水原希子一覧

【水原希子】に関するニュースを集めたページです。

アメリカでインティマシー・コーディネーターとして活動するアッシュ・アンダーソンさん。自身も俳優だった
「インティマシー・コーディネーター」の仕事は台本チェックから“徹底的に意思確認”
 ここ最近、映像業界では性暴力の被害が相次いでいる。3月には映画『蜜月』の榊英雄監督(52才)から、「性行為を強要された」と訴える女性4人の告発記事が週刊誌に掲載された。榊監督は報道の一部を認め、謝罪している。 そういった性暴力を防ぐ職業が「インティマシー・コーディネーター」だ。映画やドラマの撮影現場に第三者的立場として参加し、制作と俳優の間に立って、キスシーンやベッドシーンなど、性的なシーンの撮影を調整するのが仕事だ。 インティマシー・コーディネーターの仕事がスタートするのは、台本の最終稿が出来上がってからだ。日本初のインティマシー・コーディネーターの西山ももこさん(42才)が説明する。「撮影が始まる3か月前のこともあれば、直前になることもある。ただし、準備のために最低でも2週間は必要です。台本を受け取ったらすぐ読み込んで、該当するシーンを洗い出します」(西山さん・以下同) その後、監督に会って、具体的にどんな演出をしたいのか確認する。「例えば、ト書きに『服を脱ぐ』とあっても、監督に確認すると“脱ぐのは上着だけでいい”ということもある。『2人、夜を過ごす』と書かれた後でシーンが変わり、『翌朝、ベッドで目覚める』とあれば、その間のイメージを明確にする必要があります。抱きしめ合うだけでいいのか、キスをするのか、疑似性行為まで必要なのか。監督が撮りたいイメージがわかれば、俳優に伝えて、どんな撮り方ならOKで、何が嫌かの意思確認をします」 西山さんは俳優に、「舌を入れてキスをしてもいいのか」「乳首は見えてもいいのか」と細かく確認し、あいまいなシーンを具体化する。「プロとはいえ、キスやセックスのようにプライベートなものを人前で演じるのは、精神的負担が大きい。本番の張りつめた空気の中、もともと聞いていなかったことが増えたり、されたくないことまでされたり、見せたくない部分まで撮影されたりすることも出てきてしまう。俳優側のNGも、作品のテーマや監督の説明で変わってきます。何がOKで何がNGなのかを明確にして、演技の流れを決めておくことがストレス軽減につながります」 特に経験が浅い俳優にとって、性的シーンの撮影は重圧としてのしかかるという。「現場で泣き出したり、逃げ出した女性もいたと聞きます。不安のある俳優には“演技の流れは私と監督で考えておくから、当日は気持ちだけ作ってきてほしい”と伝えることもある。ベッドシーンの喘ぎ声ひとつとっても、声を出すタイミングや大きさに悩むものです」 インティマシー・コーディネーターがいない現場では、「セックスなんて、普段からやっているんだからできるはず」というスタンスで、性行為の撮影が進むこともあるという。「アクションシーンには必ずアクションコーディネーターがいるのに、セックスシーンにはコーディネーターがいなかった。つまり、いままでは、性行為は誰でもできるというスタンスでやってきたのだと思います」 インティマシー・コーディネーターは女性だけではなく、男性の俳優も守るのが仕事。男性側にも「これはされたくない」という境界線があるので、確認が必要になる。アメリカでインティマシー・コーディネーターとして活動するアッシュ・アンダーソンさんは「権力関係があれば、性的暴力はどこにでも起こりうる」と強調する。「俳優のケビン・スペイシーが、少年に性的暴行を加えた事件をご存じでしょうか。性的暴行は女性にしか起こらないと考えるのは、思い込みです」 一方、日本では、男性俳優は相手のNGを気にすることが多いと西山さんは言う。「男性側の事務所から“共演相手の女性に何をしたらいけないのかを知りたい”とよく聞かれます。私はいつも本番までに本人たちの意思を確認し、“腰に手を回すのはOK”“舌を入れるキスはダメ”などと相手のNGを伝える。本番前にも再度確認して伝えます。女性からは“事前に互いのNGを知っておくと安心できる”と言われます」(西山さん・以下同) 契約社会のアメリカでは、事前に何をどこまで行うかを明文化し、制作側と俳優が契約を交わすという。「アメリカでは撮影の48時間前に制作側から“今回の撮影は、上半身のヌードまで”などと、俳優側に同意書を送ります。俳優は撮影までにやりたくないことを交渉できるし、撮影が終わるまで“やっぱり、やりたくない”と言うこともできる。でも制作側は撮影48時間前を過ぎると、同意書に書かれている事柄以上の、“やっぱり、下半身のヌードも撮りたい”などと条件を付け足すことができません」 日本でも「やっぱりやりたくない」と言うことは可能だ。ただし、日本では契約を交わす文化が根づいていないうえ、「ノー」と言いづらい環境に俳優たちは置かれている。「アメリカではノーと言われたときのために、最初から代役が準備されていることもある。でも日本の現場は予算も時間も限られていて、代役は常には準備されていません。ヌードを条件にオーディションに合格したけれど、途中で“やっぱりできない”となれば、“ヌードありきで受けたのに、いまさら何を言うの?”という空気がどうしても出てくる。“ノー”と言いやすい、アメリカのようなシステムを作るべきです」 撮影時には必要以上に見物客が集まってくることもある。俳優の水原希子(31才)も『シネマトゥデイ』の取材でこう語っている。《わたし自身、これまでも『セクシャルなシーンの撮影で、必要以上の人数が現場にいた』という話を耳にしたこともありますし、嫌な思いをしたことのある人もいると思います》 撮影現場のスタッフを最低限にしぼって、俳優がリラックスできる環境を作るのも、西山さんの仕事だ。「リハーサルの段階から私や助監督が声をかけて、人数をできるだけ減らします。メイクやスタイリスト、モニターを見る人も最低限にします」【プロフィール】西山ももこ/1979年8月23日、東京都生まれ。高校、大学時代にアイルランドで学び、チェコのプラハ芸術アカデミーでダンスを軸に表現活動を学ぶ。2008年に帰国し、翌年からアフリカ専門の撮影コーディネーターに。2020年にインティマシー・コーディネーターの資格を取得し、国内外の作品に携わる。※女性セブン2022年6月30日号
2022.06.21 07:00
女性セブン
俳優が安心して演じられるように全面的にサポートを行う「インティマシー・コーディネーター」は日本ではまだ2人のみ(写真/GettyImages)
日本には2人だけ、ラブシーンを調整する「インティマシー・コーディネーター」
「次のキスシーンでは舌を入れることになっていますが、そのままで大丈夫ですか?」。ある映画の撮影現場。主演俳優の女性に、スタッフの女性が質問する。俳優は少しためらい気味に、こう答える。「事前打ち合わせではOKと答えたけれど、やっぱりそこまではやりたくないんです」「OK。監督に伝えますね。ほかに嫌な部分はありますか?」「そうね……胸にキスをされるのもちょっと嫌」「お腹や太ももへのキスならどう?」「それはどちらも大丈夫」 意思確認が終わると、女性は監督のもとに向かう。俳優の意向をはっきりと伝え、代案を話し合う。監督や撮影スタッフ、出演者の事前確認が終わると、撮影リハーサルに入る。「これからリハに入ります! 最小限の人数でお願いします。それ以外のかたはスタジオの外に出てください」 くだんの女性の大きな声が響き渡ると、スタッフが次々にスタジオ外へと歩いて出る。少人数の静まり返ったセットで、ようやくベッドシーンの撮影が始まった──この女性の職業は「インティマシー・コーディネーター」。映画やドラマの撮影現場に第三者的立場として参加し、制作と俳優の間に立って、キスシーンやベッドシーンなど、性的なシーンの撮影を調整する。 疑似セックスや入浴、キスなど肌の露出・接触があるシーンは英語で「インティマシー・シーン(親密なシーン)」と呼ばれる。インティマシー・コーディネーターはそうした現場に仲介役として入り、俳優が安心して演じられるように全面的にサポートを行う。日本ではまだ認知度が低く、2人しかいない。