高須:預言かな。どうもね、僕の預言は当たっちゃうんだよ。それこそトランプさんの大統領選勝利も僕は言い当てたでしょう。
──確かに!
高須:この前のWBCでも「決勝戦はアメリカ対プエルトリコになりそう」ってツイッターでつぶやいたら、本当にそうなってしまったしね。日本人としてはハズレてほしかったけど、当たっちゃったんだから仕方ない(笑い)。でも、決勝戦はプエルトリコが勝つって預言したら、アメリカのほうが勝っちゃった。まだまだ超能力が足りないんだなって痛感したね(笑い)。もっともっと世の中に奉仕していかないといけないな。
まあ、あと、WBCの決勝戦は同じ時間帯に森友学園の籠池理事長の証人喚問をやってたでしょう。あっちのほうを見ていたから、プエルトリコにパワーを送れなかったっていうのもあると思うよ。もしも僕が現地で試合を見ていたら、プエルトリコが勝ってたかも(笑い)。
──ちなみに、籠池理事長の証人喚問についてはどう感じましたか?
高須:あの人は記憶がおぼろになりすぎだ。まあ、本当のことを言うと嘘ばっかりだったことがバレちゃうから、ウヤムヤにしたいだけなのかもしれないけどね。ただ、本当に記憶があやふやになっているっていうのなら、脳の病気の可能性だってあるよ。
前の都知事選の時に、鳥越俊太郎さんが出馬していて、過去の発言と矛盾するようなことを言っていたり、フリップかなんかに書いた文字がすごく汚かったりしたことがあったでしょ? あの時も僕は脳の病気の可能性を指摘したんだよ。脳梗塞か、あるいは認知症かってね。だから、僕は専門家として鳥越さんに認知症の検査を受けてはどうかってツイッターで訴えたんだけど、あの時はスルーされちゃったな(笑い)。
それはさておき、籠池さんが嘘をついていないのに、あんな感じで記憶があやふやだというのなら、脳梗塞か何かの危険性だってあると思う。僕は医師としてそう思ったっていうことだよ。まあ、籠池さんは単純に都合が悪いから忘れたふりをしているだけなのかもしれないけどね。その可能性のほうが高そうだな(笑い)。
* * *
籠池理事長の証人喚問について、医師の立場から見た違和感を指摘した高須院長。鳥越氏はスルーだったが、籠池理事長が高須院長の診断に従う…という展開は果たしてありうるのか?
【プロフィール】
高須克弥(たかすかつや):1945年愛知県生まれ。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。大学院在学中から海外へ(イタリアやドイツ)研修に行き、最新の美容外科技術を学ぶ。脂肪吸引手術をはじめ、世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。
昭和大学医学部形成外科学客員教授。医療法人社団福祉会高須病院理事長。高須クリニック院長。人脈は芸能界、財界、政界と多岐にわたり幅広い。金色有功章、紺綬褒章を受章。『ブスの壁』(新潮社、西原理恵子との共著)、『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)、『筋と義理を通せば人生はうまくいく』(宝島社)など。最新刊は『行ったり来たり 僕の札束』(小学館)。