国内

北海道新幹線の車内はリラックス空間でトイレも広々

話題の北海道新幹線。車内は乳製品をイメージしたクリーム色

 いよいよ北海道新幹線が3月26日に開業する。その開業前に、女性セブン記者は北海道新幹線に試乗してきた。車内はどんな感じ? 新函館北斗駅周辺はどうなってるの? など、気になる部分をレポートする。

 本州と北海道を結ぶ青函トンネルが完成してから、29年──ついに新幹線が海を渡り、北の大地へとつながった。これで東京~新函館北斗駅の所要時間は最短4時間2分になる。

 実際に記者が乗ったのは新函館北斗~木古内間の往復。新幹線が動き出すと、車窓からは雪一面広がる北の大地が飛びこんでくる。開業に併せてつくられた新函館北斗駅は、北海道の新たな玄関口として多くの人に利用されることになるが、今のところまだ周辺施設は少なく、正直ちょっぴり寂しい。

 これからさまざまな商業施設がオープンする予定だという。だが、はこだてライナーに乗り換えれば函館駅まで最短で15分で到着。五稜郭や函館朝市どんぶり横丁市場まではもう目と鼻の先なのだ。2030年度末には、新函館北斗駅~札幌駅区間が開業予定。北海道の夢は広がるばかりだ。

 車内は乳製品をイメージしたクリーム色で、柔らかい雰囲気に。座席に座ってみると頭部に付いている可動式ヘッドレストは上下に動き、自分の好きな位置で固定することができ、リラックスできる。普通車の壁や天井の一部は木目を採用。床は雪の結晶をアクセントにしている。電動車いすに対応した大型トイレも完備。誰にでも使いやすい広々とした空間だ。

※女性セブン2016年3月31・4月7日号

関連キーワード

トピックス

2011年に放送が開始された『ヒルナンデス!!』(HPより/時事通信フォト)
《日テレ広報が回答》ナンチャン続投『ヒルナンデス!』打ち切り報道を完全否定「終了の予定ない」、終了説を一蹴した日テレの“ウラ事情”
NEWSポストセブン
青森県東方沖地震を受けての中国の反応は…(時事通信フォト)
《完全な失敗に終わるに違いない》最大震度6強・青森県東方沖地震、発生後の「在日中国大使館」公式Xでのポスト内容が波紋拡げる、注目される台湾総統の“対照的な対応”
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の高場悟さんに対する”執着”が事件につながった(左:共同通信)
《名古屋主婦殺害》「あの時は振ってごめんねって会話ができるかなと…」安福久美子容疑者が美奈子さんを“土曜の昼”に襲撃したワケ…夫・悟さんが語っていた「離婚と養育費の話」
NEWSポストセブン
卓球混合団体W杯決勝・中国-日本/張本智和(ABACA PRESS/時事通信フォト)
《日中関係悪化がスポーツにも波及》中国の会場で大ブーイングを受けた卓球の張本智和選手 中国人選手に一矢報いた“鬼気迫るプレー”はなぜ実現できたのか?臨床心理士がメンタルを分析
NEWSポストセブン
数年前から表舞台に姿を現わさないことが増えた習近平・国家主席(写真/AFLO)
執拗に日本への攻撃を繰り返す中国、裏にあるのは習近平・国家主席の“焦り”か 健康不安説が指摘されるなか囁かれる「台湾有事」前倒し説
週刊ポスト
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
週刊ポスト
優勝パレードでは終始寄り添っていた真美子夫人と大谷翔平選手(キルステン・ワトソンさんのInstagramより)
《大谷翔平がWBC出場表明》真美子さん、佐々木朗希の妻にアドバイスか「東京ラウンドのタイミングで顔出ししてみたら?」 日本での“奥様会デビュー”計画
女性セブン
パーキンソン病であることを公表した美川憲一
《美川憲一が車イスから自ら降り立ち…》12月の復帰ステージは完売、「洞不全症候群」「パーキンソン病」で活動休止中も復帰コンサートに懸ける“特別な想い”【ファンは復帰を待望】 
NEWSポストセブン
「交際関係とコーチ契約を解消する」と発表した都玲華(Getty Images)
女子ゴルフ・都玲華、30歳差コーチとの“禁断愛”に両親は複雑な思いか “さくらパパ”横峯良郎氏は「痛いほどわかる」「娘がこんなことになったらと考えると…」
週刊ポスト
話題を呼んだ「金ピカ辰己」(時事通信フォト)
《オファーが来ない…楽天・辰己涼介の厳しいFA戦線》他球団が二の足を踏む「球場外の立ち振る舞い」「海外志向」 YouTuber妻は献身サポート
NEWSポストセブン
海外セレブも愛用するアスレジャースタイル(ケンダル・ジェンナーのInstagramより)
「誰もが持っているものだから恥ずかしいとか思いません」日本の学生にも普及する“カタチが丸わかり”なアスレジャー オフィスでは? マナー講師が注意喚起「職種やTPOに合わせて」
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「旧統一教会から返金され30歳から毎月13万円を受け取り」「SNSの『お金配ります』投稿に応募…」山上徹也被告の“経済状況のリアル”【安倍元首相・銃撃事件公判】
NEWSポストセブン