私たちの毎日の洗濯、実は間違いだらけだった!? 洗濯のエキスパートたちに取材すると…やってはいけないことばかりだった。
◆浴室乾燥では、たくさん干していい?
目いっぱい干すのはNG。量が多い場合は乾きやすいものを先に乾かし、2回に分けて。浴室乾燥の温風の真下に乾きにくいものや長いものを干すと乾きが速い。「部屋干しよりふっくら干し上がり、しわも取れます」(家事アドバイザー・藤原千秋さん)
◆夫の運動着や子供のユニフォームのニオイが強烈すぎる!
洗濯後に除菌消臭スプレー、逆さバンザイ干しに。汗臭など、ニオイの強い洗濯物は漂白剤を入れて洗うこと。さらに洗濯後、濡れている状態の時にたっぷりと衣類用の抗菌消臭スプレーをしておくと、菌が繁殖するのを防げる。
◆パーカーがなかなか乾かず困ってます
ピンチハンガーを使って逆さに干すことで、乾きにくいフードの重なり部分や脇の下部分が伸びて乾きやすくなる。ファスナーを開けて風を通りやすくするとさらに◎。
◆ドラム式洗濯機で洗ったタオルを外干しすると、雑巾みたいにゴワゴワになっちゃうんです
干す前に20回振りさばく。ドラム式はたたき洗いのため、タオルのパイルが寝てしまいがち。洗濯機で乾燥まで行えばフワフワに仕上がるが、外に干す時は20回ほど振りさばくことで、パイルが起きてふっくら感が戻る。
◆「部屋干し専用洗剤」って、何がどう部屋干し専用なの?
部屋干しのいやなニオイに特化した洗剤。独特な生乾き臭の原因菌に効く抗菌成分を入れている洗剤、特定のニオイ菌を消臭することに長けている洗剤など。梅雨時の部屋干しにおすすめ。
◆部屋干しのスタンドは、部屋のどこに置くのがベスト?
窓から離して部屋の中央付近に。部屋の中央付近に置き、風を通して乾きやすくする。扇風機は洗濯物の下から当てる。スタンドの下にタオルや新聞紙を置くとフローリングを湿気から守り、洗濯物の乾きも速い。
※女性セブン2017年6月8日号