ライフ

バゲット添えておしゃれに! 「ぶりのトマト煮」のレシピ

今が旬!ぶりのトマト煮レシピを紹介

 今の季節に旬を迎える魚が「ぶり」だ。ぶりは成長するごとに名前が変わっていく“出世魚“の代表格で、おもに関東では「ワカシ」「イナダ」「ワラサ」と変わり、関西では「ワカナ」「ツバス」「ハマチ」「メジロ」となる。いずれも体長80cm以上のものを「ぶり」と呼ぶ。

 ぶりは血圧やコレステロール値を低下させ、高血圧や動脈硬化などの生活習慣病を予防する不飽和脂肪酸のDHAやEPAを多く含む。また、脳内の血管に栄養を補うパルミトオレイン酸も豊富で、脳卒中や脳梗塞予防も期待できる。

 さらにビタミン類もたっぷり。健康維持のために不可欠な栄養素を多く含有する。脂質が多く身が焦げやすいので、焼きものにする時は遠火で一気に…がコツ。熱に弱いビタミンDも損なわずに摂取できる。

 刺身や煮ものでぶりの皮を除去する場合のポイントは、皮の端を指でしっかりつまんで引っ張りながら背側に包丁を入れること。そして、皮をつまんだ指に力を込めてさらに引っ張りながら、刃先を滑らすように走らせるときれいに剥げる。また、下ごしらえした後はひと切れずつラップして密閉袋へ。冷蔵庫で2日程度なら保存も可能。

 家庭料理研究家の松田美智子さんがぶりの魅力を教えてくれた。

「ぶりは、冬においしくなる魚の代名詞。“氷見の寒ぶり”が有名ですが、分厚い切り身がスーパーでも手頃な価格で手に入ります。腹の部分は塩焼きがおいしい。ただ、脂がのっているだけにお味も濃厚で飽きちゃうことも。たとえば、イタリアン風にマリネしてソテーや、トマトの水煮缶を使って煮込むのも一興。濃厚なうまみを生かしながら変化をつける工夫をしたいですね」

◆ぶりのトマト煮
【1】ぶりの背切り身2切れは、ひと口大の3~4cmに切る。
【2】バットに塩小さじ1/2、すりおろしにんにく小さじ1/2、オリーブ油大さじ2、白こしょう少量、ローズマリー2茎を合わせる。【1】を絡めて15分置く。
【3】厚手の鍋にオリーブ油大さじ1を熱し、【2】のぶりを並べる。皮から焼き色を全体につけて、一旦、取り出す。
【4】皮ごと5cm長さの短冊切りにしたごぼう、筋を引いて5cm長さの短冊に切ったセロリ、汚れを拭いて軸下を落として指で裂いたしいたけ4枚を用意する。
【5】【4】に【2】で使ったローズマリーも加え、トマト水煮缶2カップ、白ワイン1/4カップを加えて10分煮、しょうゆ大さじ1、白こしょうで味を調える。【3】のぶりを加えて煮こむ。

※女性セブン2017年2月16日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

大谷翔平(時事通信フォト)
オフ突入の大谷翔平、怒涛の分刻みCM撮影ラッシュ 持ち時間は1社4時間から2時間に短縮でもスポンサーを感激させる強いこだわり 年末年始は“極秘帰国計画”か 
女性セブン
11月16日にチャリティーイベントを開催した前田健太投手(Instagramより)
《巨人の魅力はなんですか?》争奪戦の前田健太にファンが直球質問、ザワつくイベント会場で明かしていた本音「給料面とか、食堂の食べ物がいいとか…」
NEWSポストセブン
10月に公然わいせつ罪で逮捕された草間リチャード敬太被告
《グループ脱退を発表》「Aぇ! group」草間リチャード敬太、逮捕直前に見せていた「マスク姿での奇行」 公然わいせつで略式起訴【マスク姿で周囲を徘徊】
NEWSポストセブン
65歳ストーカー女性からの被害状況を明かした中村敬斗(時事通信フォト)
《恐怖の粘着メッセージ》中村敬斗選手(25)へのつきまといで65歳の女が逮捕 容疑者がインスタ投稿していた「愛の言葉」 SNS時代の深刻なストーカー被害
NEWSポストセブン
俳優の水上恒司が年上女性と真剣交際していることがわかった
「はい!お付き合いしています」水上恒司(26)が“秒速回答、背景にあった恋愛哲学「ごまかすのは相手に失礼」
NEWSポストセブン
三田寛子と能條愛未は同じアイドル出身(右は時事通信)
《梨園に誕生する元アイドルの嫁姑》三田寛子と能條愛未の関係はうまくいくか? 乃木坂46時代の経験も強み、義母に素直に甘えられるかがカギに
NEWSポストセブン
大谷翔平選手、妻・真美子さんの“デコピンコーデ”が話題に(Xより)
《大谷選手の隣で“控えめ”スマイル》真美子さん、MVP受賞の場で披露の“デコピン色ワンピ”は入手困難品…ブランドが回答「ブティックにも一般のお客様から問い合わせを頂いています」
NEWSポストセブン
佳子さまの“ショッキングピンク”のドレスが話題に(時事通信フォト)
《5万円超の“蛍光ピンク服”》佳子さまがお召しになった“推しブランド”…過去にもロイヤルブルーの “イロチ”ドレス、ブラジル訪問では「カメリアワンピース」が話題に
NEWSポストセブン
「横浜アンパンマンこどもミュージアム」でパパ同士のケンカが拡散された(目撃者提供)
《フル動画入手》アンパンマンショー“パパ同士のケンカ”のきっかけは戦慄の頭突き…目撃者が語る 施設側は「今後もスタッフ一丸となって対応」
NEWSポストセブン
大谷翔平を支え続けた真美子さん
《大谷翔平よりもスゴイ?》真美子さんの完璧“MVP妻”伝説「奥様会へのお土産は1万5000円のケーキ」「パレードでスポンサー企業のペットボトル」…“夫婦でCM共演”への期待も
週刊ポスト
俳優の水上恒司が年上女性と真剣交際していることがわかった
【本人が語った「大事な存在」】水上恒司(26)、初ロマンスは“マギー似”の年上女性 直撃に「別に隠すようなことではないと思うので」と堂々宣言
NEWSポストセブン
劉勁松・中国外務省アジア局長(時事通信フォト)
「普段はそういったことはしない人」中国外交官の“両手ポケットイン”動画が拡散、日本側に「頭下げ」疑惑…中国側の“パフォーマンス”との見方も
NEWSポストセブン