その1人で日本初のインティマシー・コーディネーターの西山ももこさん(42才)が説明する。「私たちはヌードや性的描写のある撮影現場で、監督が描きたいイメージを明確化し、俳優側との橋渡しをします。俳優が萎縮せずに、嫌なことは“ノー”と言える環境を作るのも重要な役割で、双方が納得する作品作りのサポートを行います」 ここ最近、映像業界では性暴力の被害が相次いでいる。3月には映画『蜜月』の榊英雄監督(52才)から、「性行為を強要された」と訴える女性4人の告発記事が週刊誌に掲載された。榊監督は報道の一部を認め、謝罪している。 4月には、有名俳優が実名で声を上げた。水原希子(31才)が、同じ週刊誌の取材で、Netflixオリジナル映画『彼女』で梅川治男プロデューサー(61才)から、性的な要求を受けたと語っている。《撮影が始まる直前、梅川氏から性的なシーンでアンダーヘアを出すようにと要求されました。オファーの段階ではそうした説明はなく、出演が決まってから突然話を持ち出された。アンダーヘアを出すことが出演の条件になるのなら、最初からオファーは受けていませんでした》 これらは撮影現場で行われる性暴力のごく一部にすぎない。表に出ず、葬り去られる性暴力をなくすため、あらかじめ調整するのが、インティマシー・コーディネーターの仕事なのだ。パワーバランスを壊しながら、俳優の気持ちも監督の意見もくんで撮影をスムーズに進める 映像業界でインティマシー・コーディネーターが誕生したのは2018年頃のこと。ハリウッド女優たちが有名映画プロデューサーによる性暴力やハラスメントの被害をSNSで告白した「#MeToo運動」を機に、欧米で広まった。西山さんが説明する。「インティマシー・コーディネーターは民間資格で、アメリカを中心に複数の団体があります。私が資格を取った2020年の時点では世界で100人未満しかいない職業でしたが、次第に増えています。アメリカでは2018年、人気ドラマシリーズの『セックス・アンド・ザ・シティ』で知られる大手ケーブルテレビ局HBOが、同局で制作する全作品にインティマシー・コーディネーターの導入を決めました。日本には2人しかいませんが、海外ではほかの映画やドラマの制作現場でも導入がスタンダードになってきています」 日本で初めてインティマシー・コーディネーターが入った作品は、冒頭の水原が主演を務めた映画『彼女』だ。2021年4月に配信された同作品は、女性2人の愛を描いたストーリーで性的な描写が多い。梅川プロデューサーに不安を感じた水原がNetflixに提案して採用されたのだ。 今年2月から配信され、大胆な濡れ場が話題を呼んだNetflixオリジナルシリーズのドラマ『金魚妻』でもインティマシー・コーディネーターが起用された。配信記念イベントで、主演の篠原涼子(48才)は感想をこう語った。「何かあったら、途中で入ってきてくださったり、アドバイスしてくださったり。そういう安心感がありました」 だが、こうした仕事内容は決して単純なものではない。Netflix以外の映画やドラマを複数担当してきた西山さんが説明する。「いくら風通しのいい制作現場でも“仕事を依頼する側”と“受ける側”の潜在的な力関係が存在する。そのパワーバランスを壊しながら両者の意見をくんで、現場をスムーズに進めるのが私たちの役割。俳優の味方、代弁者と思われがちですが、厳密には違います。まずは監督の意見に耳を傾けて、どうやれば作品がよりよいものになるかを一緒に考えていきます」(西山さん)【プロフィール】西山ももこ/1979年8月23日、東京都生まれ。高校、大学時代にアイルランドで学び、チェコのプラハ芸術アカデミーでダンスを軸に表現活動を学ぶ。2008年に帰国し、翌年からアフリカ専門の撮影コーディネーターに。2020年にインティマシー・コーディネーターの資格を取得し、国内外の作品に携わる。※女性セブン2022年6月30日号
2022.06.19 07:00
女性セブン
左から高良健吾、門脇麦、水原希子
門脇麦&水原希子コンビの“組み合わせの妙” イメージ覆す役を好演
 門脇麦(28才)が主演を務める映画『あのこは貴族』が2月26日より公開中だ。水原希子(30才)や石橋静河(26才)など注目俳優が出演していることもあり、東京国際映画祭での上映後から評判の高かった作品だが、映画ランキングでは意外にもベスト10から外れてのスタートとなった。しかし、実際に鑑賞した人の口コミでは「間違いなく今年のナンバーワン映画」、「日本の“シスターフッド”映画に新たな傑作誕生」といった賞賛の声が多く見られる。映画や演劇に詳しいライターの折田侑駿さんも「大きな満足感と沢山の学びを得られる映画」と話す。 * * * 映画『あのこは貴族』は、山内マリコ(40才)による同名小説(集英社)を、映画『グッド・ストライプス』(2015年)で長編商業デビューを果たし、同作において新藤兼人賞を受賞した岨手由貴子監督(38才)が映画化したもの。新藤兼人賞とは、毎年、将来をもっとも期待させる新人監督に贈られる賞だ。前作はファンも多い。そんな岨手監督の待望の新作とあって、早くから期待の声が多く上がっていた。筆者は本作を鑑賞中、物語のテーマや構成、語り口、俳優陣の演技などに終始魅了され、鑑賞後は一人でも多くの方に本作を“見つけて”欲しい思いでいっぱいになった。 物語のあらすじはこうだ。東京という同じ大都会で暮らしながら、全く異なる境遇を生きる華子(門脇)と美紀(水原)。華子は東京の上流階級に生まれ育った箱入り娘であり、一方の美紀は地方から上京し、日々を自力で生き抜いている。交わるはずのない2人が交差し、互いの人生に触れることで、それぞれの生き方に影響を与え合っていく。2人の女性の生き方を通して社会の階級や格差がリアルに描かれており、至るところで「多様性」が求められる現代において、今こそ触れるべき物語と言えるだろう。 華子や美紀だけでなく、脇役陣にも注目したい。華子と美紀が邂逅を果たすきっかけとなる御曹司役の高良健吾(33才)は、タイプの異なる2人の女性を前に“2つの顔”を演じ分けた。また、良家に生まれたからこそ逃れられない宿命を背負う姿も淡々と妙演。彼の演じる人物に共感した観客も多かったようだ。そして、華子の友人を演じる石橋静河(26才)は、高い階層に生きる人間ではあるものの、旧来の価値観に左右されない“自立”を目指す女性を好演。美紀と同郷の友人役を務めた山下リオ(28才)は、筆者も身をもって知っている“上京組”の心境をケレン味なく演じ上げている。そんな人々の中心に立って物語を駆動させ、現代の社会構造を体現しているのが、門脇&水原コンビなのである。 このコンビの“組み合わせの妙”には鑑賞中に何度も唸った。本作が注目される一つの点として、門脇が“貴族”を演じ、水原が“庶民”を演じていることが挙げられるだろう。なぜならこの配役の発表時、「イメージと逆」といった懐疑的な声が少なからずあったからだ。確かに2人が出演した過去作を振り返ってみると、逆の方がイメージには合いそうな気がする。門脇の方が等身大の若者像を多く演じてきた印象があるし、水原はモデル業からキャリアをスタートさせていることもあり、どうしても華やかなイメージを抱いてしまう。ところが実際に本作を観てみると、この配役こそ最良だったのだと感じるのだ。 門脇の起用理由について岨手監督は、「私が門脇さんを一番最初に意識したのは、とあるCMでのバレリーナ姿でした。そのイメージがあるからか、彼女が庶民的な役を演じていてもどこか品を感じる。だからこそ華子役は門脇さんがいいなと」と述べている。また水原に関しては、「水原さんはオピニオンリーダーですし、“サバイブしてきた人”という印象があるんです。その点が美紀役にフィットするなと思いました」と、起用理由を明かしている。 この岨手監督の発言には大いに納得するとともに、上辺だけのイメージで2人の俳優を捉えてきたことを筆者自身恥ずかしく思った。いくら華やかに見える存在でも、そこに至るまでにどんな苦労があったのかは人それぞれで、ある程度の成功を得ても、さらにそこから生き残っていかなければならない。これは何の世界においても言えることだ。また、一つのイメージにはめこむことは、俳優である彼女たちの表現の幅も狭めてしまいかねない。