家出した中学生を売春させたとして逮捕された三ノ輪勝容疑者(左はInstagramより)
「事件があった時期だと思います。夜7時くらいに『キャッキャ』みたいな女の子の声が聞こえて……」──6月9日、家出中の14歳の少女を自宅に住まわせ、売春させた疑いで自称・暴力団員の三ノ輪勝容疑者(33)と無職・伏見千尋容疑者(32)が逮捕された。
少女は当時、家出中だったとみられ、親が警察に行方不明届けを出したことで事件が発覚した。大手紙社会部記者が解説する。
「伏見容疑者はSNSを通じて少女と知り合い、6日間にわたって自宅に住まわせ、『やってみる?』などと、売春行為をするようにそそのかした。この間、三ノ輪容疑者は少女になりすまし、出会い系サイトなどで売春相手を募っていたこともわかっています。
捜査関係者によれば、少女は埼玉県内のホテルにおいて、少なくとも2回にわたって売春行為をさせられたといいます。このとき対価で得た計12万円に関しては、少女の手には渡らず両容疑者が授受した。一連の容疑については『間違いない』『金を稼ぐためにやらせた』などと認めており、調べが進められている」
少女を未成年だと知りながら売春をさせるという悪質な事件だが、話題になっているのは三ノ輪容疑者の風貌だ。