芸能

憑依芸人・ロバート秋山 なりきれてない織田信長役に注目

秋山の憑依芸はすっかりおなじみだが…(公式HPより)

 細川徹が監督・脚本を手掛ける時代劇専門チャンネル『小河ドラマ 織田信長』(3月25日放送)。劇中劇の『連続時代劇 織田信長』で信長役に抜擢される若手芸人役として、ロバート・秋山竜次が出演していることでも注目を集めている。数々の架空人物になりきってきてきた秋山が演じると、信長はどんなキャラクターになるのか? 時代劇研究家でコラムニストのペリー荻野さんがドラマの見どころとあわせて解説する。

 * * *
「大河じゃないよ、小河だよっ!!」…っていったい何?と思ったら、正式タイトルは『小河ドラマ 織田信長』で、織田信長役を三宅弘城とロバートの秋山竜次が演じるという。

 ますますワケがわからないが、よくよく調べてみると、これは時代劇専門チャンネルのオリジナルドラマで、キャッチフレーズは「非本格時代劇」。脚本と監督が、数々のおバカギャグを世に送り込んできた大人計画の細川徹と聞けば、なんとなく中身が見えてきたような。

 物語は、本能寺の変で大変なことになりかけた本物の織田信長(三宅)が、現代にタイムスリップしてきたことから始まる。なんとそこは「新春ドラマ・織田信長」の撮影現場。たまたまキャスティングを担当したのが、バラエティー出身の新人ドラマディレクター太田(松井玲奈)だったため、うっかり主演の信長をロバート秋山(本人)に依頼してしまい、現場には微妙な違和感が。

 すると短気な本物信長は「本当の自分はこんな人物ではない!!」とブチぎれ、脚本を勝手に書き換えてしまう。おかげでドラマの山場「桶狭間の戦い」はカット、人気シーンの鉄砲隊作戦もなし!? ドラマはどんどんスケールの小さな「小河ドラマ」に…。

◆撮影現場で見た秋山演じる信長とは?

関連記事

トピックス

ロッカールームの写真が公開された(時事通信フォト)
「かわいらしいグミ」「透明の白いボックス」大谷翔平が公開したロッカールームに映り込んでいた“ふたつの異物”の正体
NEWSポストセブン
大谷と真美子さんの「冬のホーム」が観光地化の危機
《白パーカー私服姿とは異なり…》真美子さんが1年ぶりにレッドカーペット登場、注目される“ラグジュアリーなパンツドレス姿”【大谷翔平がオールスターゲーム出場】
NEWSポストセブン
和久井被告が法廷で“ブチギレ罵声”
【懲役15年】「ぶん殴ってでも返金させる」「そんなに刺した感触もなかった…」キャバクラ店経営女性をメッタ刺しにした和久井学被告、法廷で「後悔の念」見せず【新宿タワマン殺人・判決】
NEWSポストセブン
初の海外公務を行う予定の愛子さま(写真/共同通信社 )
愛子さま、初の海外公務で11月にラオスへ、王室文化が浸透しているヨーロッパ諸国ではなく、アジアの内陸国が選ばれた理由 雅子さまにも通じる国際貢献への思い 
女性セブン
几帳面な字で獄中での生活や宇都宮氏への感謝を綴った、りりちゃんからの手紙
《深層レポート》「私人間やめたい」頂き女子りりちゃん、獄中からの手紙 足しげく面会に通う母親が明かした現在の様子
女性セブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
《ママとパパはあなたを支える…》前田健太投手、別々で暮らす元女子アナ妻は夫の地元で地上120メートルの絶景バックに「ラグジュアリーな誕生日会の夜」
NEWSポストセブン
グリーンの縞柄のワンピースをお召しになった紀子さま(7月3日撮影、時事通信フォト)
《佳子さまと同じブランドでは?》紀子さま、万博で着用された“縞柄ワンピ”に専門家は「ウエストの部分が…」別物だと指摘【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
「プラトニックな関係ならいいよ」和久井被告(52)が告白したキャバクラ経営被害女性からの“返答” 月収20〜30万円、実家暮らしの被告人が「結婚を疑わなかった理由」【新宿タワマン殺人・公判】
NEWSポストセブン
山下市郎容疑者(41)はなぜ凶行に走ったのか。その背景には男の”暴力性”や”執着心”があった
「あいつは俺の推し。あんな女、ほかにはいない」山下市郎容疑者の被害者への“ガチ恋”が強烈な殺意に変わった背景〈キレ癖、暴力性、執着心〉【浜松市ガールズバー刺殺】
NEWSポストセブン
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
「意識が朦朧とした女性が『STOP(やめて)』と抵抗して…」陪審員が涙した“英国史上最悪のレイプ犯の証拠動画”の存在《中国人留学生被告に終身刑言い渡し》
NEWSポストセブン
橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン