ライフ

丸亀製麺、はなまる、山田 3大うどんチェーン各々の特徴

丸亀製麺は「手づくり」「できたて」がこだわり

 ここ数年、急激に店舗数を増やしているのがうどんのチェーン店だ。本格的な味を手軽に楽しめるのが魅力の大手うどんチェーン店は、どこも同じように見えるかもしれないが、それぞれに「ウリ」がある。

 まずは最大手の讃岐釜揚げうどん 丸亀製麺。丸亀はとにかく「手づくり」「できたて」がこだわり。麺には添加物を一切使わず、北海道産の小麦粉と塩、水だけでつくる。季節やその土地の気候に合わせて配合の微調整まで行なうこだわりようだ。

 ヘルシー路線で一歩先を行くのがはなまるうどん。麺にはレタス1個分の食物繊維が含まれている。サイドメニューの天ぷらも、2015年4月から油を吸いにくい米粉配合の粉に変え、油分を最大40%カット。女性にも好評だ。

 一部に熱狂的な“信者”がいるのが、埼玉県を中心に展開する山田うどん。うどん屋だが、餃子やモツ煮込み(山田ではパンチと呼ぶ)など、100種類以上のメニューがあり、「ちょい飲み」の店としても人気。店員の9割が女性で家庭的な雰囲気が良いというリピーターも少なくない。

 以下、3チェーンの概要をどうぞ。

◆丸亀製麺
【創立年】2000年
【店舗数】国内777店舗、海外128店舗(2016年1月20日現在)
【展開地域】国内47都道府県と、12の国と地域
【代表メニュー】釜揚げうどん 290円(並)
【特徴】株式会社トリドールが運営。調理過程が目で楽しめるオープンキッチンの厨房を採用している。

◆山田うどん
【創立年】1935年
【店舗数】172店舗(2016年1月20日現在)
【展開地域】関東圏
【代表メニュー】かき揚げ丼セット 580円
【特徴】埼玉県に本社のある山田食品産業株式会社が運営。居酒屋的なメニューが充実。「ちょい飲み」利用客も多い。

◆はなまるうどん
【創立年】2000年
【店舗数】370店舗(2016年1月20日現在)
【展開地域】日本全国、中国、マレーシア
【代表メニュー】温玉ぶっかけ 300円
【特徴】吉野家ホールディングスグループが運営。品質向上を目的とし、麺・天ぷら・対面の3部門で「マイスター」制度を設ける。

※週刊ポスト2016年2月5日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

デコピンを抱えて試合を観戦する真美子さん(時事通信フォト)
《真美子さんが“晴れ舞台”に選んだハイブラワンピ》大谷翔平、MVP受賞を見届けた“TPOわきまえファッション”【デコピンコーデが話題】
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組・司忍組長2月引退》“竹内七代目”誕生の分岐点は「司組長の誕生日」か 抗争終結宣言後も飛び交う「情報戦」 
NEWSポストセブン
部下と“ホテル密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(時事通信フォト/目撃者提供)
《前橋・小川市長が出直し選挙での「出馬」を明言》「ベッドは使ってはいないですけど…」「これは許していただきたい」市長が市民対話会で釈明、市議らは辞職を勧告も 
NEWSポストセブン
活動を再開する河下楽
《独占告白》元関西ジュニア・河下楽、アルバイト掛け持ち生活のなか活動再開へ…退所きっかけとなった騒動については「本当に申し訳ないです」
NEWSポストセブン
ハワイ別荘の裁判が長期化している
《MVP受賞のウラで》大谷翔平、ハワイ別荘泥沼訴訟は長期化か…“真美子さんの誕生日直前に審問”が決定、大谷側は「カウンター訴訟」可能性を明記
NEWSポストセブン
11月1日、学習院大学の学園祭に足を運ばれた愛子さま(時事通信フォト)
《ひっきりなしにイケメンたちが》愛子さま、スマホとパンフを手にテンション爆アゲ…母校の学祭で“メンズアイドル”のパフォーマンスをご観覧
NEWSポストセブン
維新に新たな公金還流疑惑(左から吉村洋文・代表、藤田文武・共同代表/時事通信フォト)
【スクープ!新たな公金還流疑惑】藤田文武・共同代表ほか「維新の会」議員が党広報局長の“身内のデザイン会社”に約948万円を支出、うち約310万円が公金 党本部は「還流にはあたらない」
NEWSポストセブン
部下と“ラブホ密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(左・時事通信フォト)
《ほっそりスタイルに》“ラブホ通い詰め”報道の前橋・小川晶市長のSNSに“異変”…支援団体幹部は「俺はこれから逆襲すべきだと思ってる」
NEWSポストセブン
東京・国立駅
《積水10億円解体マンションがついに更地に》現場責任者が“涙ながらの謝罪行脚” 解体の裏側と住民たちの本音「いつできるんだろうね」と楽しみにしていたくらい
NEWSポストセブン
今季のナ・リーグ最優秀選手(MVP)に満票で選出され史上初の快挙を成し遂げた大谷翔平、妻の真美子さん(時事通信フォト)
《なぜ真美子さんにキスしないのか》大谷翔平、MVP受賞の瞬間に見せた動きに海外ファンが違和感を持つ理由【海外メディアが指摘】
NEWSポストセブン
柄本時生と前妻・入来茉里(左/公式YouTubeチャンネルより、右/Instagramより)
《さとうほなみと再婚》前妻・入来茉里は離婚後に卵子凍結を公表…柄本時生の活躍の裏で抱えていた“複雑な感情” 久々のグラビア挑戦の背景
NEWSポストセブン
兵庫県知事選挙が告示され、第一声を上げる政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏。2024年10月31日(時事通信フォト)
NHK党・立花孝志容疑者、14年前”無名”の取材者として会見に姿を見せていた「変わった人が来るらしい」と噂に マイクを持って語ったこと
NEWSポストセブン