「茶屋から15日間通しでチケットを購入するのは企業や富裕層が多いですが、実際に15日連続で観戦する人はほとんどいません。そうした人と知り合いになれば、チケットを譲ってくれることがあるそうですが…」(同前)
「当日券」という手もある。前売りが完売でも、当日自由席券(2階イス席)が毎朝7時45分から400枚だけは必ず販売される。大人2200円、子供200円という驚きの安さだが、入手するには相当な「早起き」が必要。
「昨夏は朝7時に行けば充分買えたが、今場所の初日は朝6時に500人が並び、100人があぶれました。平日なら朝5時に並べば何とか入手できそうですが、週末はさらに早く並びたい」(同前)
最後の手段は「ネットオークション」だ。
「トラブルも多いので自己責任ですが、意外にも定価の2倍ほどの安さで売っていることがあります。相撲ファンは年配のかたが多いので、ネットオークションまで使って買おうという人は少なく、意外な盲点になっています」(同前)
苦労して入場券を入手した分、観戦の喜びもさらに大きくなるか。
撮影/雑誌協会代表取材
※女性セブン2017年6月1日号