国内

ポスト安倍に小泉進次郎氏浮上 次の改造で厚労相起用か

いよいよ期待の星が初入閣か?

「一強」の安倍晋三首相の弱点は「後継者」が育たなかったことかもしれない。「総理の意中の後継者は下村博文さん、その次は稲田朋美さんだ」──かつて安倍後援会の大幹部はそう語っていた。だが、下村氏は加計学園スキャンダルに巻き込まれ、一時は「将来の女性総理候補」と持てはやされた稲田防衛相も森友学園疑惑や自衛隊PKO部隊の日報隠蔽問題で集中砲火を浴び、いまや党内に総理候補と考える者はいない。

 そこで2人にかわる新たな安倍後継者候補に浮上しているのが小泉進次郎氏だ。官邸の安倍側近筋が語る。

「官邸は次の改造でいよいよ小泉氏を厚労大臣に起用する方向だ。こども保険制度創設を提唱しているから、政権の次なるテーマの教育無償化を担当させるにはぴったり。なにより、クリーンイメージでムードを変えることができると期待されている」

 小泉氏は首相のライバルである石破茂・元幹事長に近いとされ、これまで「大臣にはならない」宣言で入閣の誘いを事前に断わってきた経緯がある。

 ところが、最近、その言動に変化が見られる。6月1日に日本記者クラブで開いた会見で、小泉氏は加計学園問題について質問されると「私は国家戦略特区、賛成です」と安倍首相擁護の姿勢を見せ、こう言い放った。

「この問題を見ていて思うのは、やっぱりフェイクニュースの時代ですね。何が本当で何が嘘か。一連の報道を見ていても、分からない。これって書かれる立場にならなきゃ、分からないですよ。(中略)だから痛切に最近のいろいろな報道を見ていると、トランプ米大統領がフェイクニュースという言葉をずいぶん有名にしたが、日本にもフェイクニュースは蔓延している」

関連記事

トピックス

不倫疑惑が報じられた田中圭と永野芽郁
《離婚するかも…と田中圭は憔悴した様子》永野芽郁との不倫疑惑に元タレント妻は“もう限界”で堪忍袋の緒が切れた
NEWSポストセブン
成田市のアパートからアマンダさんの痛いが発見された(本人インスタグラムより)
《“日本愛”投稿した翌日に…》ブラジル人女性(30)が成田空港近くのアパートで遺体で発見、近隣住民が目撃していた“度重なる警察沙汰”「よくパトカーが来ていた」
NEWSポストセブン
多忙の中、子育てに向き合っている城島
《幸せ姿》TOKIO城島茂(54)が街中で見せたリーダーでも社長でもない“パパとしての顔”と、自宅で「嫁」「姑」と立ち向かう“困難”
NEWSポストセブン
不倫疑惑が報じられた田中圭と永野芽郁
《スクショがない…》田中圭と永野芽郁、不倫の“決定的証拠”となるはずのLINE画像が公開されない理由
NEWSポストセブン
小室圭さんの“イクメン化”を後押しする職場環境とは…?
《眞子さんのゆったりすぎるコートにマタニティ説浮上》小室圭さんの“イクメン”化待ったなし 勤務先の育休制度は「アメリカでは破格の待遇」
NEWSポストセブン
千葉県成田市のアパートの1室から遺体で見つかったブラジル国籍のボルジェス・シウヴァ・アマンダさん、遺体が発見されたアパート(右・instagram)
〈正直な心を大切にする日本人は素晴らしい〉“日本愛”をSNS投稿したブラジル人女性研究者が遺体で発見、遺族が吐露した深い悲しみ「勉強熱心で賢く、素晴らしい女の子」【千葉県・成田市】
NEWSポストセブン
女性アイドルグループ・道玄坂69
女性アイドルグループ「道玄坂69」がメンバーの性被害を告発 “薬物のようなものを使用”加害者とされる有名ナンパ師が反論
NEWSポストセブン
遺体には電気ショックによる骨折、擦り傷などもみられた(Instagramより現在は削除済み)
《ロシア勾留中に死亡》「脳や眼球が摘出されていた」「電気ショックの火傷も…」行方不明のウクライナ女性記者(27)、返還された遺体に“激しい拷問の痕”
NEWSポストセブン
当時のスイカ頭とテンテン(c)「幽幻道士&来来!キョンシーズ コンプリートBDーBOX」発売:アット エンタテインメント
《“テンテン”のイメージが強すぎて…》キョンシー映画『幽幻道士』で一世風靡した天才子役の苦悩、女優復帰に立ちはだかった“かつての自分”と決別した理由「テンテン改名に未練はありません」
NEWSポストセブン
女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKIが結婚することがわかった
女優・趣里の結婚相手は“結婚詐欺疑惑”BE:FIRST三山凌輝、父の水谷豊が娘に求める「恋愛のかたち」
NEWSポストセブン
テンテン(c)「幽幻道士&来来!キョンシーズ コンプリートBDーBOX」発売:アット エンタテインメント
《キョンシーブーム『幽幻道士』美少女子役テンテンの現在》7歳で挑んだ「チビクロとのキスシーン」の本音、キョンシーの“棺”が寝床だった過酷撮影
NEWSポストセブン
タレントで医師の西川史子。SNSは1年3ヶ月間更新されていない(写真は2009年)
《脳出血で活動休止中・西川史子の現在》昨年末に「1億円マンション売却」、勤務先クリニックは休職、SNS投稿はストップ…復帰を目指して万全の体制でリハビリ
NEWSポストセブン