ライフ

新しもの好きな京都人は日本一パンとコーヒー好き

京都人はごはんよりパン?

 北は北海道から、南は沖縄まで約3000kmとタテに細長い日本列島。さまざまな統計データを紐解けば、納得の県民性から意外な地域性まで、都道府県の「知られざる県民の真実」が見えてくる。

 洋食文化の象徴である「パン」消費量の1位は意外にも、1000年以上の歴史を誇る古都・京都だ(2位は兵庫、3位は岡山)。パンと相性のいい「コーヒー」消費量も1位は京都(2位は鳥取、3位は滋賀)。昔から京都人は「合理的で新しもの好き」と言われており、パンが市販され始めた明治維新後から積極的にパン食を取り入れてきた結果と考えられる。

 また京都は「職人の町」でもあるため、片手で食べることができるパン食が普及したのだろう。パンに合う飲み物としてコーヒーが浸透したことは想像に難くない。人口あたりの「喫茶店数」ランキングでも京都は8位だ(2014年)。

■出所:家計調査(2012~2016年の平均値)

●データ提供/久保哲朗(「都道府県別統計とランキングで見る県民性」サイト運営)
 取材協力/浅野修三、空閑叉京(HEW)
 デザイン/infographics 4REAL

※SAPIO2017年6月号

関連記事

トピックス

ギリシャ訪問を無事終えられた佳子さま(時事通信フォト)
佳子さま、ギリシャ訪問時のファッション報道がフィーバー「北風と太陽」注目されるプリンセスの動向
NEWSポストセブン
(左から)小泉内閣の総理首席秘書官を務めた飯島勲氏、第1次安倍内閣で官房副長官を務めた的場順三氏(写真/時事通信フォト、共同通信社)
【証言・官房機密費】“政権の裏方”飯島勲・元総理首席秘書官、的場順三・官房副長官が語る「使わなかった理由」「話すべきでない理由」
週刊ポスト
【初主演海外ドラマが続編決定】山下智久、ワールドワイドな活躍を支える「夜遊びやめてジム通い」「家族による万全のサポート」
【初主演海外ドラマが続編決定】山下智久、ワールドワイドな活躍を支える「夜遊びやめてジム通い」「家族による万全のサポート」
女性セブン
愛子さま
愛子さま、近い立場で他愛のない話をできるのは佳子さまだけ 「どこのコスメを使われているのですか?」と真剣に相談も
女性セブン
小学館が公表した「調査報告書」より抜粋
ドラマ『セクシー田中さん』脚本家の交代要請は妥当だったのか 小学館調査報告書のポイント
NEWSポストセブン
黒柳徹子のミュージアムができる
【人生の集大成】黒柳徹子の“ミュージアム”が軽井沢に建設中 計画をリードするのは“ビーズ界のカリスマ”
女性セブン
世界で活躍する真田
【全文公開】真田広之がサシ飲みでエール 俳優転身の次男・手塚日南人が明かす“知られざる離婚後の家族関係”
女性セブン
手指のこわばりなど体調不安を抱えられている(5月、奈良県奈良市
美智子さま「皇位継承問題に口出し」報道の波紋 女性皇族を巡る議論に水を差す結果に雅子さまは静かにお怒りか
女性セブン
今シーズンから4人体制に
《ロコ・ソラーレの功労者メンバーが電撃脱退》五輪メダル獲得に貢献のカーリング娘がチームを去った背景
NEWSポストセブン
“渡される側”のリアルを明かす田原総一朗氏(写真/共同通信社)
【証言・官房機密費】田原総一朗氏が明かす“渡される側”のリアル 和服の女性が渡した紙袋に入っていた「100万円の封筒が10個」
週刊ポスト
兄弟
《愛情秘話》平野紫耀&莉玖兄弟、病気を乗り越え育ててくれた母への感謝「頑張っているのは親のため」「ダンスに関しては厳しかった」
女性セブン
高橋一生&飯豊まりえ
福山雅治&吹石一恵、向井理&国仲涼子、高橋一生&飯豊まりえ…「共演夫婦」の公私にわたる絶妙なパワーバランス
女性セブン