クックパッド調べの2016年8月「鍋に関するアンケート」の「お家でよく作る鍋料理は?」の質問では、このような結果になった!
1位 寄せ鍋 69%
2位 おでん 58%
3位 水炊き 48%
4位 キムチ鍋 45%
5位 すき焼き 43%
こんなにみんな大好き鍋料理! 野菜はたっぷり摂れるし、子供も大好き、手間ひまかけずにおいしくできるから記者宅では週に1度は鍋が登場。でも、おいしいものがいっぱいということは、もしかしてプリン体も多い?
子供や痛風持ちの夫に食べさせてよいか、ちょっと心配…。そこで、食材のプリン体量の専門家・金子希代子さんに鍋料理について解説してもらった。
「鍋料理の具材はさまざま。プリン体の多いものも少ないものもあります。それに食べ方によってプリン体の摂取量が変わるんですよ」
ちなみに、鍋料理の定番具材のプリン体量(100gあたり)は以下のとおりだ。
・鶏もも肉 122.9mg
牛肉、豚肉に比べて、鶏肉はプリン体が多め。水炊きは野菜を増やし、お肉はほどほどに。
・ぶり 120.8mg
魚のプリン体量は種類によって異なる。肉と合わせて1人分80~100gを目安にしよう。
・大正えび 273.2mg
魚介の中でもえびのプリン体量はトップクラス。ちゃんこの定番だが食べすぎに注意を。
・かき 184.5mg
「海のミルク」と呼ばれるほどうまみが濃厚なかきは、貝類の中でもプリン体が豊富。
・あん肝 104.3mg
あん肝やいさきの白子、牛や鶏レバーなどもつ系のプリン体量は概して多いので要注意。
・豆腐 31.2mg
豆腐や焼き豆腐、厚揚げ、がんもどきはプリン体が少ないので積極的に摂りたい食材。
・生しいたけ 20.8mg
しいたけのうまみ成分・グアニル酸もプリン体の一種だが、含有量が少ないので問題なし。
・焼きちくわ 47.7mg
かまぼこやさつま揚げなどの練り物はプリン体が少ないため出汁をとるために加えても。
※女性セブン2016年12月22日号