鳥越俊太郎一覧

【鳥越俊太郎】に関するニュースを集めたページです。

2年ほど前に乗り換えた「ジープ」
2年前にジープに乗り換えた鳥越俊太郎氏(82) 車への思い入れは人一倍
 5月13日から75歳以上のドライバーの免許更新に新たに「運転技能検査」が加わった。「認知機能検査」を受ける義務もあり、免許更新のハードルが上がっている。警察庁が「免許返納」を勧めている流れもあり、最近では、西川きよし(75)や二之湯智・国家公安委員長(77)など有名人の免許返納が相次いでいる。一方で「それでも免許は返納したくない」という人たちもいる。ジャーナリスト・鳥越俊太郎氏(82)に聞いた。 * * * しっかり運転できるうちは免許を返納するつもりはありません。自分の心と体を観察した結果、1年後は分からないけど、今のところは運転できると判断しています。 1か月ほど前には、車で朝早く海老名あたりまで行くつもりが勢いで名古屋まで行っちゃってね。名古屋の友人に会って食事して帰ってきました。 私にとって車は単なる“足”ではない。思い入れが人一倍あります。 私は免許を取ったのが遅く、42歳の時。ペンシルベニア州の新聞社で働くことになり、車がないと生活できないから、仕方なくアメリカで免許を取りました。それまでは「絶対車なんて乗るか」と思っていたんですが……。その後、帰国して免許を日本用に書き換えて今日に至ります。 49歳で毎日新聞を辞めた後、少ない退職金でBMWを買ってずっと乗り続け、2年前にジープに乗り換えたばかり。運転歴は今年でちょうど40年になるのかな。今でも病院やジムに行く時など頻繁に乗っています。 女房、子供は自分の思い通りにならないけど、車だけは言うことを聞いてくれる。自分がコントロールできる相手が唯一、車なんですよ(笑)。それを運転しながら確認するのが楽しい。今朝もジムに行くのに運転してきたからね。運転は頭と体を使っていい運動になるし、これから半年くらいはまだ大丈夫かなと思っています。※週刊ポスト2022年6月3日号
2022.05.23 19:00
週刊ポスト
脊柱管狭窄症の手術を複数回受けた鳥越俊太郎氏(写真/共同通信社)
脊柱管狭窄症の手術 鳥越俊太郎氏は「再発で3回」、佐川満男氏は「全身麻酔6時間」
 全国400万人の発症者がいると言われる脊柱管狭窄症。“単なる腰痛”と思って医師の診断を受けていない推定発症者数も含めると500万人超とも言われている。壮絶な痛みとの闘いを生き抜いたジャーナリスト・鳥越俊太郎さん(81)と俳優・佐川満男さん(82)の体験談を取材した。 多くの発症者が「手術」という選択に至る。鳥越さんは、それが複数回にわたったケースだ。「75歳のころに神経を針かなんかでひっかくような原因不明の痛みに襲われてね。ギターだと弦をかき鳴らすと音が出るけど、神経をかき鳴らすと痛みが出る(苦笑)。 しばらく原因がわからず、近所のクリニックで神経根のブロック注射を打って痛みを和らげていたけど、すぐに痛くなる。本格的に検査をしたら、脊柱管狭窄症と診断された。最終的には手術しかない、と言われた」 その後、脊柱管狭窄症の手術を3回にわたって受けることになる。「整形外科で10センチほど背中を切開して、脊柱管の神経の束に触っているものを取り除きました。 最初は背骨の4番と5番の脊柱管狭窄症だったんですよ。手術をしたら痛みが取れたけど、その後2~3年して今度は3番と4番の間の脊柱管狭窄症になり、2回目の手術をすることになった。3回目は背骨と背骨の間の椎間関節のところでね、水が溜まったんです。これがまた神経に触って強烈な痛みが出た。これを注射器で吸い取った」 今は痛みはないが、足が少し痺れるという。今も体内に「ボルト」が残っている 1960年に歌手としてデビューし現在は俳優としても活躍する佐川満男さんは、今も体内に「ボルト」が残されている。「40年前にリハーサル中に舞台から落ちて角材に身体を打ちつけたんです。でも5日間だけの舞台だったからとりあえず舞台はやりきってから病院でレントゲンを撮った。そしたら尾骨が木っ端微塵になっていた。医師には『尾骨はしっぽの名残だから、あってもなくてもいい。気になるなら手術してもいいですよ』と言われた。痛みは引いていたので、このままでいいかと思ってしまった。今思えばこれが原因だったのかもしれない(苦笑)。 2003年に胃の手術で検査をしたときに、脊柱管狭窄症と診断されたんです。その頃たしかに足に違和感があった。絨毯の上を裸足で歩いていても、まるで砂利道を歩くような不快感があった。でも大したことはないと思いたくて放置していたら、歳を取るにつれ腰が痛くなってきた。 2018年に、改めて検査した際、初日に造影剤を注入したら腰椎の部分がぐにゃぐにゃで造影剤が入っていかなかったんです。『もう80歳になるし、体力面を考えても今が手術のしどき』と言われ、2018年1月に手術しました」 手術は6時間に及んだ。「腰骨の3、4、5の部分にボルトを8本入れました。腰椎に2本ずつ入れて6本。あと、私は側弯変形といって背骨が左にずれているので、それ以上曲がらないようにさらに2本入れた。もちろん全身麻酔なので、寝ている間に全て終わったけど、かなりキツイ麻酔だったみたいでいろんな幻覚を見たね。鉄兜をかぶった武者とか(笑)」 多種多様な苦しみを伴う脊柱管狭窄症だが、予防方法はあるのか。竹谷内医院院長の竹谷内康彦医師が説明する。「同じ姿勢をずっと取り続けるのがよくないです。例えば手元のスマホを少し前かがみでずっと見続ける姿勢などです。定期的に体を伸ばすなどの運動をしましょう。 神経の圧迫を取り除く『膝抱え体操』もオススメです。横向きに寝て両手で膝を抱え込むように胸に引き寄せます。腰のあたりをしっかり丸めて、脊椎間を広げることを意識し、その姿勢のまま両手を放して力を抜く。その状態を2~3分続ける。1日に数回を目安に行なうと効果が期待できます」 腰の痛み、脚の違和感はただの加齢ではないかもしれない。できることなら早期発見・治療を心がけたい。※週刊ポスト2022年3月4日号
