◆ボルドータイプ(赤)
フランスのボルドー地方で造られる赤ワインのように、がっしりとした重みのある味で、タンニン(渋みのこと)が強いのが特徴。
◆ブルゴーニュタイプ(赤)
フランスのブルゴーニュ地方の赤ワインのようなかなり軽めの味。
◆シャブリタイプ(白)
フランスのブルゴーニュ地方のシャブリ地区の白ワインのように、スッキリとした辛口の味。
◆やや甘口のリースリング(白)
フランスのアルザス地方やドイツの白ワインに代表される、リースリングというぶどう品種を使ったやや甘口の味(ただし、同じリースリングを使った辛口の白もある)。
以上の4つの味を覚えておけば、ワイン売り場やレストランで「ボルドータイプの赤をお願いします」などと注文できる。まずはこの4タイプの味の違いを知ろう。
●こくぼ・たける/日本ソムリエ協会認定ソムリエ。千葉・船橋市の「ワインと肉 COQ DINER」のオーナーソムリエ兼シェフ。著書『図解 ワイン一年生』(サンクチュアリ出版)がヒット中。
※週刊ポスト2017年5月26日号