本作は岨手監督の視野の広さと洞察力の高さの勝利と言えるだろう。今後こうしたキャスティング法の作品が増えるべきだと強く感じた。 実際、2人の演技はともに素晴らしい。門脇は控えめで“一歩後ろを歩く”女性像を丁寧に演じ、水原の演技は、東京で生きるため必死に生き、ときに余裕のなさを感じさせる表情が印象的だ。庶民側である筆者は門脇のような人物と普段交流は無いが、彼女の所作の一つひとつの美しさには真実味を感じたし、一方の水原のような人間には筆者自身多く出会い、筆者もまたどうにかサバイブしている側の人間だから、水原の細かな表情に共感した。門脇と水原は、両者の表情や佇まいの対比を上手く演じ、現代社会の階級構造を自然かつリアルに体現していた。 本作で描かれているのは、住む世界の異なる2人の女性が、恋愛や結婚だけでなく真の意味で人生を切り拓いていくさま。他者からのイメージやしきたりに縛られず、“自分の道”を見つけて変化していく華子と美紀の関係は、門脇と水原の組み合わせだからこそ成立したのだと思う。【折田侑駿】文筆家。1990年生まれ。映画や演劇、俳優、文学、服飾、酒場など幅広くカバーし、映画の劇場パンフレットに多数寄稿のほか、映画トーク番組「活弁シネマ倶楽部」ではMCを務めている。
2021.03.23 07:00
NEWSポストセブン
『あのこは貴族』(全国公開中) (c)山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会、配給:東京テアトル/バンダイナムコアーツ
門脇麦の「佇まいの魅力」 話題映画『あのこは貴族』Pが語った
 2月26日公開の映画『あのこは貴族』で主演を務める女優の門脇麦(28)。水原希子(30)や石橋静河(26)、山下リオ(28)など、新しい世代の実力派女優が多数出演する同映画で、門脇は大きな存在感を放っている。同映画のプロデューサーに話を訊いた。『あのこは貴族』は、山内マリコの同名小説を原作とした青春物語。映画化に際しては、これまで多数の映画賞を受賞してきた岨手由貴子が監督と脚本を務めるほか、音楽ユニット・COMBO PIANOの活躍でも知られる作曲家でピアニストの渡邊琢磨が劇伴を担当。出演者だけでなく製作陣にも注目が集まっている話題作だ。 同映画で門脇が演じるのは、東京出身で“箱入り娘”として不自由なく暮らしてきた主人公・榛原華子。婚約相手となるエリート弁護士・青木幸一郎(高良健吾)、さらに同じ東京で暮らしながらも別世界で生きる時岡美紀(水原希子)との出会いから、「結婚=幸福」だけではない人生の様々な価値が切り拓かれていくプロセスが描かれる。 主人公の友人で結婚を重視していない相楽逸子役を演じる石橋静河は、今回の映画でプロのヴァイオリニスト役に挑戦。また水原希子演じる時岡美紀の同郷の友人・平田里英役を演じる山下リオは、「水原希子ちゃんとは、旧友のよう」とコメントを寄せるほど役柄に入り込むなど、どの出演者の演技も注目に値する。 そんな魅力的な才能が集結した作品のなかで、主演・門脇麦はどのような魅力を発揮しているのだろうか。同映画でプロデューサーを務めた西ヶ谷寿一氏は、劇中の門脇の“佇まいや振る舞い”にポイントがあると語る。「この映画の主人公・華子は序盤から崖っぷちに立って右往左往します。むしろ右往左往“のみ”しています。冒頭で確固たる意思決定があって動くのが映画的とされる中、観客は受動的な華子につきあって“貴族社会”を覗いていきます。 躍動感あるアクションができるわけでも決定的なセリフを吐き出せるわけでもない中、感情の見えないお嬢様の“幸福な結婚実現”というミッションを完遂しようとする華子。その佇まいや振る舞いに注目していただきたいと思います」(西ヶ谷寿一氏) さらに西ヶ谷氏は、こうした“佇まいや振る舞い”を演じることができる若手女優は「そう多くない」と続ける。「特に人前での笑い方やお店でのオーダーの仕方。また、高級感溢れる背景での自然な佇まいを見ると、この役どころを演じられる若手女優はそう多くはなかったんだ、と気づきます。やがて夫となる人を介してとある女性と出会い、次第に自分を取り囲んでいた世界に気づき、大きな決断を下します。 岨手由貴子監督の脚本は、華子の決意を簡単に言葉にすることはしませんでした。華子がどこで大きな決断をするに至ったかは観客の想像にゆだねられています。是非終盤の華子の変化に至る門脇さんの映画的表現にご注目いただきたいと思います。泣いたり叫んだりが映画のお芝居ではないということを体感していただきたいですね」(西ヶ谷氏) まさに門脇麦は『あのこは貴族』の主演に適任だった。昨年はNHK大河ドラマ『麒麟がくる』でヒロイン・駒役を演じて大きな注目を集めるなど、今や女優として確固とした地位を確立したとも言える。とりわけ今作では“この役割を果たすにはこの人物しかいない”と選び抜かれた他の出演者や制作スタッフたちの活躍も相まって、より一層主役としての輝きを増しているのかもしれない。◆取材・文/細田成嗣(HEW)
2021.03.07 16:00
NEWSポストセブン
左から高良健吾、門脇麦、水原希子
門脇麦が水原希子の演技を絶賛「最高にかわいくてステキ」
 第33回東京国際映画祭の特別招待作品『あのこは貴族』が11月5日、東京・EXシアター六本木で上映され、舞台挨拶が行われた。主演の門脇麦、共演の水原希子、高良健吾、岨手由貴子監督が出席した。 山内マリコ氏の同名小説を原作とするこの作品。東京生まれで、裕福な家庭で育った主人公・榛原華子(門脇麦)と、地方から上京してきた時岡美紀(水原希子)という2人を通して、女性の葛藤や成長、人生を描く。高良は、2人を引き合わせる弁護士・青木幸一郎を演じる。 今回の役作りにあたって「“典型的なお嬢様”という役にはしたくなかった」「試行錯誤をした」という門脇に対し、自力で生きていく美紀と「リンクするように感じた」と話す水原。役への向き合い方には違いがあったようだが、門脇は「(水原が演じる美紀が)最高にかわいくて、かっこよくてステキです」と絶賛。一方の水原も、冒頭のシーンでの門脇の演技に対し、「なんとも言えない表情をしていて、あれだけで引き込まれちゃいました」とこちらも絶賛していた。『あのこは貴族』は2021年2月26日(金)に全国公開される。撮影/平野哲郎
2020.11.16 16:00
NEWSポストセブン
【動画】水原希子、Tinder会見に登場 マッチングアプリ使用を告白
【動画】水原希子、Tinder会見に登場 マッチングアプリ使用を告白
 水原希子さんがマッチングアプリTinderの「SWIPE NIGHT」日本初リリース記者発表会に出席しました。TinderのウェブCMに出演している水原さんは実際に同アプリのアカウントを持っており主に海外に行ったときに使用しているそう。水原さんは「地元の人に案内してもらったほうが絶対楽しい」とのことで趣味が合いそうな地元の女の子を探していると告白しました。海外であれば自分の正体がわからないと思ったそうですが、フィンランドでは身バレしてしまい、実際に会うには至らなかったそうです。
2020.10.02 16:00
NEWSポストセブン
水原希子、Tinder会見に登場 マッチングアプリ使用を告白
水原希子、Tinder会見に登場 マッチングアプリ使用を告白
 モデル・女優の水原希子が、9月8日に都内で行われた、マッチングアプリTinderの「SWIPE NIGHT」日本初リリース記者発表会に出席した。 TinderのウェブCMに出演している水原は、実際に同アプリのアカウントを持っており、主に海外に行ったときに使用しているという。「地元の人に案内してもらったほうが絶対楽しい」とのことで、趣味が合いそうな地元の女の子を探していると告白した。 また、海外であれば自分の正体がバレないと思いマッチングアプリを使っているという水原。しかし、フィンランドで相手から「You look like Kiko Mizuhara.」などと言われ、身バレをしてしまい、実際に会うには至らなかったという。撮影/高柳茂
2020.09.25 17:30
NEWSポストセブン
LGBTQと住まい[1] 東京レインボープライド代表に聞く“住まい探しの壁”。最新事情は?