2022.02.23 16:00
週刊ポスト
親しい友人がいなくても問題ない?(写真は元参議院議員の筆坂秀世氏)
老後に友人は必要ない?「ジジイに近づくのは詐欺師くらい」の意見も
 友人がいない老後は不幸だ――そんな世間の思い込みに苦言を呈するのは元参議院議員の筆坂秀世氏(73)だ。「相談したり世話し合う友人がいないことが寂しいだなんて、余計なお世話だよ」 そう切り捨てる筆坂氏は、「親しい友人がいない」という高齢者は、(2021年「高齢社会白書」の)3割より多いとみている。「高齢になると友人付き合いは間違いなく減る。私もかつて政治活動で付き合っていた連中とも音信不通みたいなもの。コロナ前には政界の後輩や同年代の元政治家とは月に2、3回は飲んでいたが、それも全くなくなった。今でも後輩から飲みの誘いのメールはくるけど即断わっている(笑い)。年に4、5回やっていた講演も行けば参加者との交流で会食したりしたけど、今は断わっているからそれもない。 正直なところ、交流や講演会も結構疲れるものだったから、なくなってから楽になったよ。コロナ禍を理由に友人付き合いが減った部分もあるけれど、今となってはそれほど必要でもなかったんだろうと思いますね」 友人付き合いの代わりに増えたのが、妻との時間だ。筆坂氏が続ける。「20年前は何の苦にもならなかったことが今は苦になるからね。年を取ると老化現象として精神的なスタミナが擦り切れていく。我慢や堪えることができなくなってくるから、他人との付き合いも難しくなってくる。僕も気を付けていて、近所づきあいとして同年代夫婦と挨拶して立ち話くらいはするけど、自宅に遊びに行ってどうこうということはない。そもそも、60過ぎたジジイに“友達になりたい”って近づいてくるのは詐欺師ぐらいだろう(笑い)。 この年になって人に頼るようなことはしたくないから、相談や世話をし合うような関係は女房だけでいいんです。子供たちにだって世話になりたくないのだから、友人に相談したり世話になるなんて論外だよ」 ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(81)も、「友人」の役割が変わっていると語る。「一人で抱えきれないような問題や込み入った相談は、友人ではなく家族で済ませます。高齢者になって主に気になるのは法律関係と医療関係ばかり。それらは専門家に話せばいい。友人というのは、僕にとっては第一線から身を引いてぽっかり空いた時間を埋める気晴らしのような関係でいい。何でも相談したり世話し合ったりするような“親しい友人”は必要ないと思っています」「自信がない人ほど欲する」 しかし、多くの友人に囲まれてアクティブに過ごすことが「勝ち組」というイメージに縛られている人も少なくはない。芸能界から財界まで幅広く交流のあるファッションデザイナーのドン小西氏(70)はこう話す。「僕ら世代のリタイヤ組は毎日食事会だゴルフだとやってきたけど、いざ職を離れると誰からも『会いたい』とは言われなくなって一気に交友関係がなくなっている。仕事がすべてだった人が多いから落差がすごいんだよ。 自分に自信がない人ほど人脈やモノを収集しようとする。だからいまだに学校の同窓会なんかにしがみついて仲間を気取ってみたり、ちょっとした繋がりしかないのに無理して『○○会をしよう』『旅行しましょう』と一生懸命集まろうとする。“残された人生を謳歌しよう”を合言葉みたいにしてさ。僕はもれなく断わっているけど、そういう老後の友達作りに必死な人が増えているね」 高齢者に友人がいないことが社会問題として騒がれることによって、「友人を増やさなければ」と焦ってくる人もいるだろう。『弘兼流 60歳からの手ぶら人生』など中高年の生き方に関する著書も多い漫画家の弘兼憲史氏(73)が語る。「仕事を辞めて交友関係がなくなったから、今後は地域社会に参加しようとなっても、特に男性の場合はそれまで地域行事に参加するような人は稀ですから知らないことばかりでしょう。 新たに友人を作ろうとしても、その地域の人と気が合わないこともありますし、無理して友人を作ろうとしたコミュニティに危険が潜んでいることだってあり得る。 60過ぎて必要のない友人をわざわざ増やすようなことは避けたいものです」 友人ができないのではなく、いらないだけ――それも一つの生き方だ。※週刊ポスト2021年7月9日号
2021.07.04 07:00
週刊ポスト
友人がいないことは問題なのか?(写真は弘兼憲史氏)
「60歳を過ぎたら友人はいらない」弘兼憲史氏、鳥越俊太郎氏らの意見
