芸能
2016.10.26 07:00 週刊ポスト
加山雄三 3日連続ステージの翌日に8時間クルージング

3日連続ステージの翌日に8時間クルージング
東京・銀座のコリドー通りにある小さなライブハウスで、小気味のいいロックサウンドが鳴り響いた。ボーカリストは時にエッジの効いた曲にシャウトをし、時に柔らかな音に甘い歌声を乗せる。
酔いしれる満席の観客が見つめる先に立つのは、ボーカルとギターを務める加山雄三(79)。「ケネディハウス銀座」で毎月行なわれる「加山雄三&ハイパーランチャーズ」のステージである。
「ここでの公演を始めたのは24年前です。オーナーの加瀬邦彦君(元ザ・ワイルドワンズ)が体調を崩して、この店もうまくいっていないという話を聞いて何かできないかと提案したんです。
ちょうど自分のバンドを結成したタイミングで、『練習がてらステージに立たせてよ』って。少しでも何かの足しになればと思ったからです。加瀬君は昨年亡くなりましたけど、今もノーギャラなんです」(加山、以下「」内同)
シンガーソングライターの元祖としても知られる加山は、今も音楽活動を中心に多忙を極める。
たとえば、逗子マリーナで行なわれた、自身が名誉実行委員長を務めるヨットレース「若大将カップ」でのライブを終えると、翌日には京都でのディナーショーで歌声を披露。日帰りで東京に戻り、翌日はザ・ワイルドワンズとの「熊本チャリティコンサート」。3日連続のステージをこなした後、車で2時間半かけて愛船・光進丸が停泊中の西伊豆へ。
未明、逗子に向けて8時間のクルージングに出発したというから、とても来年傘寿を迎える男には見えない。楽しそうに歌い、気持ちよさそうに演奏する、かつての「若大将」その人だ。
「毎日楽しいですよ。音楽でメシを食わせてもらっているけど、自分では趣味だと思っている。プロだと思った瞬間にイヤになってしまいそうだから。でも、ライブハウスのキャパシティはせいぜい100人。すぐ目の前にお客さんがいる場所で歌うというのは、何千人の前で歌うよりはるかに恥ずかしいものです。このステージを始めた頃は、ものすごく緊張して膝が震えました(笑い)」
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