LGBTQと住まい[1] 東京レインボープライド代表に聞く“住まい探しの壁”。最新事情は?
LGBTQ(セクシュアル・マイノリティの総称)の人々にとって “住まい探しはハードルが高いもの”という認識が持たれている。LGBTQをめぐる動きに大きな影響を与えた渋谷区の「渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例」制定から5年が過ぎ、状況はどのように変化しているのか。毎年この時期に、LGBTQの人々やその支援者によって東京で開かれるイベントで、LGBTQの認知拡大に影響を与えてきた「東京レインボープライド」の共同代表を務める杉山文野さんと、山田なつみさんに話を聞いた。「ゼロからは脱した」LGBTQコミュニティに対する認知LGBTQとは、L(レズビアン)、G(ゲイ)、B(バイセクシャル)、T(トランスジェンダー)、Q(クエッション)に代表される、セクシャル・マイノリティな人たちの総称。そして、東京レインボープライドはそうした性的少数派の人たちが、差別や偏見にさらされず、前向きに生活できる社会になるようにと始められた、団体であり、イベントだ。この「プライド」と名付けられたパレードイベントは、米国のニューヨークで1970年に始まり、市民運動の一つとして認知されていくと同時に、世界中で同様のパレードイベントが開催されるようになった。2013年から立ち上げに関わり、2019年に東京レインボープライドの共同代表理事に就任した山田なつみさんは、6年前を振り返り「イベントの協賛を企業さんへお願いしに行ったら、“LGBTって何?”って。ゼロから全てを説明しないといけない状況でした。それが2015年ごろから状況が変わり、企業の方から協賛したいという声をいただくようになりました」と話す。東京レインボープライド共同代表理事のトランスジェンダーの杉山文野(右)さん、レズビアンの山田なつみさん(左)(画像提供/東京レインボープライド)イベントの立ち上げ当初は、商品やサービスを利用してほしいという視点からの協賛が多かったというが、最近では「(LGBTQの)人材を採用したい」といった視点や、「(企業ブランディングを考慮して)セクシャル・マイノリティやその人たちを支援する“コミュニティ”への理解や協力を示したい」という観点での参加を決める企業が増えてきたという。「5年ほど前から、LGBTQへの理解は深まっているのではないか」と山田さんは話す。(画像提供/東京レインボープライド)少しずつ増えつつある“カミングアウトしない”住まい探し東京レインボープライドの共同代表理事である杉山文野さんが賃貸物件探しをしていた8年前、当時はまだ、LGBTQへの理解が浸透しておらず、LGBTQであることに対して好奇の眼差しを向けられたり、陰で噂話をされたりすることも少なくなかった。住まい探しにおいても不動産会社や大家の無理解からトラブルが起きていたことも耳にしていたという。そのため、コミュニティ内では住まい探しに関して「どこの不動産会社の対応が良かった」といった情報を共有することも多いのだそうだ。杉山さんは、カミングアウト(LGBTQであることを表明すること)することでスムーズに借りることができるならば、と不動産会社に自分がトランスジェンダーであることを“恐る恐る”カミングアウトした。すると、予想外にすんなりと受け入れられ「逆にびっくりした」という。不動産会社の担当者は、「杉山さんの担当になってから、男性の外見に対し、女性のお名前だったことから、自分なりに(杉山さんのことやLGBTQについて)調べてみたんですよ。記事も読ませていただきました。何も問題ありません」と話してくれた若い担当者の言葉に、心が暖かくなるのを感じたという。(画像/PIXTA)一方、山田さんは「7、8年前にパートナーと住まい探しをしていた時は、お互いの関係を説明せずにいると、女性2人で家を探しているというだけで、寝室が2つあるお部屋ばかり紹介されてしまったことがありました。パートナーと一緒に住むので、寝室は1部屋でよかったんですけれどね。また入居審査の過程で必ず聞かれることが、二人の関係性です。仲介する不動産会社の審査は通っても、大家(貸主)の審査で差別的な扱いを受けるといったハードルを感じた経験がありました」と話す。しかし、つい最近家を探した時には、不動産会社のカウンターでも大家の審査でも、パートナーの関係性を話す必要性もなく、また審査で止められることもなく借りられたのだとか。「だいぶLGBTQの存在が認知され、そういうパートナーや家族の形がある、ということが浸透されてきたのではないかと感じます」と山田さん。現在、妻、我が子と一緒に暮らす杉山さん(画像提供/杉山さん)“安心材料”としてのパートナーシップ証明書このようなLGBTQの認識の広がりは、2015年に渋谷区が定めた「渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例(通称パートナーシップ条例)」による影響が大きいという。同区が発行するようになった「渋谷区パートナーシップ証明書」を皮切りに、続々と他の自治体も同様の証明書を発行するようになった。杉山さんは「証明書を発行したこと以上に、行政が前提条件として、セクシャル・マイノリティの存在を認めたことが重要」と話す。それ以来、特に企業でカスタマービジネスにおいて、「LGBTQコミュニティ」の存在を意識するケースが増え始めたという。そしてこの証明書は、住まい探しにおいても効力を発揮する。「(証明書は)住まい探しにおける“安心材料”として機能している」と山田さん。実際、証明書によって、2人の関係を公式に証明することができ、住まい探しの際に不動産会社に一枚提出をするだけで担当者に多くを語らずにこちらの状況を説明することができる。“カミングアウト”や、精神的苦痛を伴う探り合いをしなくてもすむようになったことは大きい。(画像/PIXTA)また冠婚葬祭のシーンでは、かつてはパートナーの家族の不幸に対して休みの申請さえしづらいこともあったが、忌引きの申請が可能になったなど、家族同様の配慮が証明書の存在で可能になった企業もある。「異性のカップルが得られる保障と同じものを得られるのはありがたいこと」と山田さんは続ける。そして今後はこうした保障や経済的支援が手厚い企業を、LGBTQの人たちは積極的に働く先として選んでいくようになるだろうと話す。求められる地方自治体への広がり一方で、こうした証明書の発行はまだ一部の自治体のサービスに留まっている。この4月から、さらに13の自治体が同性パートナーシップ証明制度を導入しており、現在は都内7区1市を含む47の自治体が導入していることになる。しかし地方へ行くほどLGBTQの人たちが置かれている環境は厳しい。地方では、地域コミュニティの関係性の深さから“世間体”という壁が立ちはだかる。カミングアウトしにくいといった基本的なことから、たとえ家族にカミングアウトして受け入れられても、世間体を気にする親を察して都会に出ていかざるを得ない人がいるというのだ。また、今後は親の介護の問題が発生しても、都会からパートナーを連れてUターンすることに抵抗を感じるLGBTQのカップルもいるといった話もある。パートナーシップ証明書を発行する自治体が増えれば、場所に関係なく生活しやすい条件が増える。「こうした動きが進み、自治体の動きと民間企業の行動に変化が伴うことで、現在は戸籍上の男女間にしか認められていない婚姻制度など、最終的に法律の改正に進んでいけるのではないか」と杉山さんは話す。こうした状況を鑑みると、地方における認識の広がりには、LGBTQという言葉の認知が広まるとともに、LGBTQの当事者ではないが、その人たちを支援すると意思を表明している、「アライ」が増えることが不可欠だ。現在では、東京レインボープライドの趣旨に賛同した多くのLGBTQ当事者やアライ、企業が参加している(画像提供/東京レインボープライド)「アライ」とは、「LGBTQへの理解者・支援者」を指す。社会的にその存在は増えつつある昨今だが、LGBTQの当事者たちにとって、どのような付き合い方が求められているのだろうか。「みなさんがアライであるなら、(自分がアライであるという)声は、どんどんあげてほしいと思います」と杉山さん。「当事者に限らず、アライであるかどうかというのも、社会においては目に見えない。