グラビア

『Gメン’75』出演の中島はるみ 22歳時の秘蔵グラビア

『Gメン’75』で吹雪杏子刑事を演じた中島はるみ

 かつて、『Gメン’75』(TBS系)で吹雪杏子刑事を演じたのが女優・中島はるみ。彼女が22歳の時に行なっていたグラビア撮影を振り返った。

 * * *
『11PM』(日本テレビ系)の水曜カバーガールをやっていた1980年にプロデューサーから声をかけられて『Gメン’75』に出演することになりました。女刑事の吹雪杏子役です。主演の丹波哲郎さんをはじめ共演者は年上のお兄さんばかり。芝居の経験もなく不安でしたが、1 週間のカメラテストの後すぐ撮影に入ったので、緊張している暇はありませんでした。

 アクションが多いのに私は走るのが苦手で、ハイヒールで病院内を走らされてすぐ捻挫しました(笑い)。滑走路を歩く有名なタイトルバックの撮影では脚がとっても痛かったのを覚えています。

 夜中にドラマの撮影が終わって、そのまま早朝のグアム便に飛び乗って撮りに行ったのが、今回掲載の写真です。だからロケの間じゅう、眠くて眠くて(笑い)。この撮影では、グアムだけでなくアメリカ西海岸やメキシコ、タイなど計12都市で撮影し写真集にまとめていただきましたが、外国の食事が合わなくて本当に苦労しました。私、日本茶がないとダメなんです。
 
『Gメン’75』の出演は1年間。テレビドラマを中心に女優業をつづけた後、1989年に結婚して引退しました。夫とともに実家の不動産業に専念しましたが、5年前に突然の病で夫を亡くし、CMモデルを中心に活動を再開しました。

 今ではもうグラビア撮影はできませんが、22歳の時の自分をこうして皆さんに見ていただけるのは本当にうれしいです。また演技を見ていただけるように、女優業も頑張ります。

●中島はるみ(なかじま・はるみ)1959年10月3日生まれ。埼玉県出身。身長162センチ、B82W60H86。高校生の時に銀座でスカウトされ、グラビアモデルとしてデビュー。1980年8月には本誌の表紙を飾る。『11PM』の水曜カバーガールに抜擢され人気を博し、同年『Gメン’75』に出演。1989年映画『文学賞殺人事件 大いなる助走』(鈴木則文監督)への出演を最後に引退。2014年に芸能活動を再開した。

撮影■マイク岡田

※週刊ポスト2017年3月10日号

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