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2017.06.01 07:00  週刊ポスト

三菱UFJ頭取が電撃退任 “体調不良”を招いた理由とは

長期政権も予想されたが(小山田氏。写真:時事通信フォト)

「サプライズなしの大本命が就任」──昨年4月、誰もが納得する人事で頭取に就任したはずが、わずか1年でサプライズ退任となった。5月24日、三菱東京UFJ銀行は小山田隆頭取(61)の退任を発表した。小山田氏は東大経済学部を卒業後、旧三菱銀行に入行。30代から“将来の頭取候補”といわれてきた切り札的人物で、長期政権を予想する者もいた。

「大物バンカーとしての実力は誰もが認める小山田さんの唯一の泣き所が英語力でした。親会社の三菱東京UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は銀行の海外進出を掲げ、ちょうど外国人の社外取締役を初めて招く方針を固めたばかりでした。

 みずほ銀行や三井住友銀行もこの4月から国際畑の頭取が就任した。海外勤務経験が薄い小山田さんは頭取就任直後からマンツーマンで英語のレッスンを受けて弱点をカバーしようとしていましたが、まさかそれがストレスになったわけじゃないでしょうが……」(MUFG関係者)

 金融ジャーナリストの小泉深氏が言う。

「三菱東京UFJの頭取の任期は基本的に4年で、1年で辞めた例は過去にない。さらに過去の頭取は東大か京大出身者で占められていますが、小山田氏の後任の三毛兼承(みけかねつぐ)・副頭取は慶應大学出身。つまり、本命の後継候補の準備が整わないまま繰り上がった可能性もあります」

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