だからここにいる、という存在感を見せてほしいんです。(セクシャル・マイノリティを受け入れるのは)当たり前だと思っていても、あえてそのことを口にしない人が多いのですが、実際には、そう感じていることを伝えない限り、周りには見えないもの。まだまだ社会において当たり前になっていない今、ぜひ声をあげてほしいんです」今年のパレードはオンラインで新型コロナウイルスの影響で、大規模なイベントの中止が続く。ゴールデンウィーク直前の4月25日、26日に予定されていた「東京レインボープライド2020」も中止になった。だが、その代わりに、同日程で「オンラインパレード」が開催された。パレード開催予定日だった4月26日の13~16時に、ハッシュタグ「#TRP2020」「#おうちでプライド」をつけて、SNSへ写真投稿を行うだけでパレードに参加できるという企画だ。さらに、25日と26日には代々木公園で行われる予定だったフェスに出演予定だったアーティストやゲストを招いて、オンライントークライブをTwitterで実施。視聴者は約44万人にものぼった。25日には秋元才加のほか、エスムラルダ(八方不美人)、乙武洋匡、さかいゆう、為末大、天道清貴、中村 中、広海深海、古田大輔(メディアコラボ代表)、ミッツ・マングローブ、MEGUMIもゲストで登場(敬称略、画像提供/東京レインボープライド)26日には渋谷区の長谷部健区長のほか、菅大介(チェリオコーポレーション)、MISIA、水原希子、RYUCHELLもゲストで登場(敬称略、画像提供/東京レインボープライド)LGBTQを取り巻く住居探しの環境は、少しずつ改善が見られる。次の課題は「住みやすさ」のようだ。東京レインボープライドのように、地域を巻き込んだ活動によって認知が広がりつつあるが、また限られたエリアだけのものだ。今後、その活動がさらなる広がりを見せ、LGBTQを含む「どんな人にとっても住みやすい社会」になることを願う。●取材協力東京レインボープライド(寺町幸枝)
2020.04.30 07:00
SUUMOジャーナル
番組公式HPより
中谷美紀『Followers』 渦巻く賛否両論は成功の証
◆向いていない人がいないドラマ 新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛が続き、今、自宅で動画配信を視聴する人が増えている。そんな中、とりわけSNS上で議論を呼んできた配信ドラマがある。蜷川実花監督によるNetflixオリジナルシリーズのドラマ『Followers(フォロワーズ)』だ。 Netflixオリジナルシリーズといえば、昨年『全裸監督』が大きな話題を呼んだが、この『Followers』も2月末に公開されると、「今日のTOP10リスト」の上位に連日ランクインするなど、人気を集めてきた。だが、それ以上に注目すべきは、SNS上での感想が、賛否両論に分かれていることだ。主人公の生き方をどう感じるか。このドラマは観る者の価値観、とりわけ「女性の生き方」についての価値観を浮き彫りにする。『Followers』の内容を簡単に説明すると、アラフォーの人気写真家・奈良リミ(中谷美紀)と、女優の卵である20代の百田なつめ(池田エライザ)という世代の異なる二人を軸に、“東京の今”を貪欲に生きる様々なライフスタイルの女性たちを描く。蜷川実花監督が創り出す華やかな世界観に加え、沢尻エリカ、土屋アンナ、渡辺直美、水原希子ら豪華キャストがカメオ出演するなど見どころの多いドラマだが、賛否両論を生み出している中心は、何と言っても主人公・リミだろう。ツイッターには「私の物語」「憧れる」と絶賛の声が並ぶ一方で、「ダサい」「古い」の声も挙がる。感想を二分する理由は何なのか。芸能人をはじめ、女性の生き方に関するコラムや連載を多数持つライター・仁科友里さんに話を聞いた。「『Followers』は、向いてない人がいない、間口の広いドラマです。まず向いているのは、蜷川実花ファンの人はもちろん、キラキラした世界が好きな人、そういう世界に憧れている人。また、若い女性で世に出たい人、クリエイター志望の人も観るといいと思います。アメリカのドラマ・SATC(セックス・アンド・ザ・シティ)が好きな人にも向いています。女同士で酒を飲んであけすけにセックスの話をするような物語が好きな人ですね。 それからもう一つがお姫様気質の人。今の若い人は堅実と言われていますが、主人公と同世代のアラフォー、アラフィフ世代は青春時代に『なりあがる女』の実例やドラマをたくさん見てきた世代です。現在の自分のポジションにかかわらず、自分に思いがけない良いことが起きる、誰かが素敵なものを運んできてくれるかもしれないと信じられる。そういうストーリーを信じられる人には、向いていると思います。 これらに当てはまらないアンチ・キラキラの人は、一見、向いていないのですが、そういう人は別の視点で見ることができる。矛盾が多く、突っ込みどころが多いので、向いてない人も楽しむことができると思います」◆子供を産むこと=「女性の幸せ」とくくる昭和感 突っ込みポイントとして仁科さんが挙げた一つが、リミの考える「女性としての幸せ」だ。写真家として輝かしいキャリアを重ねてきたリミは、38歳で子供を産みたいと望み、一人で育てる覚悟で妊活を始める。「今の時代、結婚せずに出産したいという選択を否定する人はほとんどいないと思います。ただ、リミは、『仕事も、女性としての幸せも諦めない』と言っています。子供を産むという『個人』の選択を、なぜ『女性』の幸せとまとめてしまうのか。これでは、仕事なんてしてないで、結婚して子供を産むのが女の幸せだと言っていた昭和のおじさん、おばさんとあまり変わらないじゃないかなと。『私の幸せ』と言ってほしかったですね」 もう一つ、バリバリ働き、精神的にも経済的にも自立した女性たちが、出産や育児、あるいは家事を、女性の仕事だと思っているように感じられる点を指摘する。「リミは、100%を仕事と子供で分け合うのではなく、分母を200%にして、仕事も子供も両方を100%にしたいと頑張ります。それは欲張りでもなんでもなく、当然の欲求でしょう。 でも、それを実現するには男性に変わってもらうしかないと私は思うんですが、リミは男性に何も望まないんです。結婚するかどうかは別として、妊娠は女性一人でできるものではなく、出産育児も然りです。それなのに、出産・育児を女性の問題と考えているように感じました。 それは、育児に他人の手を借りないところにも感じます。クローゼットにはハイブランドがずらりと並んでいるのに、なぜベビーシッターにお金を使わないのか。育児を母親の仕事だと思っているからではないでしょうか。これほど仕事ができる女性という設定だったら、最強の育児軍団を作るという合理的な判断があってもよかったと思います」◆「男性を通じてしか社会とつながれない女性」とは誰なのか『Followers』が人気を博しているのは、今を生きる女性たちへのメッセージに溢れたドラマでもある点だ。共感する言葉も多い中で、仁科さんが突っ込みたくなったのは、「男性を通じてしか社会とつながれない女性にならないでください」という言葉だ。「具体的に誰のことを指しているか、ドラマの中で言及されないので想像すると、たとえば専業主婦だとしますよね。でも、専業主婦が社会とつながっていないわけでは決してないと思うんです。子育てや介護をしている人は世の中の動きに無頓着ではいられません。子供のいない専業主婦にしても、生活を営んでいるわけですから、社会と接点がないとは言えないでしょう。証券会社主催の投資セミナーには、既婚未婚、仕事の有無にかかわらず、老後に備えて投資の勉強をしたいという女性が増え続けているそうです。投資をするには社会の動きをよく知らないといけません。男性を通じてしか社会とつながれない女性、という表現には、やはり違和感があります。 そう考えていくと、リミの言う社会とは経済活動を前提とした社会であり、つまり経済活動をしていない人を認めてない、『稼いでナンボ』のように感じられます。このドラマは女性が働くこと、稼ぐことに大きな価値を置いていますが、収入の低い男性、専業主夫希望の男性は出てきません。でも、男女ともに働くことも、働かないことも認めるほうが、今の時代には合っている気がします。 ラストに出てくる『汝(なんじ)の道を進め、そして人々をして語るにまかせよ』は、このドラマの核となるメッセージです。