元ミス・ワールド女優・田中道子
抜群のスタイルで西田敏行をメロメロにする謎の美女──。現在放送中の大人気ドラマシリーズ『ドクターX～外科医・大門未知子～』（テレビ朝日系、木曜21時～）で病院長を演じる西田の秘書兼愛人役を務めるのは、田中道子（27）。
ミス・ワールド日本代表に選ばれるなどモデルとして活躍していた彼女が、本作で女優デビューを果たした。主演の米倉涼子をはじめ泉ピン子、岸部一徳ら名だたる豪華共演陣の中にあって、演技経験のない新人は彼女ただひとり。
「撮影中はそれなりに演じられているかなと思っていたのですが、第1回の放送を観たら、演技の拙さ、存在感のなさに愕然としました」（田中・以下同）
隙のない美しさから近寄りがたい女性かと思いきや、気取らずに思いを素直に打ち明ける、人懐っこい性格である。
「よく勘違いされるんです。モデルの仕事は常に美しさを求められますが、それが窮屈に感じることもありました。でも女優は、演技の幅の中ならば何をしてもいいので、自分に向いていると思っています」
女優の道を歩み始めた彼女の「ワールドクラスの活躍」もそう遠くない!?
●たなか・みちこ／1989年8月24日生まれ。静岡県出身。身長172cm。2013年「ミス・ワールド」日本代表に選出されるなど、モデルとしてCMやファッション誌などで活躍。2016年3月に女優への転身を発表した。
撮影■塩原洋
※週刊ポスト2016年11月11日号
