寝床をともにしている夫婦なら一度は聞いたことがあるパートナーの寝言。その内容によっては不安に感じることもあるだろう。神奈川県在住の結婚14年目のパート勤務の女性Mさん(40才)は、同い年の夫の寝言が気になってしまうという。
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最近、ストレスが溜まっているのか、大声で寝言を言うんだわ。怖い夢でも見たのか、「勘弁してくれ~」と大声で叫んで、ばっと飛び起きたかと思えば、「すみません。許してください。ハイッ、このようなことは二度といたしませんッ」と苦しそう。横で寝ている夫を見たら、涙を流しながら眠ってるじゃない。
年下の上司にこき使われているのは知っていたけど、ここまでとは…。せめて妻として、おいしい夕飯でも作ってあげて、なんて思っていたある早朝のこと。
この日も夫がむっくりと起き上がったから、「大丈夫? 今日はもう起きるの?」と声をかけたら、「うふふ。むにゃむにゃ」と寝ぼけながら、また眠りに落ちたの。
久しぶりにいい夢を見られたのかなと安心したのもつかの間。夫がつぶやいた言葉に跳ね起きたわよ。
不自然に高い声で、「乳首あてゲーム! あははは~。ここか? あやや、違う。こっちか?」って言うんだもの。おまけに指先で何かをつまむ仕草までして。そんなの、現実にしたことがある人でないと見ない夢よ。
とっさに思いっきり夫のわき腹をつねってやったら、あのバカ、目が覚めたのに寝たふりして、必死で耐えてたっけ。
※女性セブン2016年6月23日号