これは多様性の時代にふさわしいメッセージですが、そのわりに、このドラマ自体がある層の女性に対して否定的なメッセージになっています。これもまた突っ込みポイントだと思いました」◆共感が必要なテレビ、ひとこと言わせるネット これだけ話題を呼んでいるのは、最近のテレビの方向性や潮流とは逆をいく点もあるようだ。仁科さんは言う。「私はテレビを見てコラムを書いているのですが、最近売れているタレントさんや女子アナは、『あえて欠点を見せることができる人』だと思っています。芸能人や女子アナが雲の上の人だった時代は終わっていて、いかに親近感を抱かせるかがポイントになっているとも言えるでしょう。視聴者に『この人も私と同じなんだ』と思わせなければ、共感も応援もしてもらえない時代なのかもしれません。 それに対して、『成功』や『姫気質』をストレートに打ち出してくるこのドラマは、若い世代には新鮮に、主人公と同じ、もしくは年上世代には懐かしく感じられて面白いと思いました。 テレビドラマと違って、SNS時代のネット配信ドラマとして『賛否両論巻き起こす』というのは、最高のプロモーションではないでしょうか。非の打ちどころがないものよりも『ひとこと言わずにはいられない』作品を作ることが才能であり、SNS時代の成功だと私は思います。主人公のリミは悪意などまるでない、女性をエンパワーしようとする存在です。しかし、よく見てみると、そこにうっすらと固定観念や性差別が感じられる。無自覚だからこそ根が深いわけで、だからこそ、いろいろな意見が寄せられるのでしょう」 リミの他にも、仕事に生きる女性、年下彼氏との恋愛を謳歌する女性、そしてSNSで夢を掴もうともがく若者たちなど、それぞれが手に入れたいものを手に入れるために、奮闘する。観た者は彼女たちの誰に共感するのか、あるいは反撥するのか。また、彼女たちの生き方を新しいと感じるか、古いと感じるか。世代によって捉え方も変わってくるだろう。いずれにせよ、“語りたくなるドラマ”であることは間違いない。
2020.04.12 07:00
NEWSポストセブン
延期や中止で運営が苦しくなる一方のライブハウス(写真はイメージ)
休業要請で窮地のライブハウス 「4月閉店」を決めた施設も
 4月7日、新型コロナウイルスの感染拡大を食い止めるため、政府が7都府県に発令した緊急事態宣言。それを受けて東京都が4月10日に発表した休業要請の対象施設の中には、クラスターの発生を招いたライブハウス等も含まれる見込みだが、すでに無数のライブが延期・中止されている現場は疲弊しきっている。音楽ライターの沖さやこ氏が、業界の苦境ぶりと再起をかける取り組みをレポートする。 * * * 新型コロナウイルス感染症に関して、世の中は日ごとに新たな局面を迎え続けている。2月に「不要不急の行動を避けるように」という自粛要請が出たものの、3月下旬から感染者数は増え始め、4月4日に東京都の1日の感染者数が初めて3桁に到達。7日に出た全国7都道府県の緊急事態宣言では、様々な種類の施設の休業要請が検討された。 2月26日、日本政府の新型コロナウイルス感染症対策本部にて安倍晋三首相は、多数の人間が集まるような全国的なスポーツ、文化イベント等について、大規模な感染リスクがあることを勘案し、2週間の中止、延期または規模縮小等の対応を要請した。EXILEやPerfumeが、ドーム公演開催当日にもかかわらずライブを中止したことも記憶に新しい。 それから数日後の3月初旬、大阪のライブハウスでクラスターが発生したとの報道が出た。密閉空間、密集場所、密接場面という「3つの密」を満たす場所はこの世に多数あれど、最初に「クラスター発生場所」として注目を集めてしまったこと、様々な土地から人が集まっていたこと、かねてから世間に根強く残る「ライブハウス=怖いところ」というイメージや固定観念などが重なり、ライブハウスはやり玉に上げられてしまったように思う。 音楽業界、特にライブハウス界隈は、ビジネス以上に“想い”で動いているシーンだ。ライブハウスは「素晴らしいアーティストを育てたい」、「この場所でなければ感じることができない貴重な時間を過ごしてほしい」という信念のもと運営を続けている。アーティストたちにとっても、自分たちが初めて公の場に出た始まりの場所であり、それはホームや故郷とも言い換えられる。 アーティストもライブ中止・延期を余儀なくされるなど損失は多く、中止や延期になった公演で販売するはずだったグッズを通販したり、インターネット配信での投げ銭システム投入、在宅での楽曲制作など、なんとか運営資金を回している状況だ。そして2月末から3月下旬の間は、ライブを行うことが困難になってしまったライブハウスに少しでも還元できるよう、無観客配信ライブや、観客の数を制限してライブを開催するなどして収益の寄付を行ってきた。 時を同じくして、ライブハウスも自粛要請に合わせて制限を設けながら営業をし、インターネットでの配信ライブを行うなど、この状況を打破しようと努めてきた。もちろん感染リスクを低くするためには、営業を中止するのが一番だ。だが営業ができなくなると収入がなくなり、政府から補償を受けられる確約もないため、経営破綻はもちろんライブハウススタッフの生活も危ぶまれる。 となると選択できる方法はひとつ。感染リスクを減らすために細心の注意を払いながら経営することだった。観客や出演アーティストの不安を少しでも払拭しようと、ライブハウスもSNSなどを通じて「スタッフの手洗いや手指消毒、マスク着用、場内の換気や消毒などを徹底している」と精力的に呼びかけてきた。 だがライブハウス=3つの密が生まれる危険な場所という印象がついてしまうと、世間の目は厳しい。ライブハウスやイベント企画者には毎日のようにSNSのダイレクトメール、電話などで苦情が入り、ライブハウスを守るべく動くアーティストにも、「こんな危険な場所を守ってどうするんだ」という批判が飛んだ。 それ以降の3月中は、日本での1日に判明した感染者数や死者数も増え続け、自粛要請期間も延長された。政府や都道府県は声明のたびに「3つの密を避けるように」と呼びかけ続ける。この期間に、政府から自粛を求める要望が書かれた書面が届いたライブハウスもあったそうだ。 ライブハウス側は「スタッフ、アーティスト、観客を危険にさらすわけにはいかない」という気持ちから、3月末日から営業を中止する店舗が相次いだ。なにより終わりの見えないこの状況は、多くのライブハウス関係者を苦しめている。「5月までこの状況が続くなら夏には廃業する」と公言するライブバーもあれば、4月末に閉店せざるを得ない状況に陥ってしまったライブハウスもある。 この状況を打破すべく発足されたのが、「#SaveOurSpace」だ。発起人はDJやライブハウスの店長、バンドマンなど、ライブハウスシーンの中で活動をしている人物たち。コロナウイルス感染拡大に伴う自粛要請に伴い、現在苦境に立たされているライブハウスやクラブ、劇場などの施設が速やかに休業できるよう、政府からの助成金交付に向けて積極的に行動を起こしている。 音楽家の坂本龍一や俳優の松田龍平、水原希子など多くの著名人が賛同人として名を連ね、3月31日までに30万人以上の署名が集まった。4月7日現在、菅義偉内閣官房長官ら10名の政治家へと嘆願書を提出している。 ライブハウス個々でも、この経営難を乗り越えるべく様々な取り組みを行っている。個人的なスペースとしての使用の呼びかけ、クラウドファンディング、オリジナルグッズ販売、YouTubeチャンネルの広告・投げ銭収益など、出来得る限りアイディアを振り絞っている。それもすべて、いつか来る収束のタイミングまで、この文化が生まれる場所を守るためだ。 寄付活動も起こり始めている。X JAPANのYOSHIKI氏は世界中の音楽関係者を支援する「COVID-19救済基金」に10万ドル(約1000万円)を寄付。世界最大のライブプロモーション会社のライブ・ネイションは、イベントやコンサート、ライブツアーの裏方スタッフを経済支援する世界規模の基金「クルー・ネイション」を設立し、1000万ドル(約10億円)の緊急資金援助を行う。 音楽レーベル/プロダクション「origami PRODUCTIONS」代表の対馬芳昭氏も、窮状に立たされている音楽関係者を支援するため、自己資金2000万円を音楽業界に寄付することを発表した。レコード会社・ユニバーサルミュージックも、コロナ被害の音楽業界への支援を発表。