国内
2017.06.28 16:00 週刊ポスト
「大学入試英語改革」で文科省は何がやりたいのか

大前氏が文科省の方針に意見を述べる
日本人は英語が下手だと言われる。だからこそ、教育の内容が原因なので変えていこうというかけ声の下、様々な改革が政府によって行われつつある。しかし、経営コンサルタントの大前研一氏は、文部科学省が明らかにした「大学入試英語改革」について、疑問を投げかける。
* * *
文部科学省が大学入試センター試験に代わって2020年度に始める「大学入学共通テスト(仮称)」の概要が明らかになった。しかし、入試の何をどう変えたいのか、どんな学力を測りたいのか、さっぱりわからない。
新しい共通テストは、国語と数学は現在のマーク式に加えて記述式問題を3問ずつ出題する。英語は共通試験を廃止して実用英語技能検定(英検)、TOEICなどの民間試験の中から文科省が認定する試験に移行し、言語能力を評価する国際指標「CEFR」(ヨーロッパ言語共通参照枠)に基づいて6段階で評価した成績と試験の素点を大学に提供するという。「知識偏重から脱し、思考力や表現力を測る入試への一歩」だそうだが、名称案も含めて変更の意図がわからない。
とくに理解不能なのが、英語の試験の民間試験への移行である。もう自分たちには試験問題を作る自信がないから民間に頼るということなのか、それとも他に何か理由があるのか?
関連記事
トピックス

小室圭さんの釈明会見はあるのか 問題は「眞子さまが出席なさるか」
女性セブン

福原愛の不倫疑惑に「台湾はバッシング」「中国は同情」大違いの理由
NEWSポストセブン

ソロキャンプにはまる女性たち 少女漫画やYouTubeの影響が自粛ムードで増幅か
NEWSポストセブン

福原愛、横浜不倫デート2日目の全貌 仲良くパンケーキを堪能
NEWSポストセブン

沢田研二に何が? ファンクラブ、事務所閉鎖に主演映画も延期
女性セブン

離婚成立KEIKOが告白 小室哲哉の不倫会見で「許せなかったこと」
女性セブン

天皇陛下のご発言に眞子さま動揺 怒りの矛先は何もせぬ小室さんに?
女性セブン

福原愛の横浜不倫デート1日目の全貌 ソフトクリームを「あーん」も
NEWSポストセブン