芸能

日テレ女子アナ社内事情 水卜、鈴江、葉山らの明暗

ピンチを乗り越えてきた水卜麻美アナ

 画面に登場する姿が増えると話題になる女子アナの皆様方だが、今回はある女子アナが画面から“消える”ことがニュースになった。

 日本テレビの葉山エレーヌアナ(33)が6月の人事でインターネットへの番組配信などを手がけるインターネット事業部に異動することが分かった。突然の異動について、日本テレビ関係者が語る。

「アナウンス部との兼任ですが、事実上の“女子アナ引退勧告”です。社員も知らされておらず一時は騒然としましたが、驚いたのは本人でしょう。『なぜ私!?』と落ち込んでいるようです」

 朝の人気情報番組『スッキリ!!』のMCを長く務めた葉山アナだが、出産から復帰後はレギュラー番組もなく、たまにナレーションやニュースを読む程度。異動で本格的に画面から「消える」ことになりそうだ。

「彼女は能天気で、『スッキリ!!』が上重アナ騒動(※)で暗い雰囲気だった時も、1人だけハイテンションで浮いていたし、以前はアナウンス部の上司から派手な私生活を注意されていた。ついに上層部が戦力外通告した形です」(同前)

【※『スッキリ!!』のMCだった上重聡アナが、自宅マンション購入の際にスポンサーであるABCマートの創業者・三木正浩氏から多額の融資を無利息で受けていたことが発覚し、番組で謝罪した】

 女子アナが「画面」という居場所を得るためには、視聴者からの支持はもちろん重要だ。しかし、それ以上に明暗を分けるのはどうやら「社内事情」のようだ。

 葉山アナと対照的なのが『ヒルナンデス!』や『24時間テレビ』の総合司会など、局の看板番組を数多く担当する水ト麻美アナ(29)。実は彼女も、“消える”ピンチを乗り越えていた。大手広告代理店関係者がいう。

「人気女子アナなのに驕らず、代理店の関係者が常駐する部屋にも気さくにあいさつに来てくれました。『ヒルナンデス!』で共演する関ジャニ∞の横山裕さんと熱愛報道が出たときは、“ミトちゃんのことは悪く言わない”と示し合わせた」

 そのお陰か、騒動後も降板の話題さえ出なかった。

『news every.』でMCを務める鈴江奈々アナ(35)を後押しするのは局内の男性スタッフ。日テレの番組スタッフがニンマリする。

「後輩女子アナの憧れの存在であることは知られていますが、実は男性スタッフの人気もダントツ。彼女は人との距離が近く、打ち合わせの時には『やだぁ~』と膝をポンと叩いてきた。“気があるのかな”とつい思って応援したくなるんです(苦笑)」

“膝タッチ”が奏功したかはともかく、鈴江アナは葉山アナとは対照的に、出産から復帰後すぐに『news every.』のMCに戻り、今も番組の顔として不動の地位を築いている。

※週刊ポスト2016年6月17日号

関連記事

トピックス

嵐について「必ず5人で集まって話をします」と語った大野智
【独占激白】嵐・大野智、活動休止後初めて取材に応じた!「今年に入ってから何度も会ってますよ。招集をかけるのは翔くんかな」
女性セブン
SNSで「卒業」と離婚報告した、「第13回ベストマザー賞2021」政治部門を受賞した国際政治学者の三浦瑠麗さん(時事通信フォト)
三浦瑠麗氏、離婚発表なのに「卒業」「友人に」を強調し「三浦姓」を選択したとわざわざ知らせた狙い
NEWSポストセブン
前号で報じた「カラオケ大会で“おひねり営業”」以外にも…(写真/共同通信社)
中条きよし参院議員「金利60%で知人に1000万円」高利貸し 「出資法違反の疑い」との指摘も
NEWSポストセブン
昨年ドラフト1位で広島に入団した常広羽也斗(時事通信)
《痛恨の青学卒業失敗》広島ドラ1・常広羽也斗「あと1単位で留年」今後シーズンは“野球専念”も単位修得は「秋以降に」
NEWSポストセブン
中日に移籍後、金髪にした中田翔(時事通信フォト)
中田翔、中日移籍で取り戻しつつある輝き 「常に紳士たれ」の巨人とは“水と油”だったか、立浪監督胴上げの条件は?
NEWSポストセブン
二宮が大河初出演の可能性。「嵐だけはやめない」とも
【全文公開】二宮和也、『光る君へ』で「大河ドラマ初出演」の内幕 NHKに告げた「嵐だけは辞めない」
女性セブン
新たなスタートを切る大谷翔平(時事通信)
大谷翔平、好調キープで「水原事件」はすでに過去のものに? トラブルまでも“大谷のすごさ”を際立たせるための材料となりつつある現実
NEWSポストセブン
品川区で移送される若山容疑者と子役時代のプロフィル写真(HPより)
《那須焼損2遺体》大河ドラマで岡田准一と共演の若山耀人容疑者、純粋な笑顔でお茶の間を虜にした元芸能人が犯罪組織の末端となった背景
NEWSポストセブン
JR新神戸駅に着いた指定暴力団山口組の篠田建市組長(兵庫県神戸市)
【ケーキのろうそくを一息で吹き消した】六代目山口組機関紙が報じた「司忍組長82歳誕生日会」の一部始終
NEWSポストセブン
元工藤會幹部の伊藤明雄・受刑者の手記
【元工藤會幹部の獄中手記】「センター試験で9割」「東京外語大入学」の秀才はなぜ凶悪組織の“広報”になったのか
週刊ポスト
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
女性セブン
【初回放送から38年】『あぶない刑事』が劇場版で復活 主要スタッフ次々他界で“幕引き”寸前、再出発を実現させた若手スタッフの熱意
【初回放送から38年】『あぶない刑事』が劇場版で復活 主要スタッフ次々他界で“幕引き”寸前、再出発を実現させた若手スタッフの熱意
女性セブン