国内

年齢詐称62才山辺容疑者 「38才か39才」は絶妙すぎる

「38才か39才」という年齢詐称は絶妙との声も

 女性セブンの名物アラカン記者“オバ記者”こと野原広子が、世の中のおかしな出来事にメスを入れる! 今回のテーマはアラカン女性の逮捕騒動です。

 * * *
「62才の彼女がなりきったのは“女”を飛び越えて“女の子”」
「たいしたタマだよね」
「千両役者!」

 ここのところ、アラカンの女友達が集まるとこの話だ。人差し指を反そらせてスマホをいじる仕草。タイの警官を見上げる視線と甘い声。彼女が日本中の目をくぎ付けにしたのは、『出資法違反』という四角い法律ではなくて、間違いなく、一度見たら忘れられない異様な見た目だ。

◆詐欺被害の悲しさは、痛い腹を探られること

 山辺節子容疑者は、「大企業は銀行からすぐお金を借りられないんです。私がその埋め合わせをしているので、私にお金を預ければ必ず儲かります」と言って、7億円以上を集めたそう。ここ数年、大手企業の粉飾決算が騒ぎになっているから、この話を信じた人もいたと思う。

 この手の話を聞いて思い出すのは、私自身が以前、ひっかかってしまった苦い経験。ウソっぽい話に乗っかり、何度か辛酸をなめた私の恥をさらすと、詐欺被害の悲しさは、他人から同情されないことなの。

 私をだました相手と、そうなるまでのいきさつを思い出すと、夜中に仁王立ちになるほど腹が立つ。けど、それを人に話すと、「なんで?」とアホを見るような目で見られるんだよ。それか、「あんな人に惚れたの?」と痛くもない、または痛い腹を探られるかで、ロクなことがない。

◆昭子でも和子でもタイ人にとっては変わらないけど…

 とはいえ、山辺容疑者には共感するところもある。それは、ウソのさじ加減。

関連記事

トピックス

行きつけだった渋谷のクラブと若山容疑者
《那須2遺体》「まっすぐ育ってね」岡田准一からエールも「ハジけた客が多い」渋谷のクラブに首筋タトゥーで出没 元子役俳優が報酬欲しさに死体損壊の転落人生
NEWSポストセブン
嵐について「必ず5人で集まって話をします」と語った大野智
【独占激白】嵐・大野智、活動休止後初めて取材に応じた!「今年に入ってから何度も会ってますよ。招集をかけるのは翔くんかな」
女性セブン
テレビや新聞など、さまざまなメディアが結婚相手・真美子さんに関する特集を行っている
《水原一平ショックを乗り越え》大谷翔平を支える妻・真美子さんのモテすぎ秘話 同級生たちは「寮内の食堂でも熱視線を浴びていた」と証言 人気沸騰にもどかしさも
NEWSポストセブン
不倫騒動や事務所からの独立で世間の話題となった広末涼子(時事通信フォト)
《「子供たちのために…」に批判の声》広末涼子、復帰するも立ちはだかる「壁」 ”完全復活”のために今からでも遅くない「記者会見」を開く必要性
NEWSポストセブン
前号で報じた「カラオケ大会で“おひねり営業”」以外にも…(写真/共同通信社)
中条きよし参院議員「金利60%で知人に1000万円」高利貸し 「出資法違反の疑い」との指摘も
NEWSポストセブン
SNSで「卒業」と離婚報告した、「第13回ベストマザー賞2021」政治部門を受賞した国際政治学者の三浦瑠麗さん(時事通信フォト)
三浦瑠麗氏、離婚発表なのに「卒業」「友人に」を強調し「三浦姓」を選択したとわざわざ知らせた狙い
NEWSポストセブン
昨年ドラフト1位で広島に入団した常広羽也斗(時事通信)
《痛恨の青学卒業失敗》広島ドラ1・常広羽也斗「あと1単位で留年」今後シーズンは“野球専念”も単位修得は「秋以降に」
NEWSポストセブン
二宮が大河初出演の可能性。「嵐だけはやめない」とも
【全文公開】二宮和也、『光る君へ』で「大河ドラマ初出演」の内幕 NHKに告げた「嵐だけは辞めない」
女性セブン
JR新神戸駅に着いた指定暴力団山口組の篠田建市組長(兵庫県神戸市)
【ケーキのろうそくを一息で吹き消した】六代目山口組機関紙が報じた「司忍組長82歳誕生日会」の一部始終
NEWSポストセブン
品川区で移送される若山容疑者と子役時代のプロフィル写真(HPより)
《那須焼損2遺体》大河ドラマで岡田准一と共演の若山耀人容疑者、純粋な笑顔でお茶の間を虜にした元芸能人が犯罪組織の末端となった背景
NEWSポストセブン
元工藤會幹部の伊藤明雄・受刑者の手記
【元工藤會幹部の獄中手記】「センター試験で9割」「東京外語大入学」の秀才はなぜ凶悪組織の“広報”になったのか
週刊ポスト
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
女性セブン