると、顔の長さができるので顔をシャープに見せることができます。毛先にパーマをかけると横に広がりができてしまうので、パーマは縦巻きにかけるといいですよ」
面長はその逆で、顎のラインでカットを。
「長さを出してしまうと縦長のシルエットになってしまうので、短いほうがいいと思います。長めに調節したい人は、表面にレイヤーを入れて丸みを出してあげてもいいですね。前髪は長めにして横に流すと面長が軽減されます。前髪を下ろして丸くパーマをかけても」
ベース型は、角張った顔立ちを隠すように、フェイスラインに添ったカットを。
「輪郭の補正は、顔の出る内枠の形と髪型の外側のシルエットで小顔に見せます。面長の人と同じように、レイヤーで表面の髪の長さを少し短くして重さの位置を少し上にあげて、フェイスラインに丸みが入るようにカットするとエラの張りが目立たなくなります。前髪は、顔周りが四角くならないように、どこかに隙間を作ってあげるといいです。自然に流すか、流行りの隙間のある軽い前髪に。綾瀬はるかさんのようなアシンメトリーなら、幼くなりすぎません」
逆三角は、パーマでボリュームを出したスタイルや、顔のラインをあえて出すスタイルをオススメする。
「輪郭がシャープなので、華やかにパーマをかけてボリュームを出すといいと思います。前髪に隙間がある方が似合うので、下ろして隙間を作ってあげる。逆三角の人は顔が小さい人が多いので、華やかさ出すなら顔の面積を出すほうが明るい印象になります。ベースラインも出した方がいいと思います。誰でもできる髪型ではないので、ロブにして耳にかけたスタイルもオススメです」
撮影■小彼英一(水原希子)