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ウオーキング、心因性うつの改善にも効果期待できる

心因性うつにも効果的とされるウオーキング

 正しい歩き方をしていれば血流が促進されるため、生活習慣病をはじめとする多くの不調は改善される。ここでは、特定の健康効果を高めるウオーキング法を紹介しよう。東京メディカルセンター健康管理センター長の西田潤子さんはこう語る。

「症例によっては、歩くタイミングを変えたほうがいいものもあります。また、がんばりすぎは症状の悪化を招くこともあるので、気をつけて」

 うつ病の原因の1つ、心因性うつの改善にも、ウオーキングが効果的。歩くことで脳が活性化し、頭がスッキリするからだ。注目は、信州大学の能勢博教授らが研究している“インターバル・ウオーキング”。

「ゆっくりしたぶらぶら歩きと、やや速めのスタスタ歩きを交互に行い、繰り返して脳を刺激する方法です。それぞれ3分を目安に繰り返すといいでしょう。歩きにメリハリができるので、長時間&長距離歩くのが苦手な人でも、楽しく歩き続けられると思います」(西田さん)

 ゆっくり歩く時には、呼吸も大切。ウオーキングプロデューサー園原健弘さんはこう語る。

「大きく深呼吸して酸素をしっかり取り入れてください。時間がない人は、30秒速歩で歩き、次に30秒ゆっくり歩く、これを3~4回、計3~4分繰り返すだけでもOKです。高強度の運動と、低強度の運動の繰り返しは、細胞を活性化し、体が元気になりますよ」

※女性セブン2017年3月30日・4月6日号

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