 多くの友人に囲まれて、毎週末のようにレジャーに出かける――若者が思い抱く“リア充”のイメージだが、はたして高齢者にも当てはまるのか。 内閣府の意識調査でわかった高齢者の「交友関係の貧困」が社会問題として取り沙汰されている。ところが、当事者からは「余計なお世話」との声も聞こえてくる。〈高齢者の3割「友人いない」〉。政府が2021年度版「高齢社会白書」を閣議決定した6月11日、メディアにそんな見出しが躍った。 60歳以上への内閣府の意識調査で、家族以外で相談や世話をし合う親しい友人がいるかと尋ねたところ、「いない」と回答した人が31.3%(2015年調査では25.9%)で、アメリカ、ドイツ、スウェーデンと比べて日本が最も高い数字になったという。 政府は高齢者が地域社会から孤立しないよう社会活動への参加を促す取り組みを推進する方針だ。 だが──。そもそも友人がいないことは問題なのか。『弘兼流 60歳からの手ぶら人生』など中高年の生き方に関する著書も多い漫画家の弘兼憲史氏(73)は、「むしろ、なぜ友人が必要なのかを聞きたいですね」と疑問を呈する。 弘兼氏は、60代に入ると持ち物だけではなく人間関係も“断捨離”して身軽になることを勧めている。「友人が多いほうが豊かな人生だと思っている人は多いのですが、60歳になってからは信頼できる一握りの友人がいればいいものです。 交友関係が広ければそれだけ冠婚葬祭なども増えていき、それほど親しくない人にも時間やお金を消費することになります。それでも友人をどんどん作りたいという人は別ですが、実は多くの人が友人関係を減らしたいのが本音です。 特に男性の場合は、60歳までは仕事の人間関係がほぼすべてだったはず。定年後は気力、体力も衰えてくるので、昔の付き合いの会合にも次第に行かなくなる。仕事を辞めれば友人がいなくなるというのは自然な流れだと思います」 友人がいないことは、決して恥ではないのだ。「傷の舐め合いはいらない」「友人がいないという感覚は、なんとなくわかります」。そう語るのはジャーナリストの鳥越俊太郎氏(81)だ。年齢を重ねることで、友人関係の変化は実感していると言う。「僕も75歳ぐらいまで現役で仕事をしていましたし、第一線から退いたからといって新聞記者やメディア関係者など付き合いがなくなるわけでもありませんでした。ただ、80歳に近くなると、さすがにそうしたことも減っていきます。今でもぽつぽつと会食する機会はありますが、社会の日常活動からは一歩外れてしまったとは感じます」 現役時代には想像もしなかった世界に立たされていると鳥越氏は語る。「友人と付き合うにも、どこかに出かけるには体力が必要だし、ある程度お金に余裕があるほうが動きやすい。でも体力もお金も減ってくれば外に出るのも友人と会うのさえもおっくうになってしまいますよ」 芸能界から財界まで幅広く交流のあるファッションデザイナーのドン小西氏(70)は、終活の一環として、人間関係をダウンサイジングした。アドレス帳に登録された5万人を280人まで減らしたと言う。「仕事も人間関係も、今は要らないものは捨てて質を重視しています。LINEの連絡先も200人くらい消しましたが、面白いことに、社交辞令で適当に返事をするために使っていたスタンプを使わなくなりましたね」 名刺交換をして人脈を築くことが自分の成長につながったのは若い頃の話で、60代、70代となると違う心境になると語る。「半世紀くらい社会人人生を送ってきて、いざリタイヤすると『この50年は何だったんだ』って人生のほとんどが空洞化したような気分にさせられるんだ。だから急に家族愛に走って孫の面倒をみようとして迷惑がられる人もいる。 友人関係をなんとか維持しようとして無理して会って、傷の舐め合いをする人も多いよ。そんな場での会話といえば、月並みな世間話に、ありふれた時事ネタ、政府やテレビに出ている人の批判で終わる。つまらないし、虚しいだけ。そんなどうでもいい友人はいらないと僕は思っている」※週刊ポスト2021年7月9日号
2021.07.03 07:00
週刊ポスト
コロナを巡り様々な軋轢が生まれている(時事通信フォト)
鳥越俊太郎氏 コロナ禍でキレる高齢者に理解「報道煽りすぎ」
 新型コロナウイルスの感染拡大によって、外出や食事、人との距離感まで従来の常識は通用しなくなった。そして、「第3波」の到来によって、感染防止に対する意識の差はさらに広がり、軋轢も増えているようだ。 人々の行動を過剰に監視する“自粛警察”などと呼ばれる人がいる一方、楽観的すぎる言動で眉をひそめられている人もいる。不動産会社勤務の男性(53)が言う。「『インフルエンザ関連では年間1万人が死んでいる』『コロナは風邪と同じ』という持論があってマスクをしない部長がいます。飛沫も気にせず大声で話すので、狭い部屋での会議は地獄です」 こうした「コロナ安全論」は家庭内でも不協和音を生んでいる。「70代の父が『コロナはただの風邪』という考えに染まってしまい、友達や親戚、近所の商店にもそう力説して回るんです。マスクもしません。そんなこと言って感染して重症化したらどうするのか……」(54・自営業) 自費のPCR検査が増えたことで、こんな困った人も現われている。商社勤務の男性(49)が語る。「2か月前にPCR検査を受けて陰性だったという50代の役員がいます。日が経つのにいつまでも検査結果を印籠のように持ち出して『俺は大丈夫だ』と豪語。取引先の人を誘ってゴルフや、夜の街に行ってやりたい放題。