スポーツ
2017.08.28 16:00 週刊ポスト
ハリル監督更迭論再浮上 反・田嶋会長派からのリーク説も

決戦は木曜日
勝てばワールドカップ出場決定、負ければ出場圏外のグループ3位転落が見えてくる──8月31日、サッカー日本代表にとって天下分け目の決戦となるオーストラリア戦を迎える。その直前の23日、盛り上がるムードに水を差す報道が飛び出した。
〈豪戦ドロー以下でハリル監督解任へ〉(日刊スポーツ8月23日付)
記事中では〈オーストラリア戦に負けた場合、今の体制でサウジとのアウェーに向かうことは考えにくい。引き分けても試合内容によっては監督更迭があるかも〉という日本サッカー協会関係者のコメントを紹介している。
「これは日本代表と協会内部でハリルホジッチ監督への不満が限界まで高まっているからこそ出てきた報道だ」と話すのは、ある協会関係者だ。
「今回の更迭話はハリル監督を徹底して庇い続ける田嶋幸三・会長に敵対する協会内の派閥からのリークだという説が根強い。かつて会長選挙を戦った原博実氏が専務理事を退いてからも、会長反対派は多数おり、火種は燻っている。
反対派は、選手たちの不満を細かく吸い上げているようです。試合後半に疲弊を招くカウンター中心の戦術に疑問を持つ選手が多いことはよく知られているが、特に評判が悪いのが若手への高圧的な指導。個別面談は1時間以上になることもあるようです。その現状を見かねて、ハリル監督からの信頼が厚い本田圭佑すら『若手が監督のやりたいことを聞きすぎている』と公然と批判している。代表の起用方針についても前言撤回が多く、W杯へ向けてのチーム戦略も展望も見えない。もし万が一、W杯出場を逃すことがあれば、ハリル退任はおろか会長の責任問題にも発展しかねない」(同前)
関連記事
トピックス

橋本聖子氏 セクハラより蒸し返されたくない「実父の20億円借金」
女性セブン

天皇陛下のご発言で窮地 眞子さまに残された道は「駆け落ち婚」か
女性セブン

秋篠宮家で1年間に5人の宮務官が依願退職 背景に眞子さま結婚問題か
週刊ポスト

ビートたけしが「あだ名禁止はいじめ対策に逆効果」と語る理由
NEWSポストセブン

福原愛、帰国で夫婦別居へ SNSに意味深ポエム、結婚指輪も外し…
女性セブン

鶴瓶の長男・駿河太郎、交通事故泥沼裁判 父に秘密にしていた事情
女性セブン

ステーキ汚職の総務省が「リーク犯捜し」に血眼になっている
NEWSポストセブン

残留農薬検査、現場ルポ 食卓の安全・安心はこうして守られる
NEWSポストセブン