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『ひよっこ』三男役・泉澤祐希 洋服屋の夢も諦めていない

『ひよっこ』三男役で注目の泉澤祐希

 4月3日にスタートした連続テレビ小説『ひよっこ』。同作は東京五輪が目前に迫る1964年、茨城県の山あいの奥茨城村で育った少女が、幼馴染らとともに東京で集団就職をするために上京。さまざまな出会いと別れを経験しながら、自らの殻を破って成長していく姿を描く。今回は、ヒロイン・みね子(有村架純)の幼馴染・三男役で話題、泉澤祐希(23才)の素顔に迫った。

 * * *
 6才の頃に役者の仕事を始めたんですが、小学生の頃は仕事で学校を休むのも嫌で、正直、あまりやる気があったわけではないんです。役者以外の道を考えていた時期もあって、大学では経営学部に入りました。

 もともと洋服が好きで、洋服屋にも興味があったんです。今も友達と趣味で洋服を作って遊んでいるので、洋服屋の夢もまだ完全にあきらめたわけではないんですけど(笑い)。役者としてやっていこうと決意したのは、大学に入ってからです。

『ひよっこ』のオーディションは、すごく緊張しました。絶対に落ちた…と思ったので、合格した時は本当に嬉しかったです。三男は今までぼくが演じたことがない、すごく明るくて愛おしいキャラクターなので、演じていても楽しくて! 台本を読んでいても三男っていい奴だなと思うし、みんなも「三男はいい人だね」って(笑い)。

 みね子と時子(佐久間由衣)の幼馴染なので、3人でいる時の空気感を大事に演じたくて、休憩時間もなるべく一緒にいるようにしているんです。最初は女子2人に男1人なのでいづらいかなと思ったんですけど、そんなこともなく! 架純ちゃんも「3人のシーンが好き」って言っていたり、由衣ちゃんも「3人の雰囲気いいよね」って。若干、照れくさいんですけどね(笑い)。

 三男は時子に片思いしているんですけど、とにかくストレートで一途。相手から断られても何回もアタックするんです。ぼくが同じ立場なら何度もアタックなんてできないと思うから、憧れますね。

『ひよっこ』は、みね子頑張れ! と応援したくなるような作品になっていると思うので、幼馴染3人の成長と共に見守っていただけたら嬉しいです。

Q:三男のように地元愛は強い?

A:強い! 4年に一度開催される三社祭には今でも、参加しています。将来は地元に戻りたいな~。

Q:子供の頃の夢は?

A:忍者(笑い)。小学生の時は野球選手にも憧れていました。

Q朝は強い? 弱い?

A:強い! 目覚ましが鳴る前に、いつも起きます。緊張してるんですかね?(笑い)。

【プロフィール】
泉澤祐希(いずみさわ・ゆうき)1993年6月11日生まれ。千葉県出身。2006年のドラマ『白夜行』(TBS系)桐原亮司の少年期役で注目を集める。今年2月には、出演映画『君と100回目の恋』、『サバイバルファミリー』が公開された。

撮影/酒井貴生(aosora)

※女性セブン2017年4月20日号

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