尊敬する人でしたが、見る目が変わりました」 コロナ禍でヒンシュクを買う中高年が増えたことについて、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(80)は複雑な心境だという。「僕自身、テレビのコロナ報道は煽り過ぎだと思っています。だからマスク着用を求められてキレる高齢者の気持ちはわからなくもない。インフルエンザや年間37万人が亡くなるがんと比べると、コロナはそれほど怖いものではないんです。ただ、それを言うと、みんなに嫌われましたけどね」 鳥越氏は自戒を込めてこう語る。「高齢者の問題行動が取り沙汰されるけど、その人の本質が現われただけ。今の時代は当たり前の衛生管理をすることが“嗜み”なのでしょう。その嗜みを持ち合わせていれば、くだらないトラブルの要因も作らないし、冷静になれるはずです」 ざんねんな言動のせいで“心のディスタンス”まで取られないようにしたいものだ。※週刊ポスト2020年12月18日号
2020.12.12 11:00
週刊ポスト
今年、傘寿を迎えたジャーナリストの鳥越俊太郎氏(時事通信フォト)
おじいちゃん呼称問題 「くそジジイのほうが嬉しい」の声も
 人生100年時代、若々しいシニアは増えている。そんな彼らがモヤモヤしているのが「呼称問題」。高齢者を「おじいちゃん」「おばあちゃん」と呼ぶことはあるが、呼ばれる方が不快に思うこともあるようだ。年齢の呼び方で言えば「還暦」「古稀」といった節目はあるが、男性はいつから「おじいちゃん」とされるのか。 漫画家の弘兼憲史氏(73)が語る。「理屈で線引きするならば、後期高齢者の75歳からでしょう。昔と違って今の60代は若いし、まだバリバリ働いて脂っぽいところを残しているけど、それが75くらいになると枯れてきますからね。その境目は非常にあいまいですが、仕事をリタイアすると自分がジジイだという心境になってくるものです。現役時代の肩書きや、社会での存在感が失われてくると、おじいちゃんだと実感するタイミングになります」 弘兼氏の場合、孫が誕生してからは家族から「おじいちゃん」と呼ばれるが、外では経験したことはないという。現役でバリバリ働いているかどうかの差はあるだろう。 さらに、社会的地位で判断される面もあるという。「高齢であっても、国会議員や会社の社長、重役などに『おじいちゃん』と呼びかけたりはしないでしょう。テレビでは農業や漁業をされている高齢者には、『おじいちゃん』と話しかけたりする。見た目だけでなく、職業や社会的地位で“なんとなく偉い人”はおじいちゃんから除外するという妙な線引きはあります。ひどい話ですよ」(弘兼氏) そうした相手の意識も感じ取れるから、受け取る方も複雑なのだろう。 今年、傘寿を迎えたジャーナリストの鳥越俊太郎氏(80)は、こんな心境の変化があったという。「私が思うに、現役か、そうじゃないかが『おじいちゃん』の境目だと考えます。現役を終えて、家族のなかで皆に敬愛されているという存在が『おじいちゃん』だと思います。私の場合、コロナ前までは講演などの仕事があって、まだまだ現役だと思っていましたが、コロナ禍で仕事がなくなって、今、社会的には何にもすることがない。その最中に、『もうおじいちゃんだな』と思いましたし、他人からそう呼ばれても、『そうだろうな』と受け止めるでしょうね。もちろん、リモートでの講演などが再開予定なので、現役に戻ればそうは言わせませんけどね(笑い)」見た目か、体力か 鳥越氏は、肉体的にも「おじいちゃん」の境目を痛感することはあると言う。「『船頭さん』という童謡の歌詞に『今年六十のお爺さん』というフレーズがありましたが、今は平均年齢も延びたから60代は元気です。でも70歳を超えると“おじいちゃん度”は上がるんです。体のあちこちが痛くなりますし、内臓も弱くなってがんなどの病気も患います。私は鏡を見ても皺も少ないし、見た目はまだ若いつもりです。でも80歳だからわかりますが、体はボロボロです。老化を受け止めるのは心理的にも精神的にも一概には言えませんが、やはり徐々に自覚していくものです。複雑ではありますが、私もおじいちゃんと言われても仕方がないと思います」 老いたと自覚しても、他人からの呼ばれ方によって受け止め方は変わってくるようだ。前出の弘兼氏は言う。「パナソニックグループ創業者の松下幸之助さんは晩年も『おじいちゃん』とは言われず『松下幸之助翁』と呼ばれていました。『翁』が、年寄りとバカにした感じもなく敬称として成立していましたね。 私の場合は、若い女性からなら『おじいちゃん』より『くそジジイ』と呼ばれたほうが嬉しい。『おじいちゃん』だと弱々しい感じがしますが、『くそジジイ』だとまだ色気があって、『私に迫ってくるこのくそジジイが』というニュアンスだから、元気が出ます(笑い)」 シニアに関するマーケティング活動を行なうポータルサイト「シニアライフ総研」代表の渡瀬英治氏は「感覚値になりますが」と前置きしつつ、こう分析する。「公共機関や映画館、アミューズメント施設の『シニア割引』を使用したり、その適用範囲に該当することを認識するたびに、自分はシニアだという意識が醸成され、『おじいちゃん』であることを受け入れていく。しかし、“アラ70(70歳前後)”の属性として、他人とコミュニケーションを多く持ち、活動的・能動的に生活している人で『自分は年齢の割に若い』と自負する層は、お孫さんから『おじいちゃん』と呼ばれても気にしませんが、第三者から呼ばれると自分の特性を否定されたと感じ、嫌悪感を持ちやすいのではないか」 女性に年齢を聞くのは御法度とされるが、男性にとっても「いつからおじいちゃん」問題は非常にデリケートではあるようだ。※週刊ポスト2020年11月6・13日号