ライブパフォーマンスや新曲の配信、啓蒙活動や支援活動などを行い、社会不安を和らげるアーティストの活動も応援すると表明した。 とはいえ窮状であることに変わりはない。私自身も音楽ライターという職種のため、ライブレポートの仕事が入らないだけでなく、対面で行うインタビュー取材にも制限が出始めているため、収入は平均の半分以下に。ライブ配信スタッフも、困窮するアーティストやライブハウスの力になりたいという想いから、通常の5分の1程度のギャランティで動くケースも少なくない。 音楽業界の経済活動の多くを担うライブ産業が行えない今は、音楽に携わる人間たちにとって、なんとか首の皮一枚つなぎとめている状態だ。緊急事態宣言が出されたことで、自粛要請ではなく「休業要請」となった現在、経済状況は悪化の一途を辿る。「このままだと事務所も僕らに給料が払えなくなって、無一文になってしまう」 と冗談交じりに語っていたアーティストも、半分は本音だろう。飲食店やレコード店などを自身で経営するアーティストたちも、テイクアウトや通販などで場をつないではいるものの、通常通りの営業と比べれば収入は落ち込んでいる。 このままライブが行えない時期が続くと、ライブハウスだけでなく、フリーランスや専門会社に勤める音響スタッフや照明スタッフも廃業せざるを得ない。多くの音楽業界人はこの状態を1年続けるのはまず困難であると考えているはずだ。 文化とは生命活動において、「不要不急の行動」であり「3つの密」が生まれる場所にもなり得る。だがそれを生業としている人々も数多く存在し、大規模なコンサートなどに全国各地から人が赴くことで公共交通機関や宿泊施設の利用者が存在し、周辺の飲食店やケータリングサービス業者が潤うなど、文化の周りには文化以外の大きな経済活動が生じているのだ。 大阪府の吉村洋文知事は4月1日の定例記者会見で、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた要請に協力した民間事業者に補償を行う「インセンティブ制度」を導入する考えを示した。府の要請で店名を公表した大阪市内4か所のライブハウスに損失補償をするという。 また、東京都の小池百合子知事は、5月6日まで休業要請に応じた事業者には50万~100万円の「協力金」を給付すると発表した。 今後、国や自治体による緊急経済対策で、経営難に陥る中小の事業者がどれだけ持ちこたえられるか分からないが、これまでわれわれの心の豊かさを養ってきた文化施設の存続を切に願うばかりだ。
2020.04.11 07:00
NEWSポストセブン
沢尻エリカがドラマに登場、カット要請なくクリエイター尊重
沢尻エリカがドラマに登場、カット要請なくクリエイター尊重
 Netflixで配信中のドラマ『Followers』に、沢尻エリカ(33才)が登場していることがわかった──。「一瞬ドキッとしました。だってこのタイミングでエリカ様が本人役を演じている。復帰が早いと驚きました」(ドラマを見た人) 2月27日に全世界での配信が始まったNetflixのオリジナルドラマ『Followers』。主役は東京で華やかに生きていこうともがく女性たち。上京し、女優として成功を目指す女性を池田エライザ(23才)が、彼女を見いだす人気写真家を中谷美紀(44才)が演じている。監督は写真家の蜷川実花(47才)で脚本も一部手掛けている。全9話が配信済みだ。めまぐるしく変わるシーンの中で多くの著名人が登場し、一時も目が離せない。「中島美嘉(37才)がsayoというシンガー役で出演し、自身が作詞した楽曲を2曲も披露している。ほかにも、渡辺直美(32才)、水原希子(29才)などが2話目以降に登場。カメオ出演のキャストのほとんどは蜷川さんが直接LINEで出演依頼したそうです」(ドラマ関係者) なかでも目を引いたのが沢尻エリカだ。役柄は売れっ子女優である沢尻エリカ本人役で、広告撮影のシーンに登場し、白地に赤い水玉のワンピースを堂々と着こなした姿は、まさにエリカ様だ。 沢尻は現在、麻薬取締法違反で有罪判決を受け、執行猶予中だが、撮影は昨年の3~7月に行われたもの。しかし、Netflixは沢尻の出演シーンをカットしてほしいという要請はしなかったという。「Netflixでは作品がどの国でつくられたものであっても、クリエイターがつくりたい意思を尊重し、作品を最大限サポートしています」(Netflix広報) 出演者もスタッフも沢尻の登場シーンを取りやめた方がいいという人はいなかったという。 それだけではない。ほかにも前代未聞の方法で制作されたという。本作でファッションスーパーバイザーを務めた軍地彩弓さんが話す。「映像の制作スタッフは照明さんや大道具さんなども含めて男性だらけ、ということも多いのですが、今回の現場は女性が7割以上占めていることも。また、制作に入る前に、アシスタントを含めた全員がセクハラやパワハラの研修を受け、契約書にサインをしないとスタジオに来てはいけない仕組みに。女性が本当に気持ちよく仕事ができる現場づくりを徹底し、現場の雰囲気も最高でした」 本作の見どころである役者たちのファッションもこれまでの常識を破った。「通常、映画やドラマでは撮影日が突然変わったりするリスクがあったり、長時間の貸し出しが必要なため、ハイブランドの洋服を借りることが難しい。でも今回は人気スタイリストたちが香盤表とにらめっこしながら交渉を重ね、貸し出しを実現しました。 中谷さんはジバンシィやディオール、夏木マリさん(67才)はグッチ…といま、売れているものを演者が着ていたり、グッチやケンゾーでは前代未聞の店内ロケも行っている。いろんな常識を覆して蜷川監督だから実現しました」(軍地さん) 沢尻の“復帰”だけでなく、“前代未聞”だらけのドラマ『Followers』は1位を独走している。※女性セブン2020年3月19日号
2020.03.04 16:00
女性セブン
フェスでの目撃率が高いという山田孝之
松本潤、ヒゲも剃らずにフジロック参戦 一瞬気づかれず
「今回は誰に会えるかな?」、「あれ? 松潤じゃない?」、「いやいや似てる人だよ」――。7月26日から28日まで新潟・湯沢町苗場スキー場で開催された「フジロックフェスティバル2019」は、3日間で200組を超えるアーティストが出演。25日の前夜祭から4日間で延べ13万人が来場した。 日本における野外ロックフェスの草分けであり、出演アーティストだけでなく、観客も豪華なことで知られる。「今年も、フェスでの目撃率が高い山田孝之(35才)や松田龍平(36才)、沢尻エリカ(33才)、水原希子(28才)を見かけました」(フジロックの来場者) 観客がザワザワしていたのは、初日のゲート手前にあるバーでのこと。嵐の松本潤(35才)に似ている人がいると話題になったのである。「松潤が今までフジロックなどの野外フェスで遊んでいるという情報を聞いたことがなかったので、『さすがに違うでしょ』というムードでした」(前出・来場者) しかし、その“松潤ぽい”人が、本人と気づかれるまで、それほど時間はかからなかった。「開放的な雰囲気の中、お酒が進んだようで、お店の人に代わってお酒をつくり始めたんです。そうなったら、さすがにオーラを消せません。一気に“松潤がいる!”と広まりました。 マネジャーと2人で来ていたようですが、フェスは初めてで、楽しみにしていたようです。ずいぶん前から行き方や、宿泊先、当日の服装などを友達に相談して、数か月前に近くのホテルも予約。万全の準備を整えていたそうです」(松本の知人) 観客が一目でわからなかったのは、「ほかの理由があったから」と言うのは、別の観客だ。「フェス中はあまり身なりを気にしなかったのか、汗だくでヒゲもそっていなくて。周りの人からは『口のまわりが青いよ。そんなんじゃ誰も松潤だと思わない』と、ヒゲの濃さをいじられていましたね(笑い)」 音楽を楽しむ以外にも彼の目的はあったようだ。「山田孝之さんや松田龍平さんと合流したそうです。芸能人同士もここなら気がねなく遊べますからね。リラックスして、満喫できたのでしょう。『来年も必ず参加する!』と言って帰っていったそうです」(前出・松本の知人) 来年のフジロックは、東京オリンピック終了後の8月21日から開催される予定。 松潤の夏はさらに熱くなりそうだ。※女性セブン2019年8月22・29日号
2019.08.09 16:00
女性セブン
6月末からニューヨークに留学する予定だという野村
