芸能

『とと姉ちゃん』杉崎咲、戦争シーン後の撮影で感じたこと

『とと姉ちゃん』で末っ子の小橋美子役をつとめる杉咲花(オフィシャルブログより)

 連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(NHK総合月~土、8時~8時15分ほか)で、末っ子の小橋美子役をつとめる杉咲花(18才)にドラマの裏側について聞いた。

 * * *
『とと姉ちゃん』に三女・美子として出演することが決まった時には、本当に嬉しかったです。家族や事務所のかたもとても喜んでくれて、“朝ドラ”の現場に参加することへの周りからの期待は大きいものなのだな…と、私のほうが少し驚くほど実感しました。

 私は(子役時代からのバトンタッチで)9週目からの登場だったのですが、撮影前の記者会見で初めてキャストのみなさまにお会いした時から、撮影がすごく楽しみだったんです。

 一緒に『とと姉ちゃん』という作品にかかわらせていただく喜びを、改めて感じていました。物語は戦後を迎えて、出版社編になりました。ちょっと大きな問題も起こったりしますが、美子にとっても大事な回もあるので、ぜひ毎日見てください!

 撮影のなかでも、特に戦後の闇市のシーンが、とても印象に残っています。

 スタジオの隅から隅まで作り込まれた大きなセットに、すごく興奮しました。戦争のシーンを撮りきった後の撮影だったので、戦争を乗り越えることができたんだ…と実感しながら、生きていることを噛み締めて毎日、撮影をしていました。

 あとは戦時中に、おばあちゃま(大地真央)からもらった、おままごと道具を食べ物と変えてもらうシーンも思い出深いですね。私にとっては初めてのロケだったので、とても新鮮だったということもありますし、美子の成長が見られる印象的なシーンだと思います。

 母の日に、小橋家のメンバーでお肉を食べに行ったんです。その時にサプライズで、とと姉(高畑充希)、鞠姉(相楽樹)、私の3姉妹からかか役の木村多江さんへ、お花と手紙をプレゼントしました。かかはとっても喜んでくださって、本当の家族のような時間を過ごせたので、今でも大切な思い出になっています。

【PROFILE】
すぎさき・はな。1997年10月2日生まれ。東京都出身。味の素『Cook Do』のCMなどに出演。今秋公開の映画『湯を沸かすほどの熱い愛』にも出演する。

※女性セブン2016年8月25日号

関連記事

トピックス

大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
「What's up? Coachella!」約7分間、圧巻のパフォーマンスで観客を魅了(写真/GettyImages)
Number_iが世界最大級の野外フェス「コーチェラ」で海外初公演を実現 約7分間、圧巻のパフォーマンスで観客を魅了
女性セブン
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
女性セブン
天皇皇后両陛下、震災後2度目の石川県ご訪問 被災者に寄り添う温かいまなざしに涙を浮かべる住民も
天皇皇后両陛下、震災後2度目の石川県ご訪問 被災者に寄り添う温かいまなざしに涙を浮かべる住民も
女性セブン
今年の1月に50歳を迎えた高橋由美子
《高橋由美子が“抱えられて大泥酔”した歌舞伎町の夜》元正統派アイドルがしなだれ「はしご酒場放浪11時間」介抱する男
NEWSポストセブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
STAP細胞騒動から10年
【全文公開】STAP細胞騒動の小保方晴子さん、昨年ひそかに結婚していた お相手は同い年の「最大の理解者」
女性セブン
年商25億円の宮崎麗果さん。1台のパソコンからスタート。  きっかけはシングルマザーになって「この子達を食べさせなくちゃ」
年商25億円の宮崎麗果さん。1台のパソコンからスタート。 きっかけはシングルマザーになって「この子達を食べさせなくちゃ」
NEWSポストセブン
大谷翔平を待ち受ける試練(Getty Images)
【全文公開】大谷翔平、ハワイで計画する25億円リゾート別荘は“規格外” 不動産売買を目的とした会社「デコピン社」の役員欄には真美子さんの名前なし
女性セブン
逮捕された十枝内容疑者
《青森県七戸町で死体遺棄》愛車は「赤いチェイサー」逮捕の運送会社代表、親戚で愛人関係にある女性らと元従業員を……近隣住民が感じた「殺意」
NEWSポストセブン