2020.11.05 07:00
週刊ポスト
支持と批判が相半ばする存在だった(時事通信フォト)
鳥越俊太郎氏と舛添要一氏が政治家のコロナ対策アピール批判
 感染症などの有事にこそ、政治家の力量が問われるものだ。しかし、安倍晋三・首相や小池百合子・東京都知事、吉村洋文・大阪府知事については、新型コロナ対策を打ち出すことで「自らの“アピール”に利用した」との指摘もある。元厚労相で、前東京都知事の舛添要一氏が語る。「2月末に鈴木直道・北海道知事が独自に緊急事態宣言を発令して評価されたので、安倍首相も真似しようと思ったのでしょう。そうではなく、PCR検査数の拡充や医療従事者用のマスク、防護服の確保などに力を入れるべきだった」 ジャーナリストの鳥越俊太郎氏も、安倍首相と小池都知事の“アピール”についてこう指摘する。「安倍首相は給付金関連で10兆円以上のおカネをバラ撒きました。経済補償があって“助かった”と思っている人もいるかもしれないけど、元手は全て税金です。バラ撒いたぶんは後に税金を支払うかたちでツケが回ってくる。増税しても足りないぶんは国債を発行して賄っている。緊急事態宣言で経済的に困窮した人が多いタイミングで、自分は懐を痛めずに税金をバラ撒いていい顔をしただけです。 小池都知事も、東京アラートという不明確な基準を打ち出し、レインボーブリッジや都庁のライトアップで、マスコミを注目させることに重きを置いた。都知事選を前にして自分の“選挙活動”に終始したように見えます」 小池都知事は「夜の街」「パチンコ店」など感染リスクの高いスポットを名指ししたが、舛添氏は疑問を投げかける。「『夜の街』という漠然とした対象を批判することで、夜間に営業する飲食店などの全てが悪いかのように一括りにしていますが、それによって従業員や経営者の生活を脅かしています。営業停止命令でなく、自粛要請を出すだけなので、自粛警察をする人も出てきます。 感染リスクが高いと指定するなら、こうした中途半端な指定や情報公開ではなく、歌舞伎町の全店舗の従業員にPCR検査を実施して、全員が陰性の店には証明のステッカーを貼る。そして陽性者が出た店舗だけ2週間休業してもらうほうがいいと思います。お店にとっても、再びいつ自粛要請がくるか分からない状況よりも、証明ができたり期限付きの休業のほうがいい。休業した店舗には無利子の貸し付けを行なうなどすれば、廃業する店舗も減らせるうえに、感染対策としても有効でしょう」 対策の実効性よりも政治家の支持率が優先された──そう見られているようだ。※週刊ポスト2020年7月24日号
2020.07.13 07:00
週刊ポスト
「第2波」とどう向き合うか(時事通信フォト)
緊急事態宣言時のような自粛はもう無理? むしろ「自律」を
 再び新型コロナの感染者数が増え始めた7月1日、菅義偉・官房長官は会見でこう述べた。「現在は緊急事態宣言に当たるとは考えていないが、今後感染者の増加スピードが高まれば、最悪の場合、緊急事態宣言を発する可能性はある」“感染再拡大”への懸念が高まる中、再び「緊急事態宣言」「自粛・休業要請」が発令されるのではないか──政府は慎重な姿勢を示しているものの、そんな不安が頭をよぎる。しかし、約2か月の自粛期間を経て、再自粛に「待った」をかける人々も少なくない。ジャーナリストの鳥越俊太郎氏が語る。「高齢者や基礎疾患のある人が重症化しやすいとされますが、それだけを見て社会全体がパニックになるのはおかしい。そもそも新型コロナによる死者数は979人(7月7日時点)ですが、インフルエンザによる死者数は毎年3000人、関連死を含めれば1万人とされます。新型コロナによる死者数は特別に多いわけではないのです。 それなのに外出自粛を求められて素直に応じていれば、私のような高齢者は下半身から弱ってしまう。緊急事態宣言も、真面目に自粛した人ほど足腰が弱って悪影響が出てしまった。私はそうならないために、マスクや消毒などの予防をしたうえで散歩にも出かけていました」 コロナ禍において「自粛は嫌だ」と主張すれば、批判を受けることもあり得る。しかし、鳥越氏が語るように、マスクの装着や手洗い・消毒など、人々の生活にはすでに基本的な予防意識が定着している。経済ジャーナリストの荻原博子氏が語る。「緊急事態宣言を経験して、感染リスクを低減する予防法は国民に広く周知されました。たとえば、人通りの少ない近所の道路や公園では、無理してマスクをつけて歩かなくてもそれほど感染リスクは高くないという知識を皆が身につけている。一方で、電車内などではマスク着用が必須だし、人と会うときもオープンカフェなどを選んだほうが三密は避けられる。無理して外出することはありませんが、今では国民の多くがそのような適切な予防行動をとれています。 ほとんどの人々は、『4月の緊急事態宣言と同様の自粛はもうできない』と感じている。これからは“定義のない自粛”を求められても限界があります」 感染予防に努めることはあくまで前提だ。生活者の実感としては「もう自粛はしない」という意見は必ずしも“暴論”とは言えないのではないか。「もう自粛なんてしない」──そう主張する識者たちに共通しているのは、決して個人が好き勝手に振る舞えばいいということではない。第2波の到来を前にして必要なのは、政治や行政が押しつける「自粛」ではなく、国民全員が第1波の経験をもとに身につけた「自律」で行動するという生活様式だ。「自粛」という言葉に伴う「正義感」との向き合い方も問われている。自粛警察に潜むのは「自粛が正義、自粛しないのは悪」という価値観だが、第2波を迎える前に、その3か月前の“常識”を変えていく必要があるのかもしれない。 第2波がどのような形で訪れるかは、誰にも分からない。第1波の自粛を総括し、今後の望ましいあり方を考えることは、来たるべきリスクと向き合うことでもある。※週刊ポスト2020年7月24日号
