スポーツ

新弟子 ノア試験に落ちLINEで知り合った力士に勧誘され入門

新弟子の入門理由も様々

 新年度になり、日本中の職場に新人がやってきたことだろう。大相撲にも、新弟子56人が入門した。月刊誌『相撲』(ベースボール・マガジン社)4月号では、恒例の「全新弟子名鑑」が掲載され、なかでも食べ物の好き嫌いやよく見るテレビ番組など細かなアンケートの回答が載るため、コアなファンはチェックを欠かさない。入門動機も実にバラエティがある。

 佐渡ケ嶽部屋の原元有吾(琴原元)は、「小5のとき『すき家』で佐渡ケ嶽部屋のマネージャーに勧められて」と回答。小6から千葉県柏市の柏相撲少年団に入り、中学卒業で入門してきたのだから筋金入りの経歴だが、「すき家」に触れる必要はなかったんじゃないか……。

 同じ佐渡ケ嶽部屋の塚原ヒカル(琴塚原)は、「父が元十両・若東龍のちゃんこ店(茨城県筑西市)の常連で、その関係で佐渡ケ嶽親方に連絡がいき、高3の6月に会って勧められた」という。中学時代は柔道部、高校の3年間はラグビー部で体格のよさからスカウトされたのだろう。いずれにせよ佐渡ケ嶽部屋では飲食店絡みでのスカウト活動が盛んなよう。

 立浪部屋の山我裕基(山我)は、「プロレスラー志願で今年1月にノアの練習生テストを受けたが落ち、LINEで知り合った飛天龍さん(注/立浪部屋所属の三段目)に誘われて」この世界に飛び込んだ。どうやると現役力士とLINEで知り合えるのかは気になるところだ。

 佐渡ケ嶽部屋の本間航平(琴本間)は、部屋付きの鳴戸親方(元大関・琴欧洲)の内弟子として入門した(春場所後に鳴戸部屋として独立)。きっかけは現役時代の琴欧洲に誘われたことだというが、「入るつもりはなかったが、熱心に勧誘を受けて」という答えは、鳴戸親方も内心複雑なのでは。

関連キーワード

関連記事

トピックス

違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者が逮捕された
「1時間20万円で女性同士のプレイだったはずが…」釈放された小西木菜容疑者(21)が明かす「レーサム」創業者”薬漬け性パーティー”に参加した理由「多額の奨学金を借り将来の漠然とした不安あった」
NEWSポストセブン
「最後のインタビュー」に応じた西内まりや(時事通信)
【独占インタビュー】西内まりや(31)が語った“電撃引退の理由”と“事務所退所の真相”「この仕事をしてきてよかったと、最後に思えました」
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問される佳子さま(2025年6月4日、撮影/JMPA)
《ブラジルへ公式訪問》佳子さま、ギリシャ訪問でもお召しになったコーラルピンクのスーツで出発 “お気に入り”はすっきり見せるフェミニンな一着
NEWSポストセブン
小さい頃から長嶋茂雄さんの大ファンだったという平松政次氏
《追悼・長嶋茂雄さん》巨人キラーと呼ばれた平松政次氏「僕を本当のプロにしてくれたのは、ミスターの容赦ない一発でした」
週刊ポスト
ロシアのプーチン大統領と面会した安倍昭恵夫人(時事通信/EPA=時事)
プーチンと面会で話題の安倍昭恵夫人 トー横キッズから「小池百合子」に間違われていた!
NEWSポストセブン
「日本人ポップスターとの子供がいる」との報道もあったイーロン・マスク氏(時事通信フォト)
イーロン・マスク氏に「日本人ポップスターとの子供がいる」報道も相手が公表しない理由 “口止め料”として「巨額の養育費が支払われている」との情報も
週刊ポスト
中居の女性トラブルで窮地に追いやられているフジテレビ(右・時事通信フォト)
《会社の暗部が暴露される…》フジテレビが恐れる処分された編成幹部B氏の“暴走” 「法廷での言葉」にも懸念
NEWSポストセブン
渡邊渚さんが性暴力問題について思いの丈を綴った(撮影/西條彰仁)
《渡邊渚さん独占手記》性暴力問題について思いの丈を綴る「被害者は永遠に救われることのない地獄を彷徨い続ける」
週刊ポスト
 6月3日に亡くなった「ミスタープロ野球」こと長嶋茂雄さん(時事通信フォト)
【追悼・長嶋茂雄さん】交際40日で婚約の“超スピード婚”も「ミスターらしい」 多くの国民が支持した「日本人が憧れる家族像」としての長嶋家 
女性セブン
母・佳代さんと小室圭さん
《眞子さん出産》“一卵性母子”と呼ばれた小室圭さんの母・佳代さんが「初孫を抱く日」 知人は「ふたりは一定の距離を保って接している」
NEWSポストセブン
元タクシー運転手の田中敏志容疑者が性的暴行などで逮捕された(右の写真はイメージです)
《泥酔女性客に睡眠薬飲ませ性的暴行か》警視庁逮捕の元タクシー運転手のドラレコに残っていた“明らかに不審な映像”、手口は「『気分が悪そうだね』と水と錠剤を飲ませた」
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
《レーサム創業者が“薬物付け性パーティー”で逮捕》沈黙を破った奥本美穂容疑者が〈今世終了港区BBA〉〈留置所最高〉自虐ネタでインフルエンサー化
NEWSポストセブン