【こいくち】
大豆とほぼ同量の小麦、少量の米で造られている。全国で生産されており、単に“しょうゆ”といえばコレ。つけ、かけじょうゆなど、ほとんどの料理に使えて万能。
【うすくち】
大豆とほぼ同量の小麦、少量の米で造られている。生産は全国だが、比較的西日本で多く使われている。たけのこご飯など、素材の色味を生かした料理におすすめ。
【再仕込み】
食塩水の代わりに一度搾ったしょうゆで仕込むので、色・味・香りともに濃厚。刺身や寿司に使われる。山陰や九州にはこれに甘みを加えた“甘露しょうゆ”もある。
【たまり】
ほとんど大豆だけで造られ、小麦はごくわずか。中部地方で人気。照り焼きや佃煮、せんべいなどに使われる他、刺身や寿司のつけじょうゆにもおすすめ。
【白】
愛知県で生まれ、原料の大半が小麦。これに少量の大豆を使って造られる。淡い色を生かして、吸い物や煮物、鍋物、きしめんのつゆ、卵焼きなどに使われる。
※女性セブン2017年1月26日号