2020.07.10 07:00
週刊ポスト
鳥越俊太郎氏 「自粛ムードに負けずこれからも出歩きます」
鳥越俊太郎氏 「自粛ムードに負けずこれからも出歩きます」
 緊急事態宣言が解かれても、「急に出歩いていいのだろうか」「もし周りに迷惑をかけてしまったら」と不安は尽きない。そんな中、著名な “アクティブシニア”たちは、コロナ後の世界をどう過ごすのか。ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(80)が語る。 * * * 批判されるかもしれませんが、私は自粛中も、可能な限り元通りの生活を続けていました。「不要不急の外出は控えて」と言われていましたが、3月31日に妻と2人で伊豆の下田に旅行に行きました。娘からは反対されて、嫌味も言われましたが、旅館では、温泉も部屋についている内風呂に入ったのでとくに不安は感じませんでした。 散歩にもよく行っていて、自宅から恵比寿あたりまでを30~40分かけて歩いています。散歩なら他人との距離も取れるので、マスクはしていません。 その足で本当は映画館にも行きたいのですが、今は閉館しているから、仕方なくDVDやネット動画配信サービス「Netflix」で映画を観ています。 音楽鑑賞も、親交のあるジャズピアニストの定期的なライブが中止になっているので、家でCDを聴いているけど、映画館やコンサート会場が再開されたら、すぐに行きます。今まで通りに娯楽を楽しみたい。 私はコロナで騒ぎすぎだと思っているし、私たちのような高齢者は家でじっとしているだけだとすぐに足の筋肉が衰えてしまいます。それは健康や寿命にも影響してくる。自粛ムードに負けちゃダメですよ。 仕事面でも、3月以降、講演やテレビ・ラジオの仕事はなくなってしまいましたが、ジャーナリストとしての活動は、可能な限り続けています。 80歳の節目に「新たなチャレンジ」をしようと、今年2月から『鳥越俊太郎の今あなたに伝えたいこと』というウェブマガジンを始めて毎週、記事を配信したり、ネットで対談動画を公開したりしています。 この状況が落ち着いて、講演の仕事が入ってくるようになったら、できるだけ応えたいと思っています。人と会う仕事もどんどんやっていきながら、徐々に元の状態に近づけていきたいですね。※週刊ポスト2020年6月5日号
2020.05.26 07:00
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週刊ポスト 2020年6月5日号目次
週刊ポスト 2020年6月5日号目次
週刊ポスト 2020年6月5日号目次安倍の「コロナ禍火事場泥棒」すべて書く・どさくさまぎれの「年金75歳支給」を撃つ!・安倍官邸「反政府ニュース監視」の記録文書 ・「雇用調整助成金」煩雑すぎる・天下り団体がコロナ貸付で“焼け太り” ・「種苗法改正案」とは何か・自民党最重鎮の公設秘書が“泥酔→警察沙汰”・“イエスマン”を野党から引き抜く自民党特集◆コロナ景気の裏収支決算◆“やりすぎ中国” “ゆるすぎ韓国” どっちも嫌だ!◆開成・灘・麻布の生徒は休校期間をどう過ごしているか◆これは巨大地震 首都直下・南海トラフの予兆か?鳴り止まない緊急警報アラーム、長野・岐阜で88回の頻発──◆ナニワの「伝説バラエティ」生き証人たちの告白『てなもんや三度笠』『モーレツ‼しごき教室』『夫婦善哉』『ヤングおー!おー!』◆江夏の9者連続奪三振に沸いた1971年オールスターの記憶◆その「薬の買い方」であなたは「年間1万円」を損している◆オーバー70「アクティブじじい」たちが語る 私たちの「新・生活様式」藤原正彦 鳥越俊太郎 小和田哲男 弘兼憲史 石井ふく子 ◆精力と免疫力を上げる 料理、体操、そして…◆もし、「吉村洋文」大阪府知事が総理大臣になったら◆“アベノ検事”黒川弘務検事長とは何者かワイド◆渡辺恒雄 ◆六代目山口組「ツカサノマスク」◆マイク・タイソン◆相撲協会 ◆巨人・阿部◆驚異の度数12%酎ハイ◆足立ナンバーグラビア◆「報道」「ドラマ」より奥が深い「女子アナ」のTBS◆ハイレグが日本一似合うグラドル総選挙2020◆志村けんの“最後の女”奥村美香 初めて語るけんさんとの真実 ◆即席ラーメン激旨レシピ◆癒やしの苔世界へようこそ◆染谷有香 Honey Trap◆由愛可奈 夢のようなハダカ◆伊賀まこ ぜんぶ脱いじゃった◆甲子園で見たかった怪物3年生たち◆ルポ UberEats配達員「潜入バイト」日記連載・コラム◆中川淳一郎「ネットのバカ 現実のバカ」【小説】◆平岡陽明「道をたずねる」【コラム】◆須藤靖貴「万事塞翁が競馬」 ◆広瀬和生「落語の目利き」◆堀井六郎「昭和歌謡といつまでも」◆秋本鉄次「パツキン命」◆戌井昭人「なにか落ちてる」◆春日太一「役者は言葉でできている」◆大竹聡「酒でも呑むか」◆鎌田實「ジタバタしない」◆綾小路きみまろ「夫婦のゲキジョー」◆大前研一「『ビジネス新大陸』の歩き方」◆高田文夫「笑刊ポスト」【ノンフィクション】◆井沢元彦「逆説の日本史」◆河崎秋子「羊飼い終了記念日」【コミック】◆やく・みつる「マナ板紳士録」◆とみさわ千夏「ラッキーな瞬間」◆中島守男「袋小路家のニチジョー」【情報・娯楽】◆恋愛カウンセラー・マキの貞操ファイル◆ポスト・ブック・レビュー◆医心伝身◆ポストパズル◆プレゼント◆法律相談◆ビートたけし「21世紀毒談」◆椎名誠とわしらは怪しい雑魚釣り隊◆連載「二度と撮れないニッポンの絶景」
2020.05.22 07:00
週刊ポスト
五輪美女の思い出 木原光知子から栗原恵、田中理恵まで
五輪美女の思い出 木原光知子から栗原恵、田中理恵まで
 五輪の記憶は、今でも当時の興奮を呼び起こす。同世代と話せば、話は尽きない。中でも盛り上がるのは、女性アスリートの「美しい思い出」だろう。みんなが心を奪われた日本人五輪ヒロインの歴史を振り返る。 1964年東京五輪では、競泳自由形の木原光知子が「ミミ」という愛称で、一躍アイドルに。サッカー日本代表として同じ東京五輪に出場した釜本邦茂氏が振り返る。「まだ高校生(16歳)で、選手団の中ではとにかく可愛くて目立っていたね」 芥川賞作家の高橋三千綱氏は、飛び込みの選手に目を奪われたという。「ロス五輪(1984年)の馬淵よしのさんはキレイでしたね。当時、コカ・コーラの五輪バージョンのCMにも出演して話題になった。ソウル五輪の浅田雅子さんは、まだ高校生で、その可愛さから“飛び込み界のマドンナ”と呼ばれていました」 ロス五輪では新体操の山崎浩子、ソウル五輪ではソロ・デュエットで銅を獲得したシンクロの小谷実可子も美人アスリートとして評判が高かった。 競泳では、バルセロナ五輪(1992年)とアトランタ五輪(1996年)に出場した自由形の千葉すずが代表格だろう。ジャーナリストの鳥越俊太郎氏はこう語る。「取材をした際の第一印象はシャイで、憂いを帯びた感じがとても美しかった。話を聞いてみると自己主張もするし、芯の強さを持っていた」 近年では、美貌でもスタイルでも海外勢に引けをとらない日本人女子選手が増えている。「北京五輪(2008年)のバレーボール日本代表、栗原恵がとにかく可愛かった。187センチと長身ながらベビーフェイス。困ったような表情もたまらなかったなぁ。“メグカナコンビ”として一緒にブームになった“パワフル・カナ(大山加奈)”ファンも多かったけど、僕は断然“プリンセス・メグ”派です」(59歳会社員)「ロンドン五輪(2012年)の体操選手、田中理恵は子供っぽい海外選手に比べて大人の女性の魅力に溢れていた」(64歳会社員) 東京五輪2020では、どんなアイドル選手が飛び出すか。美女アスリートの活躍にも要注目だ。※週刊ポスト2020年2月21日号
2020.02.16 07:00
週刊ポスト
2019年重大ニュース【ライフ・ビジネス】猫の鳴き声の秘密
2019年重大ニュース【ライフ・ビジネス】猫の鳴き声の秘密
 2019年も『NEWSポストセブン』では数多くの記事を紹介し続けてきた。その中から編集部が、ネットで反響の大きかった記事を中心に、巷の重大ニュースとは、ひと味違う2019年の「重大ニュース」を厳選した(2018年12月~2019年11月末の記事が対象)。ここでは【ライフ・ビジネス】編ベスト10を紹介。トップ3の記事については、ネットニュース編集者の中川淳一郎氏が解説する。(以下「」内は中川氏のコメント)●ライフ・ビジネス編1~3位【1位】■猫の「にゃー」は江戸時代以降、平安時代は「ねんねん」だった(5月)「ネコの話題はネットの風物詩的なものです。日々、殺伐としたニュースばかりの中、こうした記事を多くの読者の方に読んでいただき、『我が家のネコの鳴き声』について色々と意見を述べてくれたことを嬉しく思います。ネットの一部に安寧をもたらせたのではないでしょうか」【2位】■鳥越俊太郎氏「なんで本人認証必要なのか!」とiPhoneに不満(10月)「この記事については、ネット伝統の『老害叩き』が炸裂した形となりました。鳥越氏といえば、ネット上では色々と言われる方ではあります。特に2016年の都知事選出馬の時には様々な批判もありましたが、こうして『ご意見番』として最先端テクノロジーに異議を唱えてくれる方も必要です。鳥越さんにはこれからも『ベテラン代表』として自由闊達に意見を述べてもらいたいです」【3位】■消費者の「アウトレットモール離れ」が進んでいる理由(8月)「この記事は、経済記事においては異例ともいえるPVを記録しました。通常、『NEWSポストセブン』に限らず、ネットニュースでは芸能・スポーツといった分野が大きなアクセスを集めがちですが、経済の話題についても『なぜこんな現象が起きたのか』をこれからも丁寧に解説していきますね」●以下、4~10位■ドコモショップ一部サービス有料化は「高齢者排除」なのか(11月)■10連休トラブル集、殺意・離婚危機や「BBQ最悪」の声も(5月)■母親が勝手に貴重なAVを処分、息子は損害賠償請求できるか(6月)■理想の大便 「水にプカプカと浮く」「酸っぱい匂いがする」(6月)■グラドルと一般女性の下着調査、勝負下着保有率やゲン担ぎ経験(9月)■「一家に1台たこ焼き機」他、勝手なイメージに大阪府民反発(1月)■「このハゲー!」はケンカをしていてもNG、薄毛夫への接し方(11月)
