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逮捕のT.ウッズは現在世界876位、副業にも大きな影

ウッズ人気はもはや昔話か(AFP=時事)

 たるんだ頬に無精髭、そして生気を失った目──タイガー・ウッズ(41)の顔は、全盛期の精悍さとかけ離れていた。

 5月29日、飲酒・薬物運転の疑いで逮捕されたウッズ。その際に撮影されたという彼の姿は、世界中で話題となった。『スッキリ!!』(日本テレビ系)では司会の加藤浩次が「これ見るとショックだよね……」と絶句。米大手スポーツチャンネル・ESPNは「彼がこれまで経験してきた苦難を写し出すような写真だ」と評した。

 逮捕についてウッズはアルコール・薬物の使用を否定している。それを信じるならば、彼の容貌を変えた原因は“本業の不調”だろう。

 全盛期にはツアーで連戦連勝、4大メジャーでは史上2人目となるトリプルグランドスラム(4大メジャー全てで3勝以上)を達成するなど、向かうところ敵なしだった。が、2009年11月に不倫が発覚したのを機に、彼の“転落”が始まった。車で妻から逃げる最中に交通事故を起こして負傷しツアーを欠場。その後は腰のケガなどに悩まされ、2016年は1試合も出場できていない。

 逮捕直前の5月28日に発表された世界ランキングは876位。

「復活を信じるファンも多いですが、ジョーダン・スピース(23)やローリー・マキロイ(28)、ジェイソン・デイ(29)らの台頭によって、ウッズ人気はもはや昔話になっている」(在米ゴルフジャーナリスト)

 本業の不調は、サイドビジネスにも大きな影を落としているという。

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