ライフ
2016.03.31 07:00 週刊ポスト
ホステス必携の心得帖【7】 貴女自身の私生活

「クラブ宮上」の紗月さん
色気は売っても心までは売ってはいけない──こんな133の警句が並ぶ冊子が話題だ。大阪・北新地社交料飲協会の初代理事長(故人)が1980年に作った「ホステス心得帖」は昨年11月に再出版され、版を重ねている。男が読んでもためになる「お水の教科書」から、「貴女自身の私生活」の章を紹介しよう。(全10回)
(1)ケジメのある生活をすること。少なくとも「やっぱり水商売の女だ」などと言われぬこと。
(2)洗濯と掃除、室内の整理整頓はコマメにすること。リズムのある生活の基本である。
(3)自宅はいつ来客があっても、恥ずかしくないようにしてあること。精神のだらしなさは、部屋の片付け方に現れる。
(4)衣類の手入れは丹念に怠らぬこと。洋服や着物を何日も、ワードローブに掛けっ放しなどしないこと。
(5)食事はなるべく店屋物をとらず、手料理で食事をすること。
(6)毎朝、常に新聞やテレビ、ネット情報を気に掛けておくこと。情報や知識を蓄え、話題を豊富に持つことは、ホステスの義務である。
(7)食事は時間どおりに食べること。生活のリズムは、起床就寝と食事時間にあり。
(8)何か将来のために、稽古ごとをすること。リズムのある生活のためにもよい。
(9)店を一歩外へ出たら、世間一般の常識人として通用する人間であること。一目見てホステスと判るような、派手な服装は好ましくない。生活の区別がつかぬようでは、良い奥さんになれない。
(10)見栄っ張りな生活をしないこと。高収入は一時だけ、身分相応の暮しをすること。近所付き合いも忘れずに。また近所に迷惑をかけぬように。
※週刊ポスト2016年4月8日号
関連記事
トピックス

石橋貴明、浜田雅功、有吉弘行… 大物MCの人気女子アナ評価語録
週刊ポスト

スーパードラ1佐藤輝明に懸念される 阪神の「新人育成黒歴史」
週刊ポスト

『花束みたいな恋をした』が“リアル”で“刺さる”深い理由
NEWSポストセブン

永山絢斗、芸能界屈指のカーマニアが乗る「最強スペック欧州車」
NEWSポストセブン

豊洲市場で再出発の渡部建、苛烈バッシングが急速に収まったわけ
NEWSポストセブン

退職者相次ぐ秋篠宮家 皇室内のパイプ役期待される宮務官が就任
週刊ポスト

フット後藤輝基“行方不明”の息子が見つかりギュッと抱きしめた!
NEWSポストセブン

【動画】福原愛、帰国で夫婦別居へ 「毎日キス100回」から一転
NEWSポストセブン