2019.12.22 16:00
NEWSポストセブン
【動画】鳥越俊太郎氏「なぜ本人なのに本人認証が必要なのか!」
【動画】鳥越俊太郎氏「なぜ本人なのに本人認証が必要なのか!」
 鳥越俊太郎さんが週刊ポストの「老年の主張」に登場。最近iPhoneに換えたという鳥越さんは「本人認証が面倒臭くてたまらない」と嘆いています。鳥越さんによると「僕はLINEのほか、アマゾンや楽天アップルIDでの買い物などいろんなサービスを使ってるけどそれぞれにログインするたびに 本人認証を求められるから煩わしくて仕方がない」とのこと。何回か失敗してログインできなくなり再設定する羽目になったこともあるそうです。
2019.10.04 16:00
NEWSポストセブン
鳥越俊太郎氏「なんで本人認証必要なのか!」とiPhoneに不満
鳥越俊太郎氏「なんで本人認証必要なのか!」とiPhoneに不満
「最近、娘に言われてiPhoneに替えたら、ネットもLINEも1台でできるようになって、とっても便利になりました。だけど、本人認証が面倒臭くてたまらない」 そうぼやくのは、ジャーナリスト・鳥越俊太郎氏(79)。いまやスマホは年齢を問わず“必需品”になりつつあるが、最初にスマホを起動する時に始まり、手続きや支払いなど、何かをするたびに本人認証を求められることになる。「僕はLINEのほか、アマゾンや楽天、アップルIDでの買い物などいろんなサービスを使ってるけど、それぞれにログインするたびに本人認証を求められるから、煩わしくて仕方がない。しかもみんな本人認証に必要な文字数や、アルファベットと数字の組み合わせ方も違う。何回か失敗してログインできなくなって、再設定する羽目になったことは何度もあります」 しかもスマホのキャッシュレス決済の拡大を目指す経済産業省は今年4月、決済事業者に対して、より精度の高い本人認証を求める指針を打ち出した。本人認証のハードルはますます高くなりそうだ。「個人情報の流出や悪用を防ぐためだから仕方がないけれど、もうちょっと簡単にできないものか。やっぱり僕のスマホを僕が使っているのに『本人認証』ではじかれるって、おかしいでしょう。 僕の場合、娘婿がこういう分野に詳しいので、お手上げだと思ったら連絡して教えてもらっているけれど、自分ひとりではとても無理。頼りになる人が身近にいない高齢者は本当に苦労するでしょうね」※週刊ポスト2019年10月11日号
2019.10.02 07:00
週刊ポスト
鳥越俊太郎氏と佐伯啓思氏が「安楽死」について考えた
鳥越俊太郎氏と佐伯啓思氏が「安楽死」について考えた
 スイスで安楽死を遂げた初の日本人女性(当時50歳)に密着し、最期の瞬間まで映した衝撃の内容だったNHKスペシャル『彼女は安楽死を選んだ』(6月2日放送)は、多くの視聴者の心を揺さぶった。NHKには放送翌日までに約300件もの感想が視聴者から寄せられたという。 4度のがん手術を経験した鳥越俊太郎氏(79)は、妻と釘付けになって観たそうだ。「安楽死を選んだ女性は、言葉に少し障害が出ていましたが、顔もふっくらとして、にこやかで元気そうで、安楽死するにはまだ早いんじゃないのと思いました。頭もしっかりしていて、言葉での意思表示もできて、それで死を選ぶというのは、正直なところビックリした。すごい女性だなと。 最期の場面で、女性は死の間際も苦しむことなく、2人のお姉さんに見守られながら『幸せだった』と言い残し、スーッと眠るように亡くなった。亡くなるまで30秒くらいで、ああ、こういう最期はいいなあと思いましたね。私ももう79歳で、そんなに長くはありませんからね。一緒に見ていた女房に『俺もこうやって死にたい』と言ったら、何も言わず黙っていました」 京都大学こころの未来研究センター特任教授で『死と生』などの著作がある佐伯啓思氏(69)にとっても、「番組は衝撃的だった」という。「この女性のように、自分も死にたいと思った人は非常に多かったのではないでしょうか。私自身も、もし体が動かなくなるような難病になったら、延命治療はせずに積極的な安楽死を望みます。ただ、やっぱり家族や周りの人たちとの間で問題が出てくると思う。近親者の人たちも、あまり自分のエゴで『生きていてもらいたい』と思わずに、自分がその状態になったらどう考えるかという視点に立って、みんなで決断をしていく必要があります。 安楽死というのは日本でも西洋でも難しい問題です。しかし、それを直視するという姿勢が西洋にはあり、日本の場合はやっかいな問題から目をそらしてしまっている。それはやはり、日本には戦後の『生命至上主義』が根底にあるからで、殺人も自殺も安楽死も全部一緒くたに扱われて、目をそらされているようなところがあります。長生きしたい、寿命を延ばしたいという生命至上主義を見直すことから始めるべきではないでしょうか」※週刊ポスト2019年6月21日号
2019.06.10 16:00
週刊ポスト

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