芸能

社会人経験ない52才主婦 娘から「残念な人生」と言われ凹む

あさと一人娘の千代によるバトルも見所(公式HPより)

 週間視聴率が、放送開始から20%を超えているNHK連続テレビ小説『あさが来た』。その後編の見所の1つが、あさと一人娘の千代による母娘バトルだ。ふたりのバトルから考える、母娘の現実のカタチとは――。3人の主婦に聞いた。

「あさが千代に自分のやりたい仕事を自由に選べるように勉強に励んでほしいという思いはとてもわかります。娘は大学2年生ですが人生の先輩として、ついつい言いすぎてしまいます。

 私に何の資格もないからパート探しも一苦労です。だから、娘に勉強してほしいといろいろ言ってしまいます。 反発した時期もありましたが、最終的には私の言ったとおりの進路を選んでくれています。親が子供に、失敗する道を勧めるはずがありません。もし、その道で失敗したとしても、娘と一緒に別の道を探す心の準備もできています」(栃木県・49才・専業主婦)

 続いては、静岡県在住の52才の主婦の話。

「私は社会人経験がなく、お見合いで今の主人と結婚しました。夫は大企業の社員なので、はたから見たらうらやましがられると思います。でも先日、大学生の娘に『ママは世の中を何もわかってない。残念な人生だよね』と言われたときは、本当に落ち込みました。私の生き方に対して、思うところがあるようです。

 だから、あさと千代が文句を言い合うシーンはうらやましい。だって、千代はあさの生き方を認めているから反発するわけで、うちの場合は、私は反発の対象とも思われていないんですから」

 3人目は、東京都在住の52才主婦の話。

「うちの娘は、どんなことでも私にアドバイスを求めてきます。先日は『同じ大学の男の子が、つきあってほしいって言ってきたけど、どうしよう』って。

 好きだったらつきあえばいいし、そうでなければ断ればいい。そう言ったら『好きでも嫌いでもないから、ママが決めて』と。自分の人生なのだからしっかり考えてほしい。その点、千代はあさを否定したり反発したりしながらも、あれこれ自分で試行錯誤しているので、いいなあと思います」

※女性セブン2016年3月3日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

安福久美子容疑者(69)の学生時代
《被害者夫と容疑者の同級生を取材》「色恋なんてする雰囲気じゃ…」“名古屋・26年前の主婦殺人事件”の既婚者子持ち・安福久美子容疑者の不可解な動機とは
NEWSポストセブン
ブラジルにある大学の法学部に通うアナ・パウラ・ヴェローゾ・フェルナンデス(Xより)
《ブラジルが震撼した女子大生シリアルキラー》サンドイッチ、コーヒー、ケーキ、煮込み料理、ミルクシェーク…5か月で4人を毒殺した狡猾な手口、殺人依頼の隠語は“卒業論文”
NEWSポストセブン
9月6日に成年式を迎え、成年皇族としての公務を本格的に開始した秋篠宮家の長男・悠仁さま(時事通信フォト)
スマッシュ「球速200キロ超え」も!? 悠仁さまと同じバドミントンサークルの学生が「球が速くなっていて驚いた」と証言
週刊ポスト
ソウル五輪・シンクロナイズドスイミング(現アーティスティックスイミング=AS)銅メダリストの小谷実可子
《顔出し解禁の愛娘は人気ドラマ出演女優》59歳の小谷実可子が見せた白水着の筋肉美、「生涯現役」の元メダリストが描く親子の夢
NEWSポストセブン
ドラマ『金田一少年の事件簿』などで活躍した古尾谷雅人さん(享年45)
「なんでアイドルと共演しなきゃいけないんだ」『金田一少年の事件簿』で存在感の俳優・古尾谷雅人さん、役者の長男が明かした亡き父の素顔「酔うと荒れるように…」
NEWSポストセブン
マイキー・マディソン(26)(時事通信フォト)
「スタイリストはクビにならないの?」米女優マイキー・マディソン(26)の“ほぼ裸ドレス”が物議…背景に“ボディ・ポジティブ”な考え方
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる
《かつてのクマとはまったく違う…》「アーバン熊」は肉食に進化した“新世代の熊”、「狩りが苦手で主食は木の実や樹木」な熊を変えた「熊撃ち禁止令」とは
NEWSポストセブン
アルジェリア人のダビア・ベンキレッド被告(TikTokより)
「少女の顔を無理やり股に引き寄せて…」「遺体は旅行用トランクで運び出した」12歳少女を殺害したアルジェリア人女性(27)が終身刑、3年間の事件に涙の決着【仏・女性犯罪者で初の判決】
NEWSポストセブン
ガールズメッセ2025」に出席された佳子さま(時事通信フォト)
佳子さまの「清楚すぎる水玉ワンピース」から見える“紀子さまとの絆”  ロングワンピースもVネックの半袖タイプもドット柄で「よく似合う」の声続々
週刊ポスト
永野芽郁の近影が目撃された(2025年10月)
《プラダのデニムパンツでお揃いコーデ》「男性のほうがウマが合う」永野芽郁が和風パスタ店でじゃれあった“イケメン元マネージャー”と深い信頼関係を築いたワケ
NEWSポストセブン
園遊会に出席された愛子さまと佳子さま(時事通信フォト/JMPA)
「ルール違反では?」と危惧する声も…愛子さまと佳子さまの“赤色セットアップ”が物議、皇室ジャーナリストが語る“お召し物の色ルール”実情
NEWSポストセブン
9月に開催した“全英バスツアー”の舞台裏を公開(インスタグラムより)
「車内で謎の上下運動」「大きく舌を出してストローを」“タダで行為できます”金髪美女インフルエンサーが公開した映像に意味深シーン
NEWSポストセブン