【1】まず、「にんにくみそ床」を作る。にんにく1玉分は1片を半分に切って芽を取り除く。みそ2種類(赤みそ+麦みそなど、好みで可)各500g、酒1/4カップを大きめのボウルなどに合わせ、ほうろうの蓋付き容器に移し、にんにくを中に埋めて冷蔵庫で10日~2週間休ませる。
【2】牛肉を漬ける。たたき用牛ももたかまり肉200gは常温に戻しておく。
【3】鍋に湯を沸かし、酒大さじ3を加え、【2】の牛肉を入れて10分ぐらいゆでる。粗熱を飛ばし、【1】に漬けて冷蔵庫で5時間ぐらい寝かせる。
【4】みそを剥ぎ落とし、薄切りにして、4cm長さに切ったあさつき適量と盛りつける。
※漬けてあるにんにくも、数か月でべっ甲色になったら、薄切りにしていただく。にんにく臭はべっ甲色になると口には残らない。
「これまでいろいろなみそを使ってきましたが、私の好みにピタッと合ったのが甘口の『つやほまれみそ』と辛口の『いなか味噌』。かれこれ20年愛用しています。『いなか味噌』は岐阜の飛騨地方に古くから伝わる製法で造られ、少し酸味のある味が気に入っています」(松田さん)
撮影/鍋島徳恭
※女性セブン2017年6月22日号