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やせたい、健康でいたい…、45才から続けられるジム潜入

暗闇エクササイズ『フィールサイクル』を体験したオバ記者こと、野原広子(60才)

「やせたい」「健康になりたい」など、ジムに行く動機はさまざまだが、一般的に45才以降の女性が鍛えるべきは、体幹と太ももだという。

「30才を過ぎると年1%ずつ筋細胞が死滅して、50才では20%も低下しますが、それを食い止めるためには運動が不可欠。太ももなどの大きな筋肉は、使わないと急速に衰え、転倒の原因になります。一方、大きな筋肉を鍛えることで代謝がアップし、やせやすい体質になります」と北海道教育大学岩見沢校スポーツ文化専攻准教授の寅嶋静香さん。

 運動に慣れていない人は、会員が女性だけ、暗闇の中で行うなど、人の目を気にしないでできることも大きなポイントに。また、スタッフが明るい、仲間と楽しみながらできるなど、和気あいあいとした雰囲気が、女性には意外と大切なのだという。

 50代以上の女性に支持され、今や全国に1800店舗ある『カーブス』は、実はアメリカ生まれ。最大の特徴は米・ベイラー大学との共同研究で開発されたプログラム。30秒ずつ筋肉トレーニングと有酸素運動を繰り返し、30分でトレーニングが完了する。

 とはいえ、お化粧が落ちたり着替えが必要なほどハードではないので、シャワーや特別なウェアは不要。忙しい主婦も、面倒くさがりやさんも夕食の買い物のついでに立ち寄れる手軽さは、画期的!

 続いて、人気の暗闇エクササイズの先駆け『フィールサイクル』は、ミラーボール煌めく空間で、大音量の音楽に合わせてバイクを漕ぐエクササイズだ。キラキラな雰囲気に躊躇する人もいるかもしれないが、本場アメリカよりも暗くしているというスタジオは、隣の人もよく見えないほど。できないことがあっても人の目が気にならないし、ノリノリで楽しむのもアリ!

 プログラムは燃焼や引き締めなどの7つで、音楽のジャンルも選べる。しかも1レッスン(45分)で400~800kcalを消費するというから、ダイエット効果も抜群。大量の汗をかき、非日常の爽快感がストレス発散になると、ハマる人が続出。20~70代まで幅広い層が通うという。

※女性セブン2017年7月13日号

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