「ウッズは昨年10月、ベンチャービジネスを行なうブランド『TGR』を立ち上げたばかり。再起とともにゴルフグッズ販売などの事業を拡大させていくつもりだったが、人気低迷が原因となり、そちらも上手くいっていないようだ」(同前)
米経済誌『フォーブズ』が公開している「アスリートのブランド価値ランキング」では、ウッズは不倫騒動を起こした直後の2010年でも1位を維持し、その価値は8200万ドルといわれていた。だが、昨年はテニスのロジャー・フェデラー(35)や陸上のウサイン・ボルト(30)らの後塵を拝して5位に陥落。それでも5位というのは驚きだが、その価値は3分の1の2300万ドルに急落している。
ガタガタと音を立てて崩れていく自身のブランド力。その焦りといらだちが彼を激変させてしまったのかもしれない。
※週刊ポスト2017年6月16日号