たとえば時計や靴だけを高級品にしたりする“一点豪華主義”でいいんです。スカーフを首に巻くなど、小物をアクセントに活用するのもコツです。安い服で全身をまとめても、一気に締まって見えるようになる。
〈ファッションを変えて見た目に自信を持てるようになったら、次に極めるべきは趣味だという〉
岸田:僕のように“ヨコシマ”な気持ちを動機に(笑い)ピアノを習って「ピアジジ」になるのもいいでしょう。
「旅が趣味」という人へ向けて『GG』では「クルーズ旅行」を特集するつもりですが、クルーズ旅は費用がかかる。金がないというなら、ロードバイクやミニベロ(小径自転車)のような“おしゃれ自転車”で旅をする「チャリジジ」になってもいい。
「ドライブが趣味」という人には、“ちょい古車”をオススメします。新車は、街で同じ車種に乗っている人がたくさんいるので、自分のセンスを反映しにくくなる。でも、1970年代のフォルクスワーゲン・ビートルなら50万円で手に入る上、他人と差別化ができ、個性的でお洒落ですよね。女性ウケもいいんですよ。
※週刊ポスト2017年6月16日号