野村周平&琉花、りえ&森田… 平成最後の芸能人デート4連発
 ついに令和の時代到来まであとわずか。そこで、本誌・女性セブンが平成の最後にキャッチしたアツアツカップルの姿をお届けします!◆野村周平(25才)&琉花(21才) 元カノ・水原希子(28才)と破局した野村が選んだ新恋人は人気モデルの琉花。都内の住宅街を変装もせず、堂々と腕を組んでデート。片時も離れたくないようだ。◆宮沢りえ(46才)&森田剛(40才)「平成」を数多くの恋で彩ったりえが、最後に選んだのが森田。ふんわりとしたベージュのワンピース姿のりえを夫が甲斐甲斐しく支える。周囲を行き交う人々も「もしかして?」と二度見しちゃいました!◆小栗旬(36才)&山田優(34才) 都内の人気焼き鳥店で吉田鋼太郎(60才)、坂口健太郎(27才)らと食事を楽しんだ小栗夫妻。2児に恵まれ、“パパ歴”ももう5年となった小栗は、子供のあやし方も手慣れたもの。◆西島秀俊(48才) ドラマ『きのう何食べた?』(テレビ東京系)、映画『空母いぶき』と主演作品が相次ぎ、多忙を極める西島。たまの休日は“イクメン”に大変身。※女性セブン2019年5月9・16日号
2019.04.29 16:00
女性セブン
6月末からニューヨークに留学する予定だという野村
野村周平、モデルの琉花と腕組みイタリアンディナーデート
 4月12日の夜、都内の閑静な住宅街にあるイタリアンレストランに、野村周平(25才)と美女が、変装もせず腕を組み、入っていった。 前クールのドラマ『僕の初恋をキミに捧ぐ』(テレビ朝日系)で心臓病を患う高校生役を演じる重圧から解放されたからか、この日は大人の雰囲気の漂う店でリラックス。アーチ形の天井が洞窟を思わせる店のいちばん奥、カーテンで仕切られた個室からは野村と若い女性の笑い声が響いていた。その声の主は、モデルの琉花(21才)だ。「琉花ちゃんは『GINZA』『アンドプレミアム』『CREA』などのファッション誌で活躍しています。独特の雰囲気を持つ注目株で、最近は各雑誌から引っ張りだこですよ」(ファッション誌編集者) 前菜、メインの肉料理、そして手打ちのパスタを楽しみ、約2時間のディナーを終えると、ふたりは手をつないで店を後にした。片時も離れたくない、といった様子だった。「野村くんは今、久しぶりにスケジュールに余裕がある状態で、クラブで踊ったり友人の誕生日会に出席したりと、精力的に遊んでいます。琉花ちゃんとは、共通の知人を介して知り合い、最近仲を深めていったようです」(野村の知人) ふたりには共通の趣味がある。「野村くんはフィルムカメラで撮影したものをインスタにアップするほど、写真にこだわりを持っています。琉花ちゃんは父親がカメラマンで、本人も写真展を開いたり、ファッション誌にカメラマンとして参加するなど、プロ級の腕前です。共通の趣味の話題で、盛り上がっているようです」(前出・野村の知人) 野村といえば、かつては水原希子(28才)との熱愛が報じられていた。「希子ちゃんはアメリカ人と韓国人のハーフですが、琉花ちゃんもオーストラリア人と日本人のハーフ。野村さんのタイプがわかりますね(笑い)」(前出・ファッション誌編集者)※女性セブン2019年5月2日号
2019.04.17 16:00
女性セブン
常盤貴子『グッドワイフ』がどこか物足りない3つの理由
常盤貴子『グッドワイフ』がどこか物足りない3つの理由
 法廷を舞台にした作品は近年多いことから視聴者の見る目も肥えている。作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏が今季注目の作品について分析した。 * * * 常盤貴子の持つ独特な雰囲気と魅力、この人にしかない芯の強さと匂い立つような上品さが好きです。『京都人の密かな愉しみ』(NHK BS 2015~17年)では着物姿の常盤さんに、うっとりと見とれてしまった視聴者も多いのではないでしょうか。 それだけに新スタートのドラマに期待が膨らみます。常盤貴子主演『グッドワイフ』(TBS系日曜午後9時)は久々の民放連ドラ主役、しかもこの枠でいえば19年ぶりのTBS日曜劇場主演。ということで大注目。 物語は……エリート検事・蓮見壮一郎(唐沢寿明)が収賄容疑で逮捕された。妻で元弁護士の蓮見杏子(常盤貴子)は、専業主婦の身から弁護士へと16年ぶりに劇的な復帰をすることに。 そもそもアメリカで大ヒットしたドラマの日本版ですが、第1話(1月13日)を見て……正直、物足りなさとモヤモヤ感が残りました。いったいなぜなのか、理由を3つ挙げてみると──。【1】「弁護士」「法廷」にアマチュア感が漂う 法廷に立ったことがある人、少なくとも裁判を傍聴したことがある人ならわかるはず。ちょっと動いたり立ち上がったりしただけで裁判官にジロっと睨まれる、そんな「厳粛さ」が法廷にあることを。 法廷は静けさが特徴的な空間です。もちろん、裁判官も感情にまかせてタメ口をきいたりしない。それもこれも「法律」という特別な権威によって、法廷という場を際立たせるため。罪を裁くために敢えて、日常生活と切り離した特別な空気が必要になる。 弁護士という職業もそうです。法廷に立った時、素人のごとき緊張でオタオタしたりするなんてありえない、あってはならない。そんな態度なら最初から裁判に勝てないし、検察官や相手の弁護士に付けこまれるだけ。常磐さん演じる蓮見弁護士は、その意味で人物造形が物足りなかった。 私自身がこれまで会った弁護士や取材した弁護士、知り合いの弁護士、どの人を思い浮かべても、弁護士には特徴的な「職業スタイル」というものを感じます。一言で表せば「感情に流れない」冷静さ。常に目の前の出来事・事象を、自身の感情や感じ方とは別の、もう一つの視点で検証している複眼的なスタイル。「このことは法律的にはどうなのか」という枠組みで、改めて捉え直そうとする職業的スタイルです。 プライベートの時間はいざ知らず、仕事上でそうしたスタイルを身につけている職業人が「弁護士」だとすると……常磐さん演じる蓮見弁護士は物足りなくて、むしろ人間味・感情がある普通の人物に近い。そのスーツ姿は女性キャリア、大手企業の企画部課長といったあたりにフィットしそうです。 しかし、このドラマではきっちりとした「弁護士」の人物造形が求められるはず。なぜなら「専業主婦」という日常と「切れ者弁護士」の対比を、一人の女性の中でみせる物語だからです。【2】「専業主婦」の生活感は? では、一方の「専業主婦」感はどうでしょうか? 蓮見杏子は自宅に戻っても髪一つ振り乱すことなくキレイなメイクのまま、優雅に調理。片付いた台所、リビング。お風呂に入りなさい、片付けなさい、と子どもを叱ったりイライラしたりしない。まるでモデルルームに住んでいるみたいで日常生活の雑然とした感じが物足りない。 もう一点気になるのは、夫・壮一郎役の唐沢寿明さんと「夫婦」に見えない点。夫婦というより仕事の仲間か同僚といった感じに近い。夫婦特有の近さやそれゆえの憎悪感、接触感があまり感じられないのです。もちろん、物語は夫の不倫が露呈するところから始まるため、「怒る妻」として距離をとっているのかもしれないけれど。 むしろ蓮見杏子は、女手一つで子どもを育ててきたシングルマザーの方がフィットしそうな気配です。【3】配役は凄いけれど、どこか「既視感」が 吉田鋼太郎、滝籐賢一、唐沢寿明と、スケジュールを押さえるのも大変そうな今をときめく人気役者がズラリ揃っているゴージャスさ。3人の絡み合いなどまさしく企業ドラマや組織ものに特有の緊張感が漂いそうですが、その一方で流行の企業ドラマ的既視感も。 豪華な配役に安住することなく、独特なテイストや展開をいかに醸し出せるのか。水原希子さん、北村匠海さんあたり興味深い動きをしそう。今後の注目です。 あらためて今期の新ドラマを見回してみると、『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』(フジテレビ系)や『イノセンス 冤罪弁護士』(日テレ系)とリーガルものが目立ちます。『グッドワイフ』が他のドラマと違うのは「主婦である弁護士」が主人公である点。だとすれば、いかに蓮見杏子の個性を鮮やかに描き出すことができるかが、成否を分けるポイントになるでしょう。
2019.01.19 16:00
NEWSポストセブン

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