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今井絵理子が実践、宿の備え付け浴衣での外出はアリ?

備え付け浴衣で出歩くのはマナー違反?

 この夏、ある意味いちばん世間を熱くさせた今井絵理子議員(33才)の略奪不倫騒動。政治家同士の不倫であったこともさることながら、別なところでも注目を集めた。週刊新潮が掲載した今井議員がバスローブ姿でエレベーターに乗っていた写真が大反響を呼んだのだ。

「今井さんの行動は、裸で外を歩いているのと一緒です」。眉をひそめながらこう嘆くのは、旅先のマナーに詳しい淑徳大学観光経営学科教授の千葉千枝子さんだ。

「ホテルのエレベーターや廊下は公道と同じ。また、備え付けのルームウエアやバスローブはバスタオルと一緒で、あくまで部屋の中で羽織るもの。一歩でも外に出るのはマナー違反です」

 本誌・女性セブンでは、この論争に決着をつけるべく、30~60才の男女200人に緊急アンケートを実施。「宿に備え付けのバスローブでエレベーターに乗るのはアリかナシか?」という質問に9割以上が千葉さん同様に「ナシ」と回答。やはり今井センセイの行動は“マナー違反“と感じている国民は多いようだ。

 一方で「旅館に用意されている浴衣で外を出歩くのも、ナシってことなのでしょうか?」(40代女性)という声も聞こえてきた。

 そこで「宿に備え付けの浴衣で外出するのはアリかナシか?」というアンケートもとってみると、今度は「アリ」と答えたのが47%、「ナシ」と答えたのが53%と、意見は五分五分。バスローブと浴衣では大きな差が出た。

「お祭りや花火大会でも浴衣を着るのだから、外に出ても問題ないと思います」(30代女性)
「寝間着として置いてあるわけでしょ? 温泉に入って脱いだり着たりしているうちに、はだけてくるし、せいぜい旅館のロビーまでじゃないですか」(60代男性)

 両者の意見がぶつかり合うなか、前出の千葉さんは「旅館の場合、浴衣がドレスコードなので外出しても問題ありません」とアリ派に軍配。ただしホテルの場合は、浴衣もバスローブと同じ扱いのためNGだという。

※女性セブン2017年8月24・31日号

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