エロ詩吟は奥が深いという
木村:子供の頃、『ズームイン!!朝!』(日本テレビ系)などで見ていたアントン・ウィッキーさんです。ウィッキーさんの奥さんがマネジャーなので、一緒に乗車されました。サンドウィッチが支給されて、ウィッキーさんが「ひとつ丸々食べられないよ」と言うと、奥さんが「いいよ、私が半分食べるから」「ありがとうね」という会話を、10分くらいずっとしてるんですよ。微笑ましい会話ですけど、はよわけて食べたらええのに、って思いました(笑い)。
――今でもエロ詩吟をしていますが、“封印する”と以前話してませんでしたっけ?
木村:よく勘違いされるんですけど、TPOに合わせた下ネタを言わないとね、という話を『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)でしたんです。
――TPOに合わせた下ネタ?
木村:たとえばファミリー向けなら、子供も笑える「ちんちん、おっぱい」を柔らかく伝えます。大人も笑いますけどね。でも、女性は嫌がる人もいるから、考えないといけません。
――エロ詩吟で意識していることは?
木村:エロ詩吟って、男の可愛げとか優しさとか、女性への愛を表しているんです。『しくじり先生』のとき、ハードなネタもやったんです。もちろんカットされて放送されていませんけど。あのときいてはった関根勤さんが、真意をつかみとってくれはって、全部ネタの解説をしてくれたんですけど、全部合ってるんですよ。さすがやなって。
――英語エロ詩吟を始めたのはなぜ?