中居正広(44才)がMCを務める『ナカイの窓』(日本テレビ系)は放送回数200回を超える人気バラエティー番組。毎回さまざまなゲストを迎えてトークを繰り広げるのだが、1回目の出演が予想を上回る反響を呼び、急遽再出演までしたお笑い芸人がいる。
中居の熱狂的なファンで、中居のコントを見てお笑い芸人になったジャイアントジャイアンのコマタツ(28才)だ。
「ぼくは母子家庭で、かあちゃんはずっと働いていましたから、小さい頃からテレビっ子だったんです。当時の記憶はあやふやなんですが、物心ついた小学校低学年の時にテレビをつけたら『スマスマ』(『SMAP×SMAP』・フジテレビ系)をやってて。そこで中居さんがマー坊をやったりとか、なんだこれは、というような衝撃を受けたんです。それで“人を笑わせることはこんなにかっこいいことなんだ”“お笑い芸人になりたい”って思ったんです」
その夢を叶えるために地元・長野から東京へ出たコマタツ。2010年にお笑い芸人としてデビューし、憧れてやまない中居と初対面を果たしたのが『ナカイの窓』だった。そこでは、これまで中居がテレビやラジオ、雑誌などで発言した名言を書きためてきたノートを披露。
「相手を思いやる気持ちがあれば、緊張しない」(by中居正広)
2007年のラジオ番組でリスナーのかたが、レポートか何かを発表しなければいけないんだけど、緊張しちゃうんです。どうすればいいですか? って質問したとき、中居さんはこう言ったんです。
「どこかで目立ってやろうとか、どこかでかっこつけようとか、いい点数とってやろうとか思うと緊張しちゃうけど、でも相手に伝わるように、その相手を思ってやると緊張しないよ」って。ぼくもお客さんの前でネタをやるとき緊張するんですが、そのとき思い出す言葉です。「面白いから見てください」じゃなくて、「お客さんのため」って思うと不思議と緊張がほぐれる。これはぼくの中で結構大きな言葉で、後輩とかにも伝えています。
「メールやだ。俺は声を聞きたい」(by中居正広)
中居さんらしい言葉ですよね。ぼくは今、これをスマホに置き換えているんです。今ってみんな時間さえあればスマホをいじっているじゃないですか。楽屋でもみんなスマホをいじっていたりするんですけども、ぼくは先輩にも「話しましょうよ」って声をかけています。
他にも、
「小さな幸せが積もりに積もって俺は幸せ者だなって感じちゃうんだよね」
「オレの人生の主人公はオレだもん」
「肉は安い方が美味しい」
などなど。コマタツは中居の名言をスラスラと紹介し、これには中居も「なんなんだ、コイツ。なんなの!?」と照れ笑いしっぱなしだった。