「現役時代から応援してくれていた方々が、仕事探しの面でも力を貸してくれました。私には嫁と子供がいますが、これまでは“懲役は仕方がない”と考えてヤクザをやっており、家族に辛い思いをさせないか、と常に不安と隣り合わせでした。
そういった不安が払拭され、ささやかな暮らしを送れていると思います。元ヤクザが仕事を見つけるのは難しいと思うかもしれませんが、あくまで本人のやる気次第でしょう。私の場合はヤクザ時代の人脈が生きた。むしろヤクザ時代があったから今の幸せな生活があると思っています」(沖田氏)
※週刊ポスト2017年8月11日号