ライフ

トイレ掃除、空気と明るさまで気を配って金運UPを実現

 トイレがきれいだと清々しくて、気持ちが良いもの。風水研究家・直居由美里氏にトイレの清潔さの重要性を聞いた。

 * * *
 トイレ掃除の重要性はこれまでに何回も触れてきました。金運が低迷している家は、トイレ掃除を怠っていることが多いもの。

「お金の算段に忙しくて、トイレ掃除まで手が回らない」と言い訳されますが、不浄な気のたまり場所であるトイレを汚いまま放置していることが、ますます金運を下げているのです。

 金運アップにトイレ掃除は欠かせません。不潔でじめじめしていると、つい先延ばしにしがちですが、こまめに掃除をしていると、トイレは家中のどこよりも清潔な場所となります。コンパクトなスペースですから、徹底的に掃除してもそれほど時間はかかりません。ぜひ一日の習慣にトイレ掃除を組み込んでください。

 一般的なトイレ掃除は、便器の内側をブラシで洗い、便器の外側、床や壁を拭くという手順でしょう。便器の縁裏は上からは見えませんが、汚れがこびりついていることが多いので、細めのブラシで一度きれいに落としましょう。

 便器の汚れが落ちて、床や壁が清潔になったら、次の段階の金運アップを引き寄せるトイレにしましょう。具体的には、空気と明るさです。

 風水では、トイレから発生する邪気が運気を低迷させると考えます。拭き掃除によって邪気を減らすことはできますが、空気中に拡散している邪気までは除去できません。

 窓があるトイレなら、こまめに窓を開けて換気すること。窓がないのなら、換気扇を長めに回しましょう。盛り塩や炭を置くのも、空気の浄化に効果的です。

 トイレにこだわるお宅では、空気清浄機を置いてあることもあります。私は一歩進んで、トイレにイオン発生機を設置しています。

 もし、トイレが家の中心から見て北東や南西にある場合は、要注意です。北東は鬼門、南西は裏鬼門。日本古来の家相では、鬼門と裏鬼門は避けてトイレを作っていたものですが、集合住宅などでは間取りの都合上、北東や南西にあるトイレが珍しくなくなりました。

 北東のトイレは、相続問題を引き起こしやすく、南西のトイレは一家の主婦の運気に大きなダメージを与えます。

 といっても、鬼門や裏鬼門のトイレが恐れられていたのは、水洗が普及する前の時代です。汲み取り式だと、排泄物がそのまま鬼門や裏鬼門に留まることになるからです。現代はそれほど神経質になる必要はありませんが、日頃の掃除に加えて、空気清浄機やイオン発生機の導入をぜひ検討してみてください。

 空気が浄化できたら、次は照明です。トイレは暗くてじめじめしたところというイメージからもわかるように、陰の気に傾きがちです。陰陽のバランスは東洋占術の開運の基本ですから、照明を明るくして陽の気を強めましょう。

 そして、これから秋が深まるにつれて、冷え冷えとしたトイレは健康にもマイナスです。特に婦人科系や腎臓、膀胱の持病を患っている人は、トイレをできるだけ暖かくしてください。そして、寒いトイレは金運も大きく下げます。冬に向けてトイレ用の小さな暖房器具や温かい便座を設置しましょう。

 空気洗浄機や暖房器具などの出費がもったいないと思うかもしれませんが、一日に何回も使うトイレを快適にするための投資は何倍ものリターンをもたらします。

※女性セブン2016年11月10日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

グリーンの縞柄のワンピースをお召しになった紀子さま(7月3日撮影、時事通信フォト)
《佳子さまと同じブランドでは?》紀子さま、万博で着用された“縞柄ワンピ”に専門家は「ウエストの部分が…」別物だと指摘【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
一般家庭の洗濯物を勝手に撮影しSNSにアップする事例が散見されている(画像はイメージです)
干してある下着を勝手に撮影するSNSアカウントに批判殺到…弁護士は「プライバシー権侵害となる可能性」と指摘
NEWSポストセブン
亡くなった米ポルノ女優カイリー・ペイジさん(インスタグラムより)
《米ネトフリ出演女優に薬物死報道》部屋にはフェンタニル、麻薬の器具、複数男性との行為写真…相次ぐ悲報に批判高まる〈地球上で最悪の物質〉〈毎日200人超の米国人が命を落とす〉
NEWSポストセブン
和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
「プラトニックな関係ならいいよ」和久井被告(52)が告白したキャバクラ経営被害女性からの“返答” 月収20〜30万円、実家暮らしの被告人が「結婚を疑わなかった理由」【新宿タワマン殺人・公判】
NEWSポストセブン
民放ドラマ初主演の俳優・磯村勇斗
《ムッチ先輩から1年》磯村勇斗が32歳の今「民放ドラマ初主演」の理由 “特撮ヒーロー出身のイケメン俳優”から脱却も
NEWSポストセブン
松竹芸能所属時のよゐこ宣材写真(事務所HPより)
《「よゐこ」の現在》濱口優は独立後『ノンストップ!』レギュラー終了でYouTubeにシフト…事務所残留の有野晋哉は地上波で新番組スタート
NEWSポストセブン
山下市郎容疑者(41)はなぜ凶行に走ったのか。その背景には男の”暴力性”や”執着心”があった
「あいつは俺の推し。あんな女、ほかにはいない」山下市郎容疑者の被害者への“ガチ恋”が強烈な殺意に変わった背景〈キレ癖、暴力性、執着心〉【浜松市ガールズバー刺殺】
NEWSポストセブン
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
「意識が朦朧とした女性が『STOP(やめて)』と抵抗して…」陪審員が涙した“英国史上最悪のレイプ犯の証拠動画”の存在《中国人留学生被告に終身刑言い渡し》
NEWSポストセブン
早朝のJR埼京線で事件は起きた(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」に切実訴え》早朝のJR埼京線で「痴漢なんてやっていません」一貫して否認する依頼者…警察官が冷たく言い放った一言
NEWSポストセブン
橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《前所属事務所代表も困惑》遠野なぎこの安否がわからない…「親族にも電話が繋がらない」「警察から連絡はない」遺体が発見された部屋は「近いうちに特殊清掃が入る予定」
NEWSポストセブン