体格で見ると松山は181cm、90kg、大谷は193cm、92kgと恵まれている。では、仮に3人の肉体がぶつかりあったら“最強”は誰か。格闘技ライターの橋本宗洋氏に聞いてみた。
「何でもありの総合格闘技なら、二刀流の大谷選手が向いているのではないか。立ち技も寝技も必要で、それこそ二刀流の順応性が活きる。上背があって手足のリーチが長いのも有利です。
パンチ力は下半身の強さとフットワークの良さのある錦織選手でしょう。また、闘いには物怖じしない精神力も重要。その点では世界の舞台を多く経験している錦織・松山両選手が一日の長があるでしょうか」
最後に気になる女性人気はどうか。
「大谷は甘いマスクで人気がありそうですが、入団4年目なのに寮暮らし。とにかく球団の監視が厳しくて合コンにも行けず、女性の扱いには慣れていない。
松山も東北福祉大ゴルフ部時代の同学年の女子部員と噂になったことがあるくらい。先月の日本オープンの練習ラウンドの時にはその女子部員と大学時代の監督を交えて楽しそうに話していた姿が目撃されていますが、他に浮いた話はほとんどないので女性へのアプローチは上手くないのでは。
その点、錦織はスポーツ選手からモデルまで何度も週刊誌ネタになっている。あのちょっとたどたどしい感じが女心をくすぐるのでしょう」(スポーツ紙デスク)
これからもより一層の切磋琢磨を3人が繰り広げてくれることが、すべての日本人の願いである。
※週刊ポスト2016年12月2日号