ライフ

植民地支配は民族独立奪う悪質行為と決めつける短絡的な批判

作家の井沢元彦氏が考察

「歴史に学べ」という言葉がある。現代の世の中をとらえるとき、よく使われる言葉だが、過去の歴史をさらに古い過去と比較し、学ぶこともできる。作家・井沢元彦氏による週刊ポストの連載「逆説の日本史」より、江戸時代の日本にも、植民地支配を受けたかもしれない過去があったことから、現代の民主主義の可能性について考察する。

 * * *
 ジャッキー・チェンはなぜジャッキー・チェンなのに、安倍晋三はなぜシンゾー・アベではないのか?

 まず大スターのジャッキー・チェンのことはよくご存じだろう。彼はもともと中国人で陳港生(チャンコンサン)が本名だが、Jackieという英語名は単なる芸名では無い。彼はイギリス統治下の香港で生まれた「香港人」だから英語名を持っているのだ。では、なぜ香港はイギリスの植民地だったのかと言えば、1841年に清国がイギリスとのアヘン戦争に敗れ、翌年の南京条約で香港を奪われたからである。

 結果的にはその後の外交交渉で香港は1997年に中国に返還されたが、この時点では租借つまり期限後の返還では無く永久割譲であった。しかも、イギリスはその後アロー戦争を清国に仕掛け香港島の対岸の九龍半島まで奪い取った。1860年、日本では大老井伊直弼が桜田門外で暗殺された年である。

関連記事

トピックス

人目を忍ぶような変装姿で帰途に就く篠田麻里子
【スクープ】篠田麻里子「半年も2才の娘と会えてない!」夫と泥沼全面戦争
女性セブン
28年ぶりに『NHK紅白歌合戦』へ出場する篠原涼子
篠原涼子、28年ぶりの紅白歌合戦出場で注目集まる前回超えの「大胆衣装」
週刊ポスト
熟年離婚していた山川豊
山川豊「自分はワンルーム、妻は豪邸」演歌界屈指の人格者、太っ腹な熟年離婚していた
NEWSポストセブン
サッカー日本代表選手 躍動を支えるパートナーとの幸せあふれるショット
サッカー日本代表選手 躍動を支えるパートナーとの幸せあふれるショット
女性セブン
秋篠宮の胸中とは(時事通信フォト)
秋篠宮さま、誕生日会見で小室さんに関して「ゼロ回答」 眞子さんとの溝は修復困難か
女性セブン
元気いっぱいの駅前チアガールは、毎週月曜と木曜の朝に新宿駅や池袋駅、後楽園駅や新橋駅、横浜駅などで活動する
朝8時の駅前チアガール 誰に頼まれたわけでもなく通勤・通学の人々を励ます
週刊ポスト
長井秀和が語る、創価学会芸能部「芸能人は客寄せパンダのような存在です」
長井秀和が語る、創価学会芸能部「芸能人は客寄せパンダのような存在です」
女性セブン
玄関のインターフォンにうつる配達員男性
《告発》「ひとめぼれしました…」60代『出前館』配達員男が女性宅ポストに恐怖の手紙 被害者女性が耳を疑った運営元の対応
NEWSポストセブン
アントニオ猪木さん
アントニオ猪木さん、遺骨をめぐり“親族バトル” 娘は「猪木家の墓」への分骨を拒否
女性セブン
ヒロミと松本伊代
松本伊代「落とし穴」で骨折の重症 収録中に「人間ロケット」花火1万本で大やけどを負った夫・ヒロミの“沈黙”
NEWSポストセブン
九州場所
大相撲九州場所 土俵際の溜席に毎日座る話題の「着物美人」何者なのか本人直撃してみた
NEWSポストセブン
ポーズを決める丸山容疑者
「女性を見極めるポイントは尻、足」妻殺害容疑の長野県議“女好きインタビュー”の全貌 逮捕後に即削